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学プリ三十人目 丸井ブン太

出会って二日目。
初めて話しかける時から"話す"ではなく"見る"でラケッティングを一緒にしてくれた丸井。ちなみに「運営委員の…」とも言ってくれていて覚えていてくれた様子。
そのあとミーティングを挟み話しかけたら「誰だっけ」。うそやろ。会話も断られた。
しかし夕方の時にはまた"見る"になっていてガムの話をしてくれたし、その後の会話も断られなかった。
出会って二日目にして一緒に帰るのを誘える。しかも断られない。しかもタッチイベントがあって手を繋げる。
この人の対人関係どないなっとんねや。
前途多難。

丸井はフレンドリーでコミュ力高めなイメージがあったが、親愛度が高くないとけっこう素っ気なかったりちょっとだるそうに会話されてけっこう心にくる。
ガムのことを話してくれたとき、プレゼントしようかと言うと即座にメーカーを指定してきて期待せずに待つとサラリと言われた。文章だけだとわからないが、話し方がこちらに0も興味ないむしろマイナス…?という感じがする。

夏休みの宿題は終わってるんですかと聞いたら、「学年違うんだから関係ねーじゃん」って言われて親愛度が下がった。
う、うそ…‥攻略サイトにはそんなこと書いてなかった。

とてつもなく元気がない丸井に遭遇。どうやらガムが売り切れていたらしい。やる気が出ないらしくサボってしまおうかとまで言う始末。どんだけ好きやねん。そんな大事なやつを切らすな……
この前話していたメーカーの指定の味のガムを渡したら感謝されたが、売店のガムを買い占めた疑惑をかけられた。なんて失礼な。

「ふうん……あいつ、色々と気を回してんだな」

主人公が去った後感心されたが前のこともありなんでそんな偉そうなんだとちょっと腹が立ってしまった。
だが食べ物をくれる人が好みのタイプだけあってここからちょっと好意を持たれているのを感じる。

次の日話しかけたらまた元気が無い。ガムを忘れたとのこと。あんなにやる気がなくなるならガムを忘れるんじゃない!
どうやらこれは通常会話の枕詞のひとつらしい。

甘味処の実地調査という名目で会場の外に出て二人で甘いものを食べ、食べているものを半分交換したりした。

丸井が誕生日にたくさんプレゼントをもらっていたことを話せば、主人公からも欲しい感じを出してこられた。
八月の今渡すのは流石に遅すぎるし、かと言って来年は高等部に行ってしまうから…と話すと、残念そうにされた。

甘味処の買い出しに誘われた。
良い黒砂糖のお店を教えるとそこへ買いに行くこととなった。案の定お腹が減って黒糖をつまみ食いする丸井。
この人とデートに行っても食べることしかしなそうだな。

一緒に帰る途中、ケーキの美味しいお店に寄りたいと話す丸井。ここも主人公が丸井の行きたい店の場所を知っていたので案内。三箱も何か買っている。全部自分で食べることもできるが、それは弟たちのお土産に買ってあげたらしい。優しい。

丸井と二人でいる所に跡部様がやってきて、最近会場にガムのポイ捨てが多いからと丸井が疑われた。
捨てられたガムから、主人公は丸井が好んで食べているメーカーと違うことを指摘し無事疑惑を晴らす。
親愛度爆上がり。納得。
ガム関連でしか親愛度あがらんのか?

話しかけたとき、ナイスタイミング!と言われたのでちょっと嬉しい気持ちでいたら食べ物をたかられただけだった。

髪の色が綺麗で好きというと照れて、お前の髪も好きだと言われた。撫で心地が良さそうだから撫でても良いかと聞かれ、主人公は逃げた。
「チッ……逃げられたか」はちょっといくらなんでも犯罪者みたい。文章でうまく伝えられないが、話し方がなんか怖いのである。

一緒に帰っている時相変わらず腹ペコの丸井に手作りクッキーを渡し餌付け。主人公ったら帰りのこんな時間まで持っているなんてさては丸井にあげるために焼いたな…?
丸井の食べる姿を見て、うちで買っているハムスターみたいで可愛いと言うとちょっと不機嫌になられてしまったが、

「これ、もっと食いたい」

との丸井の言い方は完全に駄々っ子おねだりのそれで可愛いに他ならない。ハムスターかはわからんが。
そのあと突然、自分のことを下の名前で呼んで良いと言ってきた。えらいストレートである。食べ物をくれる人には許可しているらしい。動物みたいな距離感の人だ。

