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学プリ三十二人目 大石秀一郎

ハンコの探し物をしているところを手伝う。いつどこで使うかわからないからとハンコを常に持ち歩いている中学生。なかなかおらんど。

眼鏡をしていたら、眼鏡かけてたっけ?と質問してくれた。眼鏡が似合わないと思っていることを言えば、そんなことないと思うと言ってくれる。嬉しい。
後日、眼鏡が好きなんじゃなくてかけてるのが好きと言う彼に、じゃあ手塚が好きなのかと問うた主人公。強いね。
大石は眼鏡が似合うといえば、大石からも「キミの方が似合うよ」と返され嬉しい。

アクアリウムの話をしたり爽やか中学生の会話してる。後日大石の水槽の写真を見せてもらう。

主人公のドジで怪我したらいつも持ち歩いている応急セットで手当てしてくれた。
膝を擦りむいただけなのに医務室にまで連れて行ってくれて、遅くなったからって家まで送ってもらうし、道中までで6回も大丈夫買って心配してくれる。優しい

大石と買い出しへゆく。
綿菓子を入れるビニール袋の柄を決めさせてくれた。
喫茶店で一休みしようというと、「まだ中学生なんだし喫茶店はよくない」と言われた。なんのイメージをお持ちで?
これの正しい答えは「あっ、そうですよね」
そうなん?

近所の公園で休むことに。

梨は好きかと聞き、今度買ってきますと伝えたら
「ありがとう。買ってきた時は一緒に食べような」
と言ってくれてキュン

どもりながら一緒に帰るの誘ってくれて嬉しい。
帰る途中、名前を褒めてくれた。先輩もいい名前だと伝えると照れながら何か言おうとする大石。
名前で呼び合いたいのだろうけど、主人公が「よく聞こえません」と言ってしまい、なんでも無いと流されてしまった。

ボウリングデートに誘ってもらった。

デート
ハンデ50でも勝負にならないくらいボーリングが強い。ちょっと面白い。今度はハンデ100でしてくれるらしい。
テニス部の変わり者たちをまとめられるのはその気配りだ……と、大石がボーリングの際は利き手と逆の手を使うことから切り出す主人公。すごい切り口。
その後アクアリウムショップで水草を買うのに付き合い、公園で一休みする。
ジュースを買ってあげると言う大石に気遣いがすごいなあと思っていたら、大石は間違えて胃薬を飲まなきゃいけないのにコーヒーを買っている。胃薬……ストレス……
デート終わり、何か話があるっぽかったけど濁されて、別れた。

朝一で菊丸とテニスについての大事な話をしているところを見る。
菊丸はもう少し煮詰めたいと言っていたのに大石は主人公を見つけるとそっちに気を取られて会話をやめてしまった。
「なんだよ、大石のバカ!そんなにその子と話す方がいいならその子とダブルス組んじゃえっ!」
もっともである。

お昼になってまた大石を「見る」すると菊丸と和解していた。早い。
菊丸は恋路を応援する気満々だが大石は余計なことをするなと頼み込んでいる。
そこに主人公が入ると大石はあからさまに動揺していて可愛かった。
菊丸は、主人公がもっと大石と仲良くなると自分も大石と仲直りする となんともずるくて良い発言。

お呼び出しされてはっきり要件を言わないので詰めるとプールにさそってくれた。即答でOKを出してるのに思い込みが激しすぎてだめだよなあと落ち込んでるのがやばくておもしろい。
ちゃんと行くと言ってあげると「やったぁー!!!」とめちゃくちゃ嬉しそうに喜んでくれて嬉しい。
ただ喜びも束の間、主人公はみんなで行くと思い込んでいるらしい。もうええてこういう展開!

