僕ヤバ@Karte29考察

桜井のりお先生のつぶやきはこちら!!

カラー表紙から溢れるいかがわしさよ。
今回は足立が絡む足立回!

神崎、小林、吉田、原さん、足立と来てますねぇ。
Karte31は萌子回でもうすぐ一回り(太田回はあるの?)。

補足

足立に見つかる背景は、図書館外での山田との絡みが増えてきたから。
単行本のおまけもガッツリ登下校の話。
周囲の目に触れる機会がいやが応にも増えていく市川。
Karte31以降は山田と市川のグループとの絡みが増えるかも……?

『君色オクターブ』

山田が貸してくれた漫画を読む市川。
内容よりも、山田がどうやって読んでいるかに想いを馳せる。
3巻の表紙がないんですが、気になりますね。

しかし市川は可愛いな。

こうか~~~

こうだ~

点から導きだされた推察や考察なんてね、当たらないものですよ。
でも市川はめちゃめちゃ楽しんでいていいですね。

のりお先生によって暴かれた、市川の山田像と、実際の山田との乖離。
市川の方が品がいいのか、本物の方が若干だらしないのは笑いどころですかね。

読んだ?

ヒッ
想い人に上げる声じゃないでしょ、市川。
まだ人に声を掛けられることに慣れていないんでしょうか。

色々な妄想が捗ってしまったのか、集中できずに読めなかったよう。
そんな二人のやり取りを足立に見られてしまう。

何フツーに山田と喋ってんだよ…!?

足立が一人になった市川に絡む。
市川の怒りのフォントと同じであるため、足立もこのセリフは嫉妬なりで穏やかな気持ちではないと思われる。
これは市川でなくてもたじろぐだろう。
特に市川は足立が山田が好きなことを知っているわけだし。

端から見ると山田と市川のやり取りは親しげなようですね。

ついにイジメが始まるのか…

観念する市川だったが…。

山田って… 好きなやつ いんのかな…?

足立ってホントいいやつ。
(デリカシー皆無だったり、市川を冷やかすような困ったところあるけど)

コイバナを始める足立。
市川も予想外の展開に目を丸くする。

気恥ずかしさやらなんやらで色々とまくし立てた後……。

知らねーか!!

知ってるのに
知ってるけど、市川は言わない。わざわざ教えたりはしない。
無意味に善良ではない市川の一面。
足立は立場的にはライバルだから。

誰にも言うなよ

肯定する市川。
続けて、おそらく本心を述べる。

……しかしずいぶん無謀だな… 山田なんて…

足立に対してだが、これは市川自身へのセリフと思われる。
美人で人気者、スクールカースト頂点の高嶺の花。
それが山田。

でも 好きなんだからしょうがなくね?

足立の真剣な言葉。

そうだな…

ハッとさせられる市川。
この足立は無限に偉い。
否定ばっかりの市川に、好きなことはしょうがないと同意させた

まあ、すぐに落ちるんですけど。

そして、足立に好きな理由を問う市川。

言えよ

市川って情報収集入念だわ……。というか気になるよな。
まる吹き出しで、いつものか細い声じゃないのもポイント。
強く言った。

山田で… 抜けなくなったんだよ…!!

市川、がっくり。
足立は中学生の本能に従順すぎる……。まあ、欲望に素直なだけだが。

好きな子で抜けない……というのは男子なら一度くらい耳にしたことはあるだろう。足立が言ってるのはソレ。

えっ そうなのか?

ガッツリ山田をオナペットに使っている市川なので、足立の言葉に戸惑う。
自分の気持ちを恋ではなく、年相応の性衝動ではないかと疑い動揺する。

ど… どこが好きとか… あるの…?

市川はめげずに足立へ質問を続ける。

足立の回答は山田の容姿。
それ以外にあるのかと足立が聞き返す。

いろいろあるんだよ!!

Karte1では市川も山田の美しさに惹かれていただけなので、人のことは言えない。
けれど、市川は時間をかけて山田の内面を知って、自分の気持ちと向き合ってきた。

だから心の声は、叫ぶ。
口にはできないが、市川は山田という人間が好きだと思っていると読める場面。

反論できないでいると、足立は山田の容姿の良さを語る。

…もう 行くわ

拳を震わせて、付き合いきれなくなってその場を去る市川。

なんだこの…… 初めて感じる不快感は

この時市川が感じた感情は、明確には書かれていません。

これが… 僕の「好き」の境目?

足立とは違う形で、市川が山田を特別と認識する。

気づきを得て、自席に陣取る山田に声をかけようとするが……。
足立が戻ってきたので声をかけられず……。

もっとダメなやつ

このシーンはちょっと疑惑。
市川に気が付いたのか、吉田を向いたのかが微妙。
そもそも山田は市川の席を知ってるはずなので、わざと座ってる気もする。
それなりに市川に気を許している山田なので脚くらい見せてくれるだろうし、真相はのりお先生のみぞ知る。

"なっ" じゃねーんだよ!!

山田の脚にドギマギする市川に、嬉しそうな足立。
市川は単純に認めるのも悔しい?

今回は足立の笑顔で幕。

まとめ

足立がファインプレーの回。
足立は性癖がゲスだけど、邪気がないのでナンパイと違って癒し。
市川への程よい刺激になってますね。

Karte14はさすがにどうかとおもうけど。

今回は好きだからしょうがない、という言葉によって市川が無謀でも自分の気持ちを肯定することに同意したことが大きいかと思っています。
何度もいうけど、この点には足立はホントにファインプレーと思う。
足立しか引き出せない言葉だ。

ここで行われた気持ちの整理が、今後どのように関わってくるかは注目していきたいと思います。

今回の考察は以上です。
以下、感想。


追記:2019/12/28

市川の気持ちを再考察。





感想

しつこいけど、重ねて足立を褒めたい。
市川はちょっと諦めてるんだけど、足立は好きだから気持ちを捨てたりしない。
このちょっとした違いが、市川に影響を与えた部分はやっぱり大きい。

あとは市川はきちんと"山田の内面が好き"だというのが窺い知れて安心します。
今後足立も変わってくるのかもしれないけど、市川の方が一歩進んでいるという所も。
こういった少し大人というかプラトニックな市川が、中学生らしからぬ考え方をするポイントが見えて今回は大変良かったです。

なお、市川の不快感の正体は本気で察しがつきません。
山田の内面をちっとも見てないところ?

脚を見せた件はわざとじゃないと思っていたんですが、Karte33とか今回のあまりにもいかがわしいカラーを見るともはや何を信じていいかわかりません。
もう全部誘ってるでいいんじゃないかな。

今回の報告は、以上です。



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