見出し画像

学プリ十四人目 河村隆

タカさんはね、ほんまええ人。知ってるかぁ、せやんな。

タカさんと主人公との空気感とかがむちゃくちゃにかわいかった。
主人公の名前は、タカさんの彼女になる子はこんな名前がいいなあと思って「桜本麻耶」にしていたがこの二人がかわいすぎて結婚してほしくて「河村麻耶…いい響きだな」と思ったり結婚式は何歳でしてほしいか考えるくらい良かった。

まずタカさんはめちゃくちゃ優しくていい人なので、めちゃくちゃ優しくていい人だなあとなるところからはじまる(脳無)
熱中症で倒れた時はせいぜいタカさんと10分程度喋っていただけなのに
「長い間炎天下でキミと話してたから…」
とか
「俺がちゃんとキミの様子を気にしていたら、倒れたりはしなかったはずだよ」
と責任を感じて駅まで送ってくれる。
送ってくれた後も「俺ももっと気をつける」と言っていた。送ってくれることも一ミリも下心や悪意がない本当の心配と善意だとわかるし、主人公を全く責めずひたすら自分が反省している。なんて心の優しい人なのだろう。
手塚には二日に渡り注意されたよ。

話していても褒めたりすると慣れていないのかすぐ照れて調子が狂ってしまうかんじで、まじめで穏やかで自己主張もそこまでしない純朴な人という感じがして好き。

しかしタカさんといえばバーニング。
ラケットを持った彼を初めて見てビビる麻耶ちゃん(主人公)に大石が説明する、

「ああ……タカさんはね、ラケットを持つとちょっと強気になっちゃうんだ」

が私は大大大好きだ。大石らしい柔らかい表現だが言葉の持つインパクトレベルが本物に届いていなさすぎる。
タカさんと親しくなってきた時のイベで大石に言われる、

「彼女……バーニングしてるタカさんと普通に会話してるな」

も本当に好き。多分あと寿命が半日しかなくてもこれで笑える。

タカさんは女慣れして無い感じがかわいい。多分恋愛したことも女の子と必要以上会話をしたこともないのではと思う。
一緒に帰るイベ?の時タカさんが
「じゃあ……えー……その……え、駅まで……」と言ってたら
「駅まで一緒に帰りませんか?」
という選択肢がこちらに出てくるのが新鮮で良かった。
ちなみにたしかもう一つの選択肢は「駅まで走って帰りますか?」
なんでやねん。
先輩との恋愛なのにこちらが距離を詰めていくことがよくあるのが新鮮。

タカさんは心の声が出過ぎてしまう。隠しておきたいのに好意丸出しの一言を結構ぽろっと言ってしまう印象。それに呼応してか麻耶ちゃんもぽろっと好き匂わせセリフを言ったりして(わざと)もうこれお互い好きってわかってるけど告白だけしてないやつ!となってにやけてしまった。たしか二度目のデートぐらいの時の話。

一度目のデートの昼食に、タカさんにうちにきなよってかわむらすしによんでもらいお父さんとご対面、お父さんは気が早すぎるけど喜んでいる。
二回目のデートで水族館。いきのいいアジの群れをみて「おいしそう」と二人とも思う。タカさんにお魚のことをたくさん教わる。
はよ結婚しなはれ。

あとタカさんと言えば亜久津
亜久津はちょいちょい出てくるのだが良いやつしてて可愛かった。もうなんでもかわいいと思っているな?
タカさんと歩いていたら亜久津が「お前のオンナか」といじってくる。
タカさんはそれに「アークツゥーーーッッ↑」というかんじで返す。おもしろくてかわいい。
あと亜久津ママをタカさんの彼女と勘違いするイベがある。しかしその日のうちに誤解は解けたし、その勘違いによってこちらが病むこともすれ違うこともなかった。抜群の安定感、それがこのルート。

裕太や観月を攻略している時の赤澤さんにも思ったが、姿が見えた時に「おーい!○○(ちゃん)」って遠くから呼んでくれるの結構好き。たいして用事もないのに見かけたら呼んでくれる。カワイイ。

あと他の好きポイントは「ウス」しか言わない樺地とタカさんが会話できてる描写が二回もあったところ。

告白
やっぱりどもっていたタカさん。やっぱり上手い感じに言えずに、「好き」より先に「付き合って」と言ってしまっていて、麻耶ちゃんに「好きです」と言われてからそれに気づくタカさん。
やっと付き合ったかあと親の気持ちで眺めていた。ひじょうに初々しい。

後日は、かわむらすしで麻耶ちゃんがお手伝いをして、そのあとタカさんが握るおすしを食べさせてもらう、という話。これ以上のやつがあるだろうか?こんなんもう、結婚ですやんか。
末長く幸せになってもらいたいと強く思った。

ドキドキさせるような甘いのより初々しくて安定した堅実な感じのお付き合いで見ていて心が安らぐ。バネさんルートを見た時とおんなじような感じで、二人の恋愛を眺めることが楽しくて面白かった。

結構お気に入りかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?