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#僕ヤバ@モーメント考察30

ゾンビごっこ

激エモ画像が僕ヤバ民を襲った
10万いいねのヤバイやつ。
コメント数は圧巻の400オーバー。

もしさーーー私がゾンビになったら

殺せる?
カツカレー回と同様に仮定の話を持ってくる山田から。
カツカレー妄想(私の見解です)の展開を目論んだ可能性も。

ああ… 殺すが?

が、あっさりと殺す宣言の市川
あんぐり開けたお口からは、山田の驚きが伝わってくる。

一方の市川も、何言ってるんだと当然のような反応。
市川の認識はだいぶ変わったものの、
昔は殺害がモチベーションだったので、この反応は当然。

陽キャが憎くてたまらない陰キャ……だったよ。

確か…

頭を破壊しないと死なないんだよな…
市川から見れば設定の確認ではあるのだが、
山田からすれば、顔を破壊して殺すことに躊躇いなし、ということ。

当然山田は眉尻が下がり、悲しそうな顔になる。

じゃ じゃあ…

フニャフニャの吹き出しで何とか抵抗する山田
その頬には汗の玉が浮かび、おそらく意味もよくわかっていない自我だなんて単語をも使う。

山田は市川に殺すなんて言ってほしくてこの話題を持ち出したわけではない。

陳腐な展開だ……

ゾンビ映画では躊躇した奴が死ぬのが一つの定番なので、
市川のコメントは王道に対する見解。
要するに、この段階では自分が生き延びるための話で、山田をターゲットにした話ではないと思われる。

のだが、山田には動揺や不安が滲む。
山田は市川の想いに気が付いているので、
その想いを否定するような発言に対するものと予想される。

山田の虚空を見る様子はこの市川を連想させる。

ホントかな—―――

山田、立ち上がる。
言葉の通り、そんなこと言ってホントは殺さないんでしょ、と
意地になって確かめに行ったものだろうか。

仲の良い、好きな相手から終わりにされる言葉を認めない。

ア”… ア”————

山田、迫真の演技。
対する市川のリアクションは"面倒くせぇ…"

疑問ではないため、さすがの市川も殺すわけないと言ってほしいんだと察していると思われる。

ソトニデチャダメ

ナチュラルに外に出る市川。
付き合ってられないと言わんばかりの態度。
山田もさすがに人前では恥ずかしいのか声が弱い。

喋るタイプ?で乗ってくれる市川の根の素直さが垣間見える。

銃はアリ?

ア"ン
微笑ましい肯定。

さて、ナチュラルに市川が受け側の構図、コマの左に。
ついでに壁際だ。逃げ場はない。
凄惨な宴の下準備がここに整った。

やれや……

某週刊少年跳躍の不良みたいな言い方する。

ア"————

平然としている市川の両肩を掴む山田。
なぜここまで接近を許したのか。

あ、ここの二人はただの美男美女なんで、眺めといてください。

れ?

カメラが寄る。
このコマ間の刹那の距離の断絶が市川の困惑をガンガンに伝えてくる

気が付けば山田は首元まで。
かったいプラスチックのカラーを広げて息のかかる距離に

(間)

この辺りで私は狂ったので、感情を置いておきました。

こ 殺さなきゃ

焦る市川。
山田の爪は肩に食い込み、息は首筋にかかっている
市川が思った以上に殺してくれず、引っ込みがつかない山田。

ば… ばん…

なんとか引き金を引いた市川。
これで……。

ドサ

おわり
倒れる山田を本物のソレと重ねる市川。
血だまり、変色した肌を見せつけるかのような夏服。
返り血と硝煙。

もーー 撃つの遅…

一足先に喧騒の中に戻ってきた山田。
見上げた山田が目にしたのは……。

ばん

自分を撃ち抜く市川。
山田の時と異なり、躊躇がない

え!? なんで!?

山田が死んだら死ぬ
山田を殺そうと思っていた市川の
今や山田なしでは生きられないという自白、自覚

もう、Karte1の市川はどこにもいない。

まとめ

めちゃくちゃ刺さった。ほんとに。

相変わらずすれ違いまくりの二人。
山田は市川と山田の話をしていて、市川は映画の話をしていた。
Karte1の流れから当然殺せると思いきや……。
自分と山田に当てはめた途端に、山田を殺せずに困惑する市川

これだけでも驚愕の展開なのだが、加えて思い余って自尽する始末
これ、ゾンビ映画だと妻を撃ち殺して死ぬ旦那のシーンですけど……

展開としては王道の脚本通り、愛するものを失って絶望し、果てる。
そんな流れに仕上がっています。

市川の山田愛が、本人すら知らぬ間にここまで深まっているという事実。
なんてものを見せつけてくれたんだと、声を大にして突っ伏す恐ろしい回なのでした。

今回の報告は、以上です。

余談

直近のロロッロ!がゾンビパーティハロウィンだったので、
ゾンビネタはちょっとリンクしています。

山田と市川と同様に、うみちゃんとちとせちゃんの噛み愛が見られるよ。
いやあ、酷いものをみた。

好きなことを好きな時に書く!それがストレスを溜めないライフスタイルなんだよ