僕ヤバ:Karte45の話
桜井のりお先生のつぶやきはこちら!
地獄デート編のはじまり
僕は待ち合わせをした
Karte44で約束を取り付けた山田。
集合場所は 渋谷 。
なんでさ。
ちなみに冒頭のLINEは3巻末おまけのやりとりの市川視点。
最寄りで良いだろ
ごもっとも市川。
でも疑問に思いながらもホイホイついてきちまうの、最高に油断していて将来が心配。狼にペロリとやられる赤ずきんちゃんと化しそうで。
13:31
12/24
時刻確認と見せかけつつ、日付を見せてくる。
腕時計じゃ難しいところを見せつけてくるのがおそろしい。
もちろんデジタル時計なら見れるのだけど、LINEでスマホを日常に食い込ませてからのこの見せ方である。
小物の使い方がナチュラルすぎる。
ウキウキしてるわけじゃない
ウキウキしてない人はそんな事言わないです。
ヨシ!と言えば現場ネコ。
集合場所確認ヨシ!指差し確認ヨシ!…なにが?
さて集合場所を念入りに確認した市川、時間潰しに立ち去ろうとするものの……このコマで背後に居るのは……。
フハッ
山田です。
しかし、このフハッっていう思わず溢れた興奮が前述の市川の心情は実のところウッキウキであったことを匂わせて大変可愛いですね。かわいい。
約束の時間
二時。14時。
テンパる市川。
漫画を貸し出すのになぜ30分も前にいるかも不可解で、しかも待ち人は自分。あうあうもするってぇもんでございましょう。
現実を疑うも……。
もがー
安定のもがー。
油ぎっとりのコンビニの揚げ物でしょうか。ポテトかそれともチキンか。フェアリーマート的にはフェミチキくんか何かかな(形状は無視)。
どうでもいいが、食い意地で山田と断定するの、結構京ちゃんの無遠慮さが出てる矩形だと思うな。
幻想の介在がない部分が、妙に身内的というか。
ウロウロ
山田の周囲をサテライト京ちゃん。
そりゃこんなこと言われます
じろ
ここ、タヌキ商店。
というのはさておき、あまりみせてこなかった白い目で市川を睨む山田。
シャカポテでこういう山田の一面は本人がブロックしていたのだから、こういう一面は見せたくない部分だったのではなかろうか。
書店編で足立は睨まれてたけど。
もちろんコレからデートっていうトコで変なやつに声をかけられたくはないだろう。
前回ラストは一世一代の知恵振り絞りの山田があって約束を取り付けたのだし。
というのは一瞬で、市川とわかった瞬間この笑顔である。
まあなんというか、この渋谷デート編をはじめとして4巻は市川だけに見せる山田が印象的。
だって逆説的に言えば、市川じゃなきゃこの場面はこんな顔しないのだから。
もちろん、市川以外には塩対応だと読者にはよくわかる場面かも。
場所確認
まあ、似たもの同士なので。
いや、なにもこんな所から刷り込みを開始しなくてもいいじゃないですか。
似ている所、似てない所、3巻から引き続きこういうところで挿入される。
もぐもぐ
食うのはやめないあんなだよ。
塗り直しリップ
ちょっと手遅れでは……。
ぬっぬっぬっと塗り直し
この時間に市川が来ることはあまり予想して無かったので、出鼻を挫かれてしまった山田だろうか。
髪型が違うことを見せつつ、しっかりお色直しをするあたりが市川を男子と見ているというか、山田のモデル意識というか、そういうのを感じる場面。
どちらにせよ、今日の山田は市川の前で気持ちが入っているのは確かだろう。
こういうところに山田の気持ちを行動で表している、というような僕ヤバのらしさがあって云々かんぬん。
今回のリップはたぶん形状からして、乾燥ケアの類ではなくてコスメの類か。
クリスマスイブは女の顔をしている。
そんなリップ塗り塗り山田を見てない市川。
どうしてですか?
そうだ
めちゃくちゃ作ったようなセリフだぞ山田。
満更でもなさそうな京ちゃんでございますが、今日が何の日かわかってる?わかってるんですよねぇ。なんて恐ろしいお遊戯トークしてるんです?
