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ハクメイとミコチ:マンガに人生を救われるということ

これ

すごく思い入れのあるマンガ

概要

9センチメートルの世界。
小人であるハクメイとミコチの不思議な同居生活が、緻密なイラストで描かれるスローライフファンタジー。

擬人化された小さな動物たちとの二人の生活が、大自然と喧騒の中で繰り広げられていきます。

私の人生を救ってくれたマンガです

生きるってこんなに伸び伸びしたものだったっけ。
息を飲むほど繊細に描写された景色、そこに息づく昔ながらの往来。
日がな呑んで、食って、笑って。
ちょっと喧嘩したり、馬鹿騒ぎしたり、感傷に浸ってみたり……。

ハクメイとミコチを読んだ時、胸に押し寄せたのは"生きるって、こう言う事だったんだなぁ……"と。
そんな気持ちで胸が一杯になりました。

仕事に追われ、ただ腐っていくだけの人生。
そこに一筋の光が差し込んだような。
楽しく生きてみたい
そう思わせてくれたマンガです。

私の人生に喧騒は遠く、自然との触れ合いもないけれど。
ハクメイとミコチを手にとれば、失ったそれらに触れられる気がするのです

どこか懐かしい風景

雄大な自然や、どこか懐かしい見たこともない木造住宅……。
あたたかい人との繋がり。
ハクメイとミコチに描かれる世界は、人がどこかに置いてきてしまった忘形見のようでもあります。

このマンガを開くと私は。
もうどうしようもなく笑みが溢れてしかたなく、でもちょっとしんみりして鼻をすすったりしてしまう。
そんなマンガです。

そして、もう一つ大事なことが。
この二人を見ていると
どうしてもお酒が飲みたくなります
だって、めちゃくちゃメシが旨そうなんだもんな……

私は食事は燃料ぐらいにしか思って生きてこなかったですけど、この二人を思い浮かべながらちょっといいもの食べたらもう、それだけでめちゃめちゃご飯が美味しい

好きな事をやるって幸せ。
美味しいものを味わうと嬉しい。
ちょっとハメを外して生きるのって楽しい。

私は確かにこのマンガを通して、
創作によって心を救われるという得難い経験をしたのでした。

最後に

都会の喧騒や摩擦に疲れてしまった方、
息抜きにハクメイとミコチの世界に触れてみるのはいかがでしょうか。

この漫画に対して言えることは、
ただただありがとう。
それだけなのでありました。

今回の報告は、以上です。

追補

アニメの出来も原作と相違なく、素晴らしいです。


好きなことを好きな時に書く!それがストレスを溜めないライフスタイルなんだよ