僕ヤバ@山田杏奈:経過観察2

Karte30時点の山田のまとめ

ハッピーバースデーな山田。

山田のプロフィール

お名前:山田 杏奈(やまだ あんな)
芸名 :秋野 杏奈(あきの あんな)
誕生日:9月10日
血液型:AB型
続柄 :不明(一人っ子?)
一人称:私
身長 :171cm↑(若干伸び、171.9cm)
学力 :普通(期末試験46位)
住居 :マンション(※Karte31)
将来の夢:女優?

【特記事項】
所属:バスケ部を退部(Karte34時点で帰宅部)
経験:付き合ったことがない(本当?)
ペット:犬を飼っている(Karte17で言及)
好きなマンガ:君色オクターブ
汗かき体質
吉田の呼び方がにゃあ


呼び方一覧

【変遷】

2巻は山田の心の動きに焦点を当てたストーリー展開になっている。
市川と違い、市川が自分に好意を持っていると気づいた段階から始まり、Karte27で市川を好きになり、
Karte30にてその気持ちの正体に気が付いている。

その過程の山田は、市川と異なりかなり積極的。
市川を見かければ話しかけるKarte16、マックで体当たりをかますKarte19……etc。
街中で市川を見つけるようになるなど、気持ちに変化が見える。

スキンシップの度合いも一瞬の接触のKarte19から肩に手を置くKarte20と、少しずつ接触時間の長いものとなり、Karte27においては鞄とはいえ抱きしめるなど、市川に対するパーソナルスペースが非常に狭まっている……。
というよりTwitterおまけを通じて仲が良くなっているのは事実で、知らずと市川へ心を許してきていたか。
元々小林に対してスキンシップの激しい山田なので、市川に対しても似たような事をしたいのかもしれない。

・想いの変化
Karte27にて片思いの終わりが言及される。

ただ実際のところ、山田の心を劇的に変容させたのは秋田書店編のKarte25と思われる。
というのも、バキの原稿を見た市川の笑顔。
これはいつもクールな彼が壁を取り払って山田に笑顔を向けるという、山田が知らなかった市川の一面が現れる
Karte1で山田の意外な一面に市川が心を奪われた場面にも通じるポイントであり、山田もまた、ここで市川に心奪われていたのではなかろうか。

真偽の程は置いておき、片思いの終わりであるKarte27以降は山田が市川に向ける表情は少々熱を帯びたもの。
Karte28は市川に嫌われたくない山田が顔を出し始め、
Karte30で山田は自分の気持ちを理解する。

その気持ちは市川にまだ知られなくても良いとして、お菓子の中に仕舞い込んで2巻は終わる。

追記事項

市川が少しだけ大人と評する山田。
2巻における山田杏奈は大人だっただろうか。

Karte16において退部させられたと告白する山田。その表情に涙はない。
眉尻は下がりつつも、口元には笑みを浮かべている。


Karte21では泣いていたが、人前で泣くようなことはしていない。
吉田や萌子の気を引く手もあったのだが、人知れず図書室で泣いていただけだ。

基本的に山田は涙を人に見せない。
Karte14も小林を追い出してから泣いている。
そういう意味で、悔し涙を人前で見せない山田はやはり少し大人だったのではなかろうか。
少なくとも、子供みたいに泣く姿は見られたくない気持ちは、大人になりたい山田の気持ちの現れと思われる。

そして、堪えきれなかったKarte15とKarte27が別格の出来事であったと言うこと。

その他

・男子の視線
足立の新木優利コメントに冷ややかな目を浴びせるところからも、性的な目で女子を見る男子にはかなり厳しい目を向けている。
一方で市川に対しては脚を見せつけるなど、少々矛盾した行為もちらほら。

と言っても、生来の美貌は山田と切り離せない一部であるため、こういう所を含めた山田として市川にアプローチしているのかも。

・小林との喧嘩
ナンパイに仲を裂かれそうになった回。
山田は小林が自分の囮にされているとは告げられず、ちょっとした口論に。
結果小林は理解してくれず、一人図書室で泣くことに。
口下手な山田の一面と、小林との口論で涙するなど、山田の人となりが現れた回。
最後のカラーではがっつりホールドしているのは、寂しがりか、独占欲か。

・それぞれの好きの自覚
記事:Karte27とKarte30の狭間を前提とした補足。
市川が山田のことが好きと気付いたKarte14。
山田が市川のことが好きと気付いたKarte27。
どちらも山田が泣いています。
今後も何かしら、山田の涙が意味を持つときが来るかも。

まとめ

山田は市川のことが好きになった

Karte16からの出来事の積み重ねを経て。
山田も好意を受ける側から、好意を向ける側に。

Karte16とKarte25以降における山田の"好き"の意味もまた変わってきた僕ヤバ第2巻なのでした。

3巻も相変わらずの天真爛漫っぷりで市川をやきもきさせてくれることでしょう(あと読者も)。

今回の報告は、以上です。

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