ここのいい匂い、山田のマック回よろしく何かしらのコロンとかの可能性だけど、チキンの匂いも捨て切れないな。山田だし。
年末だからね。仕方ないね。
………
……
…
クリスマスイブだからだろうが
読者もそうだそうだと言っています。
それを意識してこの場面までやってきたなら、市川も大概にメンタル強いと思うの私だけでしょうか。
フハッてるくらいの興奮をここまで隠してきたんだし。
まあ偶然
あいも変わらず強固な市川ロジック。
この内容は割と現実味のある形で、ちゃんと認識を歪められる言い訳だと思う。
いやしかし苦しいよ。山田にとってのクリスマスイブ、物のついでにすましちゃうほど安くはなかろ?
ストーカー
自分の姿に仰天する市川。
だけど1巻の頃の市川がヤバイものを抱えていたことを考えると、これが笑い話になっていること、微笑ましくありませんか?
これがギャグで通じる彼の人間性を、私たちは知っています(たしかに山田情報への関心執着は凄いけど、それは世間への公開範囲でしかないわけで)。
なんだかんだ、鏡の前で自分の様をちゃんと確認するの変わってない市川。
いや、部屋の姿見で気付いても良かったと思うけども。
そりゃあんな顔
慌てて鎧を解く市川。
顔が見れて嬉しい山田。
いやもう付き合ってください。後生ですから。
ううっ
ウゥッ!可愛さのあまり後退りする京ちゃんがKAWAII……助けてくれ……。
そんな市川に袋を持つように促す山田。
お気付きでしょうか……
今、彼らの後ろに人がいないことに……
これではぐれないね
唐突に現れる背後のアベック。
彼らは手を繋いでいて、丁度山田と市川の姿と重なるわけですが……。
要は手繋ぎの形を変えたものが今山田によってもたらされてとゆー……あのですね。
まあなんでもいいですね。助けてください。
策が巡らされすぎていてこれは本当に山田なんでしょうか。
突然お砂糖が沸点を迎えたような展開であばばんばってなりますのでもうあばばんば。
このアベックはストーカーの下りの時には居るので、まあなんと言うか根回しはあるわけですが手は見えないのがミソですね。
犬…
肩ドンする女、あんな。
犬猫わんにゃんにゃんにゃんにゃん
CAFE
お誘いの地、そこはパンケーキ屋さんであった。
ダメ?なんて聞く山田よ。
もうどうなってるんです?渋谷の地獄デート編とか言われてるくせに京ちゃんはデートみたいだなとか言い出すしもうわけわかんないよどうなってるんですか?デートだろ!どうみても!
と言うわけで、地獄のデート編が幕を開けるのでした……。
まとめ
渋谷で漫画の貸し借りのために落ち合った、それだけのお話です。
そんなわけあるかーーーーっ!!
と、声を大にしながらお楽しみください。
以上です。
◇ ◆ ◇
感想
いやあ、呑気なものです。
数話後にめちゃめちゃ凹むんですよこの人。
こんにちわんばんこお久しぶりです。
間隔が空き過ぎてしまいましたが、読んで感じたこと、再開していきたいと思います。
さて、記事内で既にダダ漏れだった感想ですが、ちょっとだけしていきましょう。
しかし今見ると二人とも可愛いですね。いやいつ見ても可愛いんですけどね可愛い。
アアーッ……!
13:32……本編の時計のちょっと後……!
山田視点の京ちゃん……身長差……
昇天昇天たぬきち商店……
二人の要素とこれまでがチラチラと垣間見えながら進んでいく渋谷デート編の始まりなわけですが、この積み重ね今までツイヤバとか本編で開示されてきたものが少しずつよく知った認知になっていくのが感じられ、関係の変化を実感してしまいます。(早口のオタク)
それに加えてこの山田によって隠された二人きりのデートと言うシチュエーションが、これから見せる二人の態度はそれこそ互いだけが知っている側面になりうると訴えかけているようでヤバイです。
なんだかわからんけどスタンド攻撃されてるみたい。ヤバイ。
なんだかデートみたいだって、未だに受け入れられないというか現実を真実として実感でき無さそうな京ちゃんが踏み出していくのがまあ大変にエモエモのエモって感じでしょ?
まあそんななんですよね、まだ1話目だよ4巻。ホントヤバいね。助けて。
最も信頼できる情報機関の後押しも。
どうなるこの先デート録。
とまあ、唸るような感情のうねり捻りを繰り広げながらも綺麗なものに溢れた渋谷デート編。
私のようなアンデッド系読者はこの先生き残れるのだろうか。
生暖かい目でお見守りくださりながら、再読してみるのはいかがでしょうか。
今回の報告は、以上です。
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