その夜8時、電話がかかってきて公園に呼び出された。珍しいものが見られる…と流星群を一緒に見ることに。
虫除けスプレーをふり、街灯のない暗い場所へ。絶対良い雰囲気でドキドキするシチュエーションなのに絶対BGMが間違ってると思う。
天体望遠鏡もセットして見させてくれて優しいし素敵……なのに主人公も素直に星を楽しんでるしBGMが明るすぎてムード皆無。大石じゃなかったらこうじゃなかった。
菊丸先輩は誘わなかったんですかと訊く主人公に忙しいと断られたと言う大石。しかし実際は菊丸を誘い、こう言うときは主人公を誘えと言われたことがモノローグで判明。
おまえほんま……そういうとこやぞ!

好きなタイプを聞くと、ちょっと前は眼鏡をかけてる子だと回答。
今はどうなんだと聞くと、用事を思い出したふりをして逃げられた。

共に恋愛映画好きなことがわかり、一人では見づらいと話していたら、ドキドキした感じでたどたどしく誘ってくれる大石。
主人公はさらりと二つ返事。来ました鈍感ムーブ。

夕方話しかけられて、休憩に誘われた。
そこで唐突に悩み事でもあるのかと聞かれる。学園祭の準備がとても楽しく、終わってしまうことが寂しい主人公。
全国大会も応援だけじゃなく手伝えたら良いのに……とセンチメンタルになっていたところで

「ありがとう。キミが、そう思ってくれるだけで俺は嬉しいよ」
「大石先輩……」
「……」
(暖かくて、大きな手…… 先輩の優しさが伝わってくる……)

ふ、触れ合っている!

なんかつい手を掴んでしまったらしい。かわいい。

その夜デートに誘われた。先は水族館! いいねえ。
水族館の中ではアクアリウムの話をしたりお土産屋さんでアクアリウム用の砂や石を買う大石。主人公が重くないかと二回も心配するくらいたくさん買っているらしい。
実際重かったらしく、主人公の機転で公園で休んだ。
そしてジュースを飲み、なんだか沈黙が流れ、二人同時に話し出してしまう。
「今日は付き合ってくれてありがとう」と二人とも言いたかったようで、気が合うなと笑っている。
こういう人畜無害な素朴で慎ましやかでかわいい感じが似合う。

水泳大会では水球をして、無事MVPに。
おめでとうと言うと、「キミの応援のおかげだよ」と直球でこたえてくれるのがキュンする。


学園祭
ハムレットの姫姿で女子の黄色い声援を浴びる大石おもろい。
・お化け屋敷はこちらが怖いの苦手だと察して入らない
・海の家でバネさんに爽やかにデートかとからかわれつつ、勧められた焼きもろこしを食べる。「頑張れよお二人さん!」と声をかけてくるバネさんはさながらおじちゃんのよう。
・日吉と何の嫌な感じもなく話したこ焼きを買って食べる
・スマッシュDEビンゴは仁王が居るということでインチキがありそうだと消極的
ルドルフの喫茶店の前を通りがかると観月の強引な客引きに合うが、仕方ないと入店。珍しい。
こういう所が好きなのか→いいえ、別に→じゃあどういう所が好きなのか
と進んだところで、どもりながら「大石と一緒ならどこでも」といったふうのことを話す主人公がかわいい。好きな気持ちが感じ取れて……
大石が動揺したところでタイミング悪く、"紅茶の花が開く絶妙のタイミング"で紅茶を持ってきた観月もかわいい。
主人公がおそらく彼の分にと頼んでいたジャスミンティーについて、リラックス効果があって気配りする人にはうってつけなことを話す観月。彼は何も謀っていないがそれが結果的に助け舟となって、大石は彼女の気遣いに気づく。
お店を出た後に気持ちが軽くなったとちゃんとお礼も言われた。大石ええ子。
大石ったら観月と仁王に「果報者」と言われている。

