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老前整理®具体例

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著書の中から老前整理®具体例を紹介します 片付かない、ゴミ屋敷になりそう、親の遺品整理、ペットとの暮らし、ひとり暮らしの不安、なぜ片付かないのか、友達を呼ぶために、夫婦のコミュニ…
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記事一覧

古い切手やはがき

みらくるの「今日は何の日?」で、今日から年賀はがき特別扱い開始の日の動画を上げました。書…

大掃除は安全第一

そろそろこの具体例を挙げようかと思っていたところ、今日のニュースで転落注意について消費…

年末に慌てないために

師走になりました。少しずつ始めませんか? 片付けリストをつくる  毎年、そうじや片づけを…

箱を捨てるな! 互いの価値観を理解

 ものの価値観は夫婦、親子、兄弟姉妹でも違います。にもかかわらず、親しい関係だから相手…

書籍がゴマンと!

 老前整理のセミナーに参加されたある男性の蔵書の数です。処分されるのですかと聞くと、「…

お宝の時価相場

 夫を亡くした80歳のある女性は、夫が集めたお宝である茶道具や皿などの骨董品を整理しよう…

子どもたちの絵が捨てられない

 幼稚園の元園長の70代女性Uさんの悩みは、園児たちが描いてくれた絵です。卒園式に園長先生の顔をクレバスで描いてプレゼントしてくれた画用紙が部屋いっぱいに積んであります。その数、20数年分です。 親の代からの家は広すぎるくらいで、これまで置き場所に困ることはなかったのです。しかしそろそろ老人ホームの入居をと考えた時、この作品を持っていけないことに気がついたと相談を受けました。そこでUさんに質問しました。 「もし大雨で雨漏りがして、絵が水浸しになったらどうしますか。1枚

人形の処分

自分が納得して手放す  節分、立春と暦が進み、そろそろひな人形を飾ろうかと予定を立てて…

このままではゴミ屋敷に

問題は小さいうちに  ひとり暮らしの女性から「将来ごみ屋敷になりそうで不安です」という…

高齢の引越しはからだにこたえる

前略  もう一つ、八〇代半ばでひとり暮らしをしていたある女性の話をしましょう。  この女…

遺されては困るモノ 2

日記帳  老前整理のセミナーで次のような相談がありました。  70代の男性の方で、50年以…

狐のえりまき

たんすの奥に生息  当時の流行を振り返ってみると、なぜあれが流行ったのか、どうして欲し…

遺品整理と「喪失」と老前整理®

家族、友人、知人を失くした人。家や家財道具を失くした人、仕事や職場を失くした人、それま…

老前整理®で得られること

 ひとり暮らしのある女性は八十二歳で足が少し不自由になり、一人では家事が難しくなっていました。部屋のなかはもちろん、廊下にまでモノが溢れ、手すりではなく、箱やモノをつたって歩くような状態なのです。そこで、一度ヘルパーさんに来てもらいましょうかと言う話になりました。  ところが、「ヘルパーさんに来てもらうにはあまりに散らかっているから、掃除をするまで来てもらえない。片付けるからちょっと待って欲しい」とおっしゃるのです。  これも玄関での立ち話で、中へは入れてもらえません。