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#僕ヤバ:Karte32考察(限界)

ネタバレするぞ~


☆ ☆ ☆


桜井のりお先生のつぶやきはこちら!!

JAD(女子は汗っかきじゃないとだめ)

闇の能力者

前フリ

さて、デカいジャージをきた市川のツイヤバ回が単行本に収録されました。
投稿も丁度ジャージ回あたりのなので元々補足的な投稿でしたね。

さて、本編入ります。

僕は距離をとれない

クソイベント・持久走。
イベントというか非常に辛いだけの体育の授業だったのはないでしょうか。インドア派の市川も類に漏れず、持久走は楽しくないだろうと思っていたよう(芸人の前フリか?)。

クラスメイトがわちゃわちゃやってるシーン久しぶりですね。
Karte14以来でしょう。担任の前田先生の背中もレア。

一緒に走ろ!!

恋バナした経験もあってか、山田は原さんに気を許している感がある。
特になんにも考えずに一緒に走ろと言ったりするし、心の距離も近い。

が、市川には既に暗雲が見えていたりする(察しが良すぎるよ……)。

何でもいいがこのコマの原さん可愛いな。

ぽてぽて

ちょっとぽちゃった走行SE。
どんどん原さんを引き離して市川に駆け寄っていく山田。
……そして、その様子を確認している目線の主は市川。

速攻で原さんのことなど頭から消え去って、市川しか見てない山田。
しかも原さんが声かけてるのに聞いてやしないんですよ。
太田が訝しんでるでしょ。

やっぱり
原さんを置いていくことは市川にはうすうす予測できていたらしい。
どういうこと……?

市川ダッシュ

山田は市川と一緒に走りたい。
市川はそんなことも知らず、男としての自負を見せる。

男子は身体の作りが強いこともあって、女子に負けたくないよな。

こういう小さい意地みたいなもの、正しい中二病って感じ。

が、山田お構いなしで全力疾走。
市川と一緒に走りたくて仕方ないの。
その上『早い、待って』である。一緒に走ろと言っているようなもんだ。
秘密が良いんじゃないのか。Karte27の発言は夢か?幻か?わからない……

まあ、そういうこともあってか、気恥ずかしさもあってか。
人前で絡むなと心の叫びをあげる市川。

ちょっと気恥ずかしいとかより、自分といる山田の価値が下がるとか思ってそうな発言だ。
好きな子が絡んできて嬉しくないこともなかろうし……。

謎のペースダウン

誘惑していく。体操服の裏の縫い目まであるのが気合って感じ。

ここで市川の下心卍解になるのホント中学性。
脱いでるコマの山田、中学生何ですかこれ?ヤバイですよ。
スポブラなのかブラ紐が見えません。え?作画の都合?ホントに?

体操着後ろ前

うわーホントだ

あのさぁ……

突然人前で服を整え始める山田。
いくら見えやしないからってこれははしたないんじゃないか。
しかもしっかり市川に目線をやって意識してる

わざと後ろ前間違えて仕込んできて、見せるために猛ダッシュしたんじゃないかとか疑いだすレベルだよ……。

でも何にも考えてないんだろうな……山田だしな……。

はぁはぁ

ひたっすら美しい表情と高い冬の空の下。
白く曇る吐息で無言で……………。

なにしてんすかこの人たち……公衆の面前ですけど……。

右目… はじめて見た…

はーーおっぱいでっけえなこのおんな。

もうヤダ助けて。
情事でしたっけこれ?えっ、こんなきれいなお情事が……?
いや普通に底抜けにきれいなシーンなんですけどね……。何言ってるんでしょうか……。

おっぱいでっけえと筆が乗ってるんだなって感じでおっぱい乗ってんなって感じですよ。肩のラインもすげえいいしな。うんもうなんだかよくわかんないっす。
胸の上にのった体操服のシワの丸さが最ッ高にうつくしいんだよ。
それだけが言いたかった。
ウソ。うなじも張り付いた紙もトーンのびかびか光ってる感じも(以下延々

あれ?ラインが

足元注意。
こんなコースアウトしてしまうまで相手のことしか見てなかった二人。

どういうことなんですか……周囲はなぜ止めてあげなかったんですか。
恋で盲目になって道を踏み外す二人になってもいいんですか?
ねえそんなこのままだと渋谷で初デートとかのたまう二人組が……

結局ビリ

長々とこんなやり取りをして視線を交えていたということでしょうか。
はあはあ言いながら、息を荒げて……呼気を交わして……おい……。

キーンコーンカーン
鐘の音が休み時間に食い込んでしまった事を告げる

となればクラスメイトがさっさと掃けるのは道理である……とこれだけで告げてくるのりお先生はやはりおマンガの空間の使い方がすごくうまいです。
ええ、そういうコマです。

も…ムリ…

はぁっ?!市川君と運動して足腰立たねえってか!?コラ山田!なんだあ?!エエッ!?どういうこと!?おい!!ええ!?原さんの前だぞ!!

