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僕ヤバの中心の話

僕ヤバの中心の話です

僕の心のヤバイやつ、指してるものは恋心。
という物語なので、それは市川の恋心であって、恋の対象は山田
なので僕ヤバの主人公は市川ですが、世界の中心は山田です。

……というのが、おそらくKarte48までの話です

今の僕ヤバの中心は?

物語の中心はKarte85時点で、おそらく市川に移りつつあります
というのも、市川自身の自己肯定が始まり市川自身の歩む方向性が決まりつつあること。
何を成すかに焦点が当たりつつあることからも明らかですが、1つ決定的なポイントがあります。

濁川くんという存在

さてみなさん、濁川くんが出てきたのはいつでしょう。
そう、Karte49ですね。

はじまり

タイミングは、クリスマス回の直後です

濁川くんは市川の心の代弁者です。
彼が出てきたのはクリスマスで伝えられそうな気がした後
要は告白をするに至るためのスタートを切る一番最初です。

そこに新キャラ?が出てきたのはたぶん意味があって。

僕ヤバの人間性の表現方法は

ここで最初に戻りますが、僕ヤバは"市川の視点"によって"山田という少女"がどういう人間なのかを映しだす話です。

これをもうちょっと広くとると。

僕ヤバは他人の視点によって対象の本質を語る話です

この事実から導き出される答えというのが

濁川くんは市川の本質を語るための存在。

ということです。

なぜ濁川くんが必要だったかというと、市川は結構曲者なので自分自身を正しく評価・客観視することができない。
そういうネジくれたバイアスを外した第三者の形を借りた視点として、濁川くんが出てきた……と見ることもできるのではないでしょうか。

市川を映しだせる他者としての自分、それが濁川くんだと思うのです。

この、本質を映すための存在が出てきたということで、
Karte49~Karte85が市川が話の中心であったと言っていいのだと思います。

まとめ

というわけで、最近の僕ヤバ結構初期と違うなと思ったことをつらつら書いてみたのでした。
いや、市川の想いの先は山田で変わらないし山田ももちろん中心で。

Karte15が市川の中の山田の話であったのなら、
Karte85で山田の中の市川の話であるのでして。
なにも濁川くんが全ての根拠というわけでもないのですが。

ただ、こういう僕ヤバの人間評が他者によって語られるという観点から見ても、ここ最近の話は市川中心だったな……ということを語りたかったわけです。

そういうわけで、半分ギャグかと思った濁川くんがあれだけの強い言葉を発したのだと思い至ったのでした。

双方向世界の中心になりつつある僕ヤバ、この先どうなるのでしょうか。
楽しみです。

今回の報告は、以上です。

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