デートはラブロマンス映画!意外。
『アンナ・ジェンセンの場合』って誰かとも見たような気がするが思い出せない。
喫茶店で話したあと適当にぶらついていたら、路上にあるお店でさっき見た映画にそっくりのシルバーリングを発見。
"19歳の誕生日にシルバーリングをもらうと幸せになれる"なんて言い伝えに、19歳はまだまだだけどそういうのに憧れると話したり、しかし高いので買えずにじっと見るだけの時間を過ごしたり、かなり中学生っぽいデートでかわいい。
丸井に好みのタイプを聞いて「物をくれる人」という情報を得た途端、小さい時のかわいい丸井の妄想を炸裂させて心ここに在らずになる主人公。どうした。

「最近は料理の上手いやつもタイプだ」
「……それはそうと お前、料理上手な方だよな」

メルヘン主人公にこの手のものが効かないのはお約束だ。

この間のガムポイ捨ての犯人は、女子目当てで学園祭準備を見にきた他校の生徒だったのだそう。

「何かあったら、すぐに俺に言えよ。いつでもすっとんでくからよ」

と頼もしい言葉をいただいたが、食い物集り相手を守るためでは無いのか〜と思ってしまう。いけない。

話しかけると切迫した様子の丸井にガムがないか詰め寄られた。主人公はガムを持っていたのでそれを渡した。
わざわざ丸井の好きなガムを買って携帯しているあたり主人公も丸井が好きなんだと思ってかわいい。

「俺、ガムが切れると禁断症状が出んだよ」

冗談らしいが、ガチっぽい。
ガムを噛んでいるとリラックスすると話していたことから、ではリラックスする必要があるくらい緊張しているのかと鋭い推理を披露する主人公。
丸井は、自分を天才的だと自己暗示をかけて追い詰めているのだそうだ。ジャッカルともしたことがないような話をしてくれてるらしい。

ケーキバイキングが好きでしたよねと確認したら、行くと前のめりに回答された。主人公はホテルのケーキバイキング割引券をもらっていたのだそうな。
四枚あるから他に誰を誘うかと聞いたら、二人でいいだろと言われた。直接的で良い。

丸井から話しかけられた。てっきり腹ペコなのかと思ってきくと、

「俺だって普通に話したいとか思うんだぞ……」

そりゃわかりませんよ。
話に応じると特に内容は無いぽくて、やっぱり食べ物をたかられた。
主人公は手作りクッキーをプレゼント。

「なに?食べてるとこじっと見て」
「もうすぐこんな風に食べてもらうこともなくなるんだなって思って」
「なんでさ。お前、俺に食わせるのがめんどくさくなったわけ?」

えっ、そっちにとる!? 学園祭が終わったらこんなふうに会えなくなるから寂しい、の方向でしょう…
部活にも差し入れを持って行っていいかと聞く結構アクティブ主人公に、丸井は条件付きでならと一歩引いたところで回答。どうやら苦手な物が関わってるっぽい?しかし詳細や条件はそのうちということで教えてもらえなかった。

2度目のデートはボウリング。新しい。
ボウリングをする丸井のスチルの顔が夜神月にそっくりでビビる。ボウリングの腕も天才的らしい。ボールを放るたび件のスチルが出てくるので笑う。
なんでもうまくこなす天才的な丸井に苦手な物を聞くと、はぐらかされてしまった。
その後昼食を摂りに外へ。主人公に食べたいものはないか断りを入れ、思いつかないのを確認したあと連れて行かれた先はケーキ屋さん。バイキングらしい。
好きなケーキで性格がわかるという、ケーキ占いをしていた。二人ともかなり当たっているように見えるのに、あまりピンときていない感じだ。もしかしてわざとなのか。
公園で休憩している最中、運動してみようかなと話す主人公に一緒に走ってやろうかと言う丸井。主人公が乗り気な答えをすると急に照れ出してかわいい。テニスをすれば良いのにと言いかけるもまたもやなんでもないと言い出した。ウブな恋愛してやがるぜ。

慰労会
水球中にスチル有。ジャッカルの頭部に水球のボールをぶつけ、ゴールをさせるという妙技。とんでもない。
立海ルートの場合、最下位はジャッカルなのだが、それを知った時の丸井の言葉は

