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学プリ二十人目 幸村精市

攻略も半分を過ぎ、ここで満を辞しての幸村精市部長。
攻略も見ながらだしもう迷わない。

立海メンバーと話し、そこで生じる幸村についての話題を然るべき人に振らねばルートに入れないという隠しキャラのような仕様。
幸村はしょっぱなの顔合わせに居ないし後からも学園祭準備に勤しむというわけでもない。時折ふらっと表れて部員へものすごい圧力を与えて去っていく人だった。
「学園祭の王子様」ってそんな関わり方ででもええんや…。

なぜか23日、24日と続いて仁王に一緒に帰らないかと聞くことができた。
23日は「さようなら」をしたが、24日はお断りボイスを聞きたくてお誘いしたら、OKしてくれた。かなり焦った。やめてほしかった。親愛度が上がってしまうというのもあったけど私が好きになってしまうから……仁王は推しなので……今は幸村を攻略すると…決めたから……
というふうにどうしても他の子と話すことによって興味が移りそうになったり相手の好意を断ることが多々あってしんどかった。
幸村は最初からは出てこないし話しかけに行けないことはもう知っていたが、与えられた話しかける回数をこなしながら誰からも特別好かれないように満遍なく振る舞うのはけっこう大変。

彼のルートは、たまーに彼が皆の作業に現れるので飛ばしがちだった共通イベが見逃せないものとなる。
プレッシャーがえぐい。

電話番号を教えたら夜に幸村からかかってきて、作業の進捗状況などを話した。「緊張したけど、優しい声だったな」と好印象の主人公。
確かに、まだあまり会ったことがなくてテニスをしている時の彼を知らなければ、優しくて物腰柔らかな儚い美少年だと思うだろう。
それからもちょこちょこと顔を出す程度の幸村。
主人公がスマッシュDEビンゴの景品として作ったクッキーを試食してもらったりなどの接触はあれど、あまり仲良くなった印象はない。

しかし31日デートにお誘いされる。
「リハビリにゆっくり歩きたい。部の連中だと歩くのが速いから」というような言い方で、では特別自分に好意があるわけではないのだと思う主人公。
このゲームの主人公はだいたい鈍すぎるが、幸村に関しては気づけないと私も思う。

デート
彼とのデートは31日オンリーである。
会ってすぐにナチュラルに「かわいいね」と褒めてくれた。何がと聞くと「君がだよ」
そう間髪入れずに言えるのがすごい。からかっているわけではないから、同じ優男な王子様系の不二とも違う感じがする。
だいたいの人が午前10時に待ち合わせなのに13時集合なところがゆっくりしていて良い。デート先は"植物園"と、不二と一緒。優雅。
その後、カフェで話し、幸村の病気について触れ、悔いのないように生きたいという話をされる。
だから恋愛に関しても急接近してくるのかと思ったら…どうやらそうらしい。
会話が続かなくなってお触りするポイントが、彼の場合このカフェの席でおこる。新鮮。この状態でも手を繋げた。「少し手を繋いでいても良いですか?」と聞くとすぐに承諾してくれて「時間まで手を繋いでいよう」というふうに言われキュンした。
歩きながら手を繋ぐのももちろん良いけれど、それは歩いているうちに離れないようにする意味合いがある。別にそれが必要ない座った状態の時に手を繋ぐことに特別な意味を見出してしまう。よい。

幸村は慰労会に行かない。まともに準備していないしそれはそうか。
みんなが水泳大会をしている間、幸村と一緒に甘味処のお掃除。みんなと作り上げてみんなの思い出が詰まっているけれど今は誰も居ないところに二人きり…な状況はなんかわくわくどきどきそわそわして私は大好きだ。
水泳大会は部のみんなに圧をかけていたようで、ほかの立海メンツはすべての競技において一位を取り、疲れて帰ってくる。それくらい死に物狂いにさせる幸村の激励メールが気になる。魔王の片鱗出てる。
主人公に対してはそんな態度ではないが、いつか化けの皮が剥がれるのかと心配になった。

学園祭はもちろん幸村と回るが、誰に話しかけるかなど選択できない。
というか幸村ルートって選択肢が全然無い。

甘味処の売り上げが伸び悩んでいたから柳に注意したという幸村に「注意…だと」と目を見開く真田。
結局模擬テンコンテストは甘味処が優勝。主人公の機転を効かさんくても模擬テンコンテスト一位とれるんかい。
なんだか疲れてるし、幸村を見てぎこちない態度になる丸井ほか甘味処メンバーがかわいそかわいい。柳はどんなふうに圧をかけられたのだろう…。
チラチラと幸村の怖いところが見えるのが気になるし面白い。

告白
「頼みは三つ。一度に言うね」

「一つ目、テニス部のマネージャーになってほしい、
二つ目、キミのこと、これから名前でよばせて欲しい。
「三つ目、俺、キミのことが好きだから付き合ってほしい」

驚いているとやっぱりと言われ、なんで自分かときくとすぐに「好きだから」と即答。この余裕の男前さ。
カフェでも話していた、自分の心に素直になるとか悔いがない人生にするためだとかを再び言われる。
が、本当に急激アプローチでいつ好きになってもらったかもわからない。ちょっと彼女欲しいから付き合った人みたいに見えてしまうぞ。
「これから俺を好きになってほしい」と…この人、フられることを全然考えていない。
自分に圧倒的自信がある人しか言えない言葉だ。

後日
主人公が高校に入学した春の日。すでにテニス部マネをしていたが高校でも続けるようだ。幸村と結構長いこと続いてるやないか〜
赤也や真田たちとも関係は続いているようでそこに胸が熱くなった。

幸村ルートは糖度としては低め。どうしても参加させるには少々強引にする必要があるのだろうけど、これは…すごかった。
魔王様について…顔は良くて優しそうなのに怖さは感じる。人の上に立つような、こういう生き方をしてきた人なのだと感じる。男前というか亭主関白というか…な話の内容なのに声と話し方が優しいので捉え方がバグる。女性声優ならではの雰囲気で唯一のものがあり楽しい。
テニス部が幸村に対している時の態度を見るとビビってしまうが、主人公へは脅したりしないのでほっとした。
テニスや勝負がかかわらないところの彼は普通に良い人なのだろうか。主人公が中二→高一の段階までお付き合いが続いているところを見ると、ヤバい人ではないと思う。
付き合うまでのドキドキなやりとりがほとんどなかったので、ぜひ付き合ってからの好きになる過程やラブラブを知りたいと思った。
顔が良いのでスチルを見るのが楽しかった。

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