ダンスは踊らず、呼び出される。

「ちょっと……話したいことがあるんだ。その……ついて来てくれないか……な?」

この最後の「な?」が絶妙によい。
今まで自信なさげだったのに、小さい子や弱きものを優しく説得して導くような、でもどこか懇願するニュアンスを残した言い方をする〜〜〜 これは意識する。
話は何だと切り出すと動揺した後「暑いね」などとお茶を濁してくるが鈍感主人公は普通に受け答え。このまま長引くのかと思いきや、意外とすぐに

「す……好きな人って……いるのかな?」

ときいてくる。この逆に声が高くなってテンパるような言い方が実に大石らしい。
いると答えると、ショックを受けたの丸わかりで振られたムーブで苦笑いしている大石に胸が苦しい。

「あのさ……俺、好きな人いたんだ」

「その子はね……色々と気がつく子で…‥とっても優しいんだ」

「俺はその子が好きだった……でも、その子は別の誰かが好きみたいなんだ」

これを聞いていて、主人公も自分は振られたと思ってしまう。
わかります、と好きな人が「いる」から「いた」に言葉を変えた。
似たもの同士だったのかなあと言うこの場、切ない。
ここで大石が主人公の好きな人はどんな人だったのか聞いてくる。
とても優しくてよく気がつく人だとか話すと、うらやましいと返してくる大石。ちょっともうよくわからんくなってくるからはっきりしてもろて。

「……実はね……俺が言ってた好きな子って……キミの事なんだよ」

やっとでたー!
主人公があわあわして訂正しようとするも、大石はもう身を引くことしか考えてなくて、一方的にこちらの幸せを願ってくる。ペラペラと励ましやらなんやら話して去っていこうとする彼を呼び止めた。

「俺の事なんか気にする必要ないよ。キミには
幸せをつかんで欲しい。俺は……陰ながら見守っているから」

傷付いてるのにそんなテキストボックスいっぱい使った話で良い人ムーブするなよ、、
訂正を尚もぶった斬ってこようとする大石に、「あのですね、先輩」と強く話しかけ……一瞬暗転

明けには明るいBGMとともに、ホントに分からなかったんですかと話す主人公。
告白のシーン飛ばされとる。
でもなんか、大石らしい。
二人ともお互いを「優しいし、よく気がつくし、かわいいし(素敵だし)」と褒めるところや自分を卑下するところがよく似ている。

「俺たち……結構似たもの同士かも」
「それは……お似合い、と言う意味ですか?」
「嫌かな?」
「そんな事ないです」
「それじゃあ……改めて言わせてくれ」

「俺はキミが好きだ」
「私もです」

この後に付き合って欲しいとも正式に言われるが、この期に及んで「迷惑じゃなければ」なんて挟んでくるのも彼らしい。
ここが中学生だと言うことを実感させられてかわいい。

後日
卒業式が近づき、学校ではしばらく会えなくなることを悲しく思う主人公。
いつでも会えると言ったのち、バレンタインデーのお返しをしてくる大石。めっちゃしっかりしてて良い。
中を見てみなよと言われあけるとペンダントが。アクセサリーなんてくれるんですか。
喜ぶとバレンタインのチョコに比べれば大したことないと誉めてくれる。
半年付き合っているから、この辺のコミュニケーションには一切の照れや動揺がないしめちゃくちゃしっかりしていてかつ彼女を喜ばすスーパーダーリン。
雪が降ってきたタイミングで手編みのマフラーを渡せば、自分だけ巻くわけにはいかないと一緒に巻いてくれてEND




大石のルートはやり始めからかなり期間があいてクリアした。
ひたすら可愛くてバタバタした青い恋愛を見せられる刺激少ないやつなんだろうな……と勝手に思い込んで正直全然進まないでいた。
付き合う直前も勘違いやらで歯痒い思いでいた。
でも最後を見たら、全体見返したら、ええ男すぎんか。
良い人だとかできた人ってところは一番感じてたけどあせあせしなくなったらかなり強い。

歳を重ねてくるとこういう優しくて気遣いできてこちらを立てることもちゃんとできる頼れる男の良さに気づく。

一番幸せな結婚するタイプの男や。

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