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#僕ヤバ@山田私見2

山田の心のグラデーションについてです

僕ヤバ買え

前回!

引き続き完全に私見です!!


私見

・Karte17

金生谷さんと山田の回。
好意は感じつつも寄ってこない市川に2ショットを撮ろうと誘うも、
あえなく撃沈する山田。
かなりショックだった様子。
関根の存在を認識したりした後のご機嫌の鼻歌から、市川が取り合ってくれなかった理由を察したものと思われる
※金生谷さんにボールをぶつけられたことは、山田にとってどうでもいいことだったから(記憶すらしてない)。

今回は、市川に嫌われてなくてよかった、というオチ。

・Karte18

この頃から山田の女子力アピールが顔を見せる。
階段でスカートを隠したり、お料理するんだ!とかもそう。
プルーチェの導入はねるねるねるねの回と同じだが、ねるねの最後の山田は階段を駆け上がっているので色々と違う。全然違う。

この頃から山田と市川が学校でお菓子を食べてる共犯者になりつつある。

・Karte19

山田が女を連れた市川を目撃する回。
自分の会話をブロック⇒市川の会話で親族と確認⇒強襲。
めちゃくちゃ手慣れていて恐ろしい。

階段を駆け下りる音のデカさが山田の心の歓びを表しているようであり、
市川の真似に対してもイジっているものの嬉しそうである。

再登場の際もコロンを付けていて、女子力をさりげなく振りまく。
惚れろと言わんばかりだ。

余談だが、シャカチキ振ってるところ、誤字がある。

・Karte20

職質の回。
様子を見る市川の背後から現れる山田。
驚く市川に手を添えるあたり、待ってた上に心のよりどころにしている。
関係ない⇒ないの?
の会話には『一緒に図書室とかでお菓子食べてるじゃん……』の非言語コミュニケーションを感じる。
ズルい。

市川の弁護に釈然としないものの、市川が守ってくれたことがやはりうれしかったのか呼び捨てでいいよと言う。
紐を緩めるシーンが、山田の心の壁が一枚取り払われたようにも見える。

■-いいわけ-
練り消しは市川に渡すために作ったものと思われる。
※大きくして胸を張る理由が不明であるため。
 いいわけというのは、概ね後ろめたいことに対する弁解なのだから。

・Karte21

ナンパイ回。
市川が助けてくれると思ったのに、来てくれなくてガッカリ。

・チョコとミント

市川に大好きと言ってほしかった回。
言ってくれなかったので自分で言って反応を楽しむ山田。

Karte31以降の山田にこんな勇気はないので、自分が好きだとまったくわかってない。

・Karte22

ぼちぼち恋に恋する女の子らしくなってきた山田。
相合傘を狙って市川を待ち受けるものの計画は破綻。

市川の評価『楽しそう』が全て。
市川とのやり取りが楽しくてたまらないのだが、そろそろ気恥ずかしさも感じ始めている模様。

・Karte23

コイバナをする山田。
市川に聞かれていることを意識して
・私はフリー
・好きな人とこういうことしたい
とわざわざ教えている。

ぐいぐい来てよって事だろうか。

扉絵カラーの山田。
意味深な表情からして、『ほんとに"いつのまにか"が理由~?』と言っているような……気が……(非言語シチュエーションのため不明)

・Karte24

グループ選び。
山田は萌子の言葉に同調できない。
神崎も市川も山田にとってはデリケートな話題だ。

頭の良し悪しを論じられて頭にくる女子グループの中、山田だけはムッとした程度で済んでる。まあ、市川に頼んだ手前怒りにくいんだろう。

市川が自分がバカだと嘘をついてまで一緒のグループになってくれたことに笑みを浮かべる山田。
中々近寄ってこなかった市川なので嬉しいんだろう。

市川をグループ分けで擁護していた山田は、男子の中では市川が一番良いことは間違いないだろう。

・Karte25

インタビューでも言及された、今まで出てきたことがない山田の顔。
市川の動揺を敏感に察知して市川を助けた山田が得たものは、
市川の仮面がはぎとられた笑顔。

山田の目に輝きが走っていて、ときめきを感じていることは想像に難くない。
市川に目を奪われて碌に反応できない山田は、本気で珍しい。

・Karte26

もう市川の表情が気になって仕方がない山田。
髪が触れ合う距離で凝視してる上に、市川に指摘されるまで気付いてない。

Karte25の市川の笑顔に心奪われたまま、帰ってきてないのではないか。

足立の話にはそこそこで、市川のマンガ談議に人の顔をガン見してるので、
市川のことが気になって仕方ない。
山田はまだ気が付いてない。

・Karte27

まあ、この辺りは前に考察したのでこれを見てくれ。

怒ったことがない市川に怒鳴られてショックだったのか、
小林の話に合わせて市川を怒らせたのがショックだったのか、
このあたりは分からないところだけれども。

ともかく、山田が原因で泣いた山田に手を差し伸べたのは市川だ。

ここでようやく『市川の片思い』⇔『山田の片思い』の構図にシフト。
好きの自覚をしたものの、それが恋だとはわかっていない山田。

・Karte28

ちょっとぎくしゃくしてうまくいかない山田が描かれる。
陰キャディスを本意じゃないと伝えつつ、会話したくて来たものの、
また市川の嫌なことをしてしまったと焦る。

この頃から山田は臆病だ。
市川に嫌われたくなくて、ちょっと気弱に見受けられる。

でも、気にせず明日会おうと言ってくれる市川に笑顔になる。
そんな時間。

・Karte29

この脚は市川にお見せになっているのかしら?

この回は山田の動きは少ない。
会話の共有をしたい山田と、市川にセックスアピールする山田がいる。
※脚をわざわざ市川に向けている可能性がそこそこ高い。

あの手この手だし、山田自身は見た目に自信があるので見てほしいだろう。
好きな人なら。

・Karte30

気付く気持ちにより、恋を自覚して『両片思い』に。

職質回の再来を期待した山田。
不発だったものの、事件は起こった。

言うまでもなくタイトルで溶かされたのは山田の心。
チョコなど方便である。

扉絵。
口元を隠す行為は気持ちを隠すときに人間が行うことがあるそうだ。
諸説あるのでしっくりくる見方を探してほしい。

・染みこむ気持ち

好きな人との時間を増やそうと、勇気を振り絞って一歩踏み出す山田。
今までも帰っていたけれど、もうあの頃には戻れない。

気付いてしまった事を見なかったことにはせずに、
自分と市川に向き合う姿が描かれている

生と死の回の『ゆっくり帰ろ』がアンサーな気がしている。
※だしを持たせたのは、自転車に乗せないためかも。

まとめ

市川を落とすはずが、山田が落ちるという流れが2巻。
でも山田は気持ちを伝えることは無く、この時間を続けることを選択する。

この点については、Karte31以降を見るに山田の日常が重要そう。
女子コミュニティを壊さずに、デリケートな市川を攻略しなければならない山田だ。

山田はこの先ちょっと大変かもしれない。
でも、僕ヤバは僕ヤバなので手順をすっ飛ばして解決してしまうのかも。
この先の展開から目が離せないと思う年末なのでした。

【山田の心の動きの私見】
Karte17~Karte23:恋愛にあこがれてアピールする山田
Karte24~Karte27:好きかも
Karte28~Karte29:気持ちが定着しない時期
karte30~     :恋をしていると自覚した山田

今回の報告は、以上です。

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