見出し画像

キッチン革命


あつろちゃん出演の2023年3月のSPドラマについての備忘録です。

あらすじ

1909年、実験と数字が好きな10歳の少女・綾子は、最愛の母・房枝(石田ひかり)を病気で失い、「お母さんのような人を助けたい」と決意。父・茂雄(杉本哲太)の反対を押し切り、東京女子医専に進学する。

1926年、女子医専を卒業した綾子(葵わかな)は東京帝大医学部附属医院の内科に入局。しかし男尊女卑の時代、綾子は男性医局員たちに冷遇される日々を送る。担当した脚気患者からも、「担当を男性医師に変えてほしい」と要望を出されてしまう。

失意の綾子を救ったのが、医局の先輩医師・香美昇一(林遣都)だった。彼は人付き合いが苦手で研究ばかりしている“変人”だったが、昇一は「君は、医者として日々やるべきことをやればいい」と綾子を鼓舞する。

そんな2人がはじめたのは胚芽米の研究。当時、脚気は有効な治療法が確立されていなかったが、昇一はビタミン B1が多く含まれる胚芽米に光明を見出したのだ。しかし、胚芽米はおいしくないため患者にも嫌がられてしまう。

そこで綾子は料理上手な叔母・横田フネ(筒井真理子)に胚芽米を炊いてもらい、誰でもおいしさを再現できるよう時計や温度計、秤などありとあらゆる“モノサシ”を用意。胚芽米をおいしく炊くための条件を“数値化”していく…。

 恩師・花園順三郎(渡部篤郎)の助言もあり、予防医学の観点から栄養学を極めようと決めた綾子は、家庭料理には栄養バランスの整ったおいしいレシピが必要だと考える。だが当時、料理の作り方は明文化されておらず、料理人の勘や腕、経験だけの世界だった。綾子は有名料亭の親方・深谷辰之助(伊東四朗)らに反発されながらも、料理法を数値化しようと奮闘して…。


さてさて、あつろちゃんが演じるのは東京帝大医学部の教授です。(嬉々)

非常に大事なことなのでもう一度。

東京帝大医学部の教授


権威に弱いおぞんです。どうも。(分かりやすいな)

第一報を目にしたときは、こんなにもインテリな役が今まであったかなぁ~と回顧してニヤついていました。(ここに危ない人がいます)


そしてここ数年のあつろちゃんは、ご自身でも笑っているほどに悪い人や黒幕が多かったのです。(笑)
キッチン革命の宣伝で出演したルールル♪こと「徹子の部屋」でも笑いながら仰ってましたね。(見てるこちらは大爆笑しましたw)

なので、久しぶりに人格者であり、主人公の才を見出して背中を押す、純粋にいいおじさん役でした!(万歳)(おじさんとか言わないの)

見てくださいよ、この穏やかなほほえみを。裏表のない。渡部よき郎です。(よき郎とは)

適度にあるおひげは、近年稀にみる可愛さを演出し、白衣で気品さと、実はすごい(おっちゃん)先生であることも分かっちゃうのですよ。

キッチン革命自体が2夜連続のSPドラマで、あつろちゃんは第1夜のほうに出演しております。出演時間はトータルで10分ありません。
しかしながら、よき理解者、そして主人公を見守るという素敵な使命を全うしていた姿はとてもよかったです。

「徹子の部屋」でも、いい役が演じられてよかったと仰っていましたね。
ご本人も満足。おぞんも満足。制作陣も満足。
win-win-win。まさに三方よし。(うるさい)

作品自体は、明治の治世にこんなにもバイタリティーのある女性がいたんだなぁと感心させられましたよね。
爪の垢を煎じて飲むべきです。おぞんが

林遣都の演技力も安定で、あつろちゃんや林遣都のような理解者がいたことが、彼女のその後のキャリアを作っていったんだなと痛感させられました。
人を巻き込むって大事よね。うむ。


そして、制作発表の際に薬師丸ひろ子さんと一緒だったのが個人的に悲鳴案件。
ナースコールぶりの対面よね?とわくてかしていたのですが、特に絡みがなかったのがいいんだか悪いんだか。(笑)

毒牙を抜いた渡部篤郎を楽しみたい方にはぜひとも見て頂きたい作品となりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?