市川君めちゃくちゃかわいくないですか?もう可愛くないですか?可愛いよな?オラ同意してくださってもかまいませんわよ?おほほほほ……。

伸びる白い手。
驚く市川。まあ驚くよね。起こしてってことだしさ。
意中の子からそんなこと求められるって思わないじゃん。

それに首を動かして周囲を警戒する市川。
こんなの見られたら山田の終わりだもんね。そりゃ警戒するよ。

――――みんな先に行っちゃったね

原さん!!!!!!!!!!

このひとわかってやってるんですよ。
市川が山田に気があることも薄々気付いてるし、山田が市川のこと好きなのも薄々気付いてるんですよ。
で、これだよ。

手つないでも大丈夫って教えてくれてんの。神フォローですよ。神。

もーマジ大人。すげえ。惚れる。
えっ、神崎が既に売約済み?あいつ人の目見るの良すぎない?なんて幸運に恵まれた少年なんだよ……。

まあいいや。

(無音)

手のひらで握り合うんですよ!!(クソデカ文章)

そこのキミ!!!!これをどう思うかね!!!!汗のこもった手のひら同士の濃厚!!!接触!!!これが踊らずにいられるか!私は踊るぞ!!!!

オトナの心理テストの診断結果(Karte13)を超えるヤツですよ!!手の甲タッチなんて生易しいもんじゃねえ!!!!うおあ!なんですか!!!!どういうことですか!?

お尻でぱんぱんするのどういう意味ですか!!!???えっ!!!尻を!!中学生が?!!ぱんぱん!?!?!

ドーン

また?Karte19のマックかな?

はいドーンまた来週、よろしくねうふふふふ……。
みたいなシーンですね。もう原さんがほわほわするだけのコマです。
手を握りこんだままやるのがポイントですね。

ごめんね原さん

速攻約束を破ったことを詫びる山田。一応覚えてはいたらしい。

原さんは後ろからずっと見ていたはずなので、もう両片思いは確信に至るんじゃないでしょうか。それこそ付き合ってると誤解するレベルで。

山田の吹き出しがフニャフニャしてるのは市川の前で指摘してほしくないからでしょうか。まだバレたくないのかも。
そして市川も見られてることは知っているので、まあだんまり。
Karte23で薄々勘付かれていることもおそらく察しての赤面でしょう。

結局

悪くないのではなく……→山田といることが楽しい。
言外に市川が認めていることはこれですね。

市川は考え事に耽っていて、そして山田に目を向けていません。
だからここで、ジャージを間違えます。

1コマ目で市川はジャージを朝礼台の上に置く
左手に持っているのは山田のジャージ。
ここで間違えてしまったのは、市川です。

さあ。
ここで事件は終わらずに、次回Karte33へと続くのでした。

まとめ

これKarte33の序章だったんですよね。
闇の魔術師もKarte33でのジャージ事件の整合性を取るための補足になっています。

市川はどんどん山田といることの楽しさを認めたり、ちょっとした変化が見られますが、基本は二人がはあはあ言いながら手をつないだりするだけの話です。
それだけの話ですよ。ええ。本当にそれだけなんです。
美しくて可愛らしい、そんな青春の輝いた一コマになっています。

輝く日常の切り取りが本当に上手ですね、のりお先生は。
次回も相応に事件です。

では、また次回で。


◆ ◆ ◆



………。感想。

この予告で私は人間をやめた。
以下は市川京太郎限界怪物になり果てた最初のコメントである。
(この瞬間までは最推しは小林だった)
心の扉の蝶番はばっきりと折れはてて、もはや元に戻ることは無い

助けてくれ
この回を読んでから動悸が止まらなくなってしまった。
あれ?ヒロイン誰だっけ?そうだね市川京太郎。

この回以降の僕ヤバは、市川京太郎というこの世に産み落とされた宝石のような美しい少年が、暴食暴淫魔王山田に喰いつくされていくという凄惨な聖餐を見せつけられていくだけという地獄と化してしまった。
どうにかしてくれ助けてくれ。

ここでどんなに助けを求めたところで市川君が読者を向くことは無いし、仮に山田と市川がくっつかずに間におじさんおばさんおにいさんおねえさん老若男女足立に太田が挟まる展開があってもまったくもって望んじゃいないのでもうどうしようもない

何がどうなろうと地獄。
つまり地獄である。

ヤケドなんて可愛いもんじゃないんだよ。わかる?
ここに一人の僕ヤバ地獄に勝手にはまり込んだカンダタがいるんです。
だが私は蜘蛛を助けたこともなく、目黒区にも住んでいない。
救いは無い。

11月ごろには完全に頭がおかしくなってしまい、市川が好きなんだとかのたまうだけの芋虫になり果てました。

助けて

今回の報告は、以上です。

JAD元ネタ

妙に記憶に残ってしまい、汗をかくのりお女子が出てくるたびに思い出してしまう。

過去記事:闇の能力者



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