「あーあ……ジャッカルかよ。まったく、運のない奴だなぁ。可哀想に」

お前の血は何色だ…

学園祭
こんなにやってきているのに観月と丸井の顔アイコン見間違えた。
石田鉄を海坊主と呼んだり、海堂をスネイク小僧と呼んだり変なあだ名で呼んでいたが、立海の凡人と言われてちょっとダメージを受けていた。桃城にも言われてなかったっけ。
出目金を狙う丸井に、「そいつはこれまで、何度となく挑戦者を退けてきたポイクラッシャーだ……アンタにそいつがすくえるか?」と圧をかけていく海堂がめちゃくちゃかわいい。
結局出目金を天才的妙技で救った丸井。金魚の持ち帰り袋を持っていたら

「あー……その金魚だけどな」

「左手じゃなくて、右手に持たねぇ?」

「そしたら、左手が空くよな?」

「俺の右手も空いてんだよ」

「空いてるんだから、握ってもいいよな?」

「離すなよ?」

と、拒否権無し系の文句で手を繋がれた。
・乾にイワシ水の7倍の破壊力のドリンクを飲まされそうになった。
・丸井を見つけるや否やテンションが爆上がりになるジローかわいい。

告白
このルートの主人公は社交ダンスに割と乗り気である。
「社交ダンス踊るんだろ?俺がパートナーになってやってもいいぜ?」と強気の先輩。

「おう!願ったり叶ったり……じゃねえ!し、しょうがねえな。踊ってやるよ」

一緒に踊っている時、褒めてくれた。それから良い雰囲気になる……と思いきやそう言うのはやっぱり苦手なようだ。

「んー……お前さ、俺の事、どう思う?」
「どうって……あの、かっこいいと思います」
「そ、そうか!……他には?」
「なにをやっても上手で……全国大会に行けちゃうくらいすごい人で……私なんか……ほんとは……」

ここで制止され、「ここで言わなきゃ一生後悔しそうだ」と気合を入れる彼。

「○○、俺と付き合ってくれ!!」
「えっ!?」
「わかんねぇか?俺、お前が好きなんだよ」

ストレートで良いですね。
主人公からも想いを打ち明け、晴れて両思いであることがわかったら、やっと丸井が苦手なものについて教えてくれた。

「俺、告白とか、そう言うの苦手でよ」

せやろな。

「でもよ、さっきはそんな事言ってられねえと思ってな……カッコ悪い告白、しちまったな」

ちゃんと思い切って告白できるのはえらい。私は良いと思う中学生ってかんじで。

「あ〜あ、お前の前では、この俺も凡人だぜ。……けど、お前の前だけなら、それもいいか」

と全部きめきめにしてこないけど逆に気張りすぎてなくてじわっと好きだな…と思える感じで良い。

後日
ホワイトデーの日。普通は男性から何かもらうはずなのに、何故か主人公が丸井にリクエストされたケーキを焼きプレゼントしている。このルート、丸井が何か食べてるだけで丸井がケーキをつくったりする描写がゼロだ。
食べ終わったら買い物へ行こうと言われる。

「アクセサリーショップ。お前が欲しがってたシルバーリング、買ってやる」

一度目のデートのとき見ていたのを覚えていてくれた。私はこういうの弱いのでちょっとときめき。
それがホワイトデーのお返しらしい。
デートの時はずっとつけていてほしいとか、お前は俺の彼女なんだから恥ずかしがることないだろ、みたいなこと言うのが中学生だなあと思って可愛い。
主人公が、人気な丸井に心配してしまうから先輩にリングを買おうかなと言うと、

「ばーか。心配なんかするなって。そうだな。リングでも何でもつけてやるぜ。お前のためならな」

これでラスト。

丸井ルートはスチルが多めだった気がする。
ガム関連のイベが多いしそれで親愛度を上げていくのでマジで餌付け。
思ったより塩な対応をされたり声色がなんとなく冷たかったりしんどい気分だったが、日をあけて学園祭のところからもう一度見ていたら、良かった。
好きな人とどうでも良い人の対応の差がえぐい人なんだな。
赤也とはまた違う中学生感を随所に感じて可愛かった。
面倒見も良いし、中学の時にこんな先輩と付き合っていたら楽しいだろうなと思う。

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