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サンデーモーニングで驚愕

闇雲に平和であればいいってもんじゃない。
そういうことが分かってきたのがつい最近。

ケンカになって争って、たとえば周囲の人間に
『もう仲直りしろよ』
とか言われてしぶしぶ握手するケンカの両者。

良かったね~って能天気に評価されても、お互いに譲れないところを我慢している状態でもあって、くすぶっていることだってある。

コメンテーターの元村有希子という人が、なんか科学のコミュニケーションを極めている先生らしいのだけれど。

開会式で、イスラエル、パレスチナはともに出場出来ているけれども。
ウクライナは出ているのに、ロシアは出ていないんですよねぇと残念そうに(?)発言しているのをみて、
ついブチ切れました。

大国ロシアがジョージアに侵攻したのもある。
ウクライナのクリミア半島に攻め込んで(1日で)実効支配をしたのもある。

おかげで、反省しないロシアをサミットからオミット(除外)したのは、それが理由でしたね。

遠回しすぎるけど、まぁそれでも、第三次世界大戦になっちゃ困るから、
こう、強い刺激を与えないようにじわじわと嫌がらせ程度の施策を西側諸国は取ってきたわけです。
その中で北京オリンピック終わった頃には、良いよね?って習近平にもお伺いを立てて置いたロシアがウクライナに攻め込んだ、一方的に軍事侵攻をしたわけですよ。
ブチャの惨劇で泣いた、逃げる女子供を戦車が一瞬にして肉片にしたのをドキュメンタリーで見たことがないのかもしれませんが。

ウクライナは出ているのに、ロシアは出ていないのが。

オリンピック委員会の片手落ちみたいに言わないでくださいよ。

選手レベルは可哀想だから、国の代表としては出られないけど、という温情を見せてもいる。

ロシアのプーチンが
『ロシアは停戦の用意がいつでもある』
と発言したら、それは平和への発言だと認識するようなAIみたいな頭の人がいるけれども。

彼が言っているのは、現時点でロシアが実効支配しているのは、全部ロシアの権益があるという好条件でなら、という意味だというのは、ほぼおおかたの人間なら理解している(AIは言葉の表現の決まったところを掬ってくるのでだまされることもある)わけです。

トランプが『自分なら24時間で停戦に持ち込む』
と発言しても、みんなまともに取り合わない(あ、信者は別ですと思いますが)のも、同じこと。

日本の多くの国民が、ウクライナの軍事侵攻後のウクライナ大使館に募金したのは、正義か不正義かの議論とか、定義的な平和じゃなく、
ほぼ人災のような災害への見舞金だと自分は思っています(そして、自分は募金し続けてます、貧乏だけど)。

台風の見舞いもそうだが、人災は(もしかしたら、被害を受けないでも済んだかもしれない可能性があるわけで)そう思うと、自然災害よりも気の毒で心が痛いと思っているわけです。

自分は未だに、ロシアの国旗とウクライナの国旗を並べて仲良しと絵にかいた、ロシアの幼稚園の女の子を心から尊敬しています。
ただ、国家レベルでは。

開会式で、ロシアの国旗が見られなかったこと、(昔は大勢のロシア選手がオリンピックで活躍したのに残念だなということ)全てが残念ではありますが、大変すがすがしかった気持ちに変わりはありません。
ペナルティはペナルティとして受けるべき。しかも、そのペナルティが行き過ぎじゃないかと考えるのも大切です。

いじめられた人間といじめた人間は対等じゃない。
上手に丸くおさめられた状態が平和、なのじゃない。

対等にリスペクトされる存在になりたいと控えめに発言するパレスチナ人選手は素晴らしいと思いました。が、イスラエルで人質をとったパレスチナ人(もしくは他国籍の共犯者)は、犯罪者です。

なんでも丸め込み、平和ならいいよね、争っていないならいいよね、ていう事なかれ主義者が、本当に平和を教えていると言えないと自分は思います。

ああ、失礼しました。良く分かりませんが
元村有希子先生は、とくに平和を教えているわけではないのでしょう。

自分は、偉い先生は、学問領域に関わらず、人間同士が相互理解し、譲歩し、相手にも譲歩してもらい、リスペクトする道を探っているものだとばかり考えていました。

暑いので、すぐ頭が沸騰するので反省しなくては。
ウクライナだけでなく、国歌を聞いていると、血塗られた歴史の中で立ち上がり、自由と自己実現を求める心情が表現されています。

侵略にさらされて、普通にパン屋さんとかになりたかった人たちが必死で武器を持って応戦していることに心を寄せる人たちが少しでも増えてくれますように。

自分だって、早く武器を置いて平和に笑顔で暮らして欲しいと、毎日ウクライナのことを思っています。8月24日の独立記念日をまた戦時下で祝うことになるかと思うだけで、何もできない傍観者な自分が悔しくてならないです。せめてウクライナ選手の活躍を応援させていただいております。

ウクライナの人にお尋ねください。

彼らは、今軍事侵攻2年半なんて言いませんよ。
2014年のクリミア侵攻から、ロシアは少しずつ実効支配している地域に人間を送り込んで(そこの住民がロシアが好きだと言っている)現実を創り出しているわけなんで。

戦争が始まって以来、10年たちました。

と言っています。

気の遠くなるような現実、
最近はパレスチナのガザばかりフューチャーされる現実と向き合って、

それでも自国以外の誰かが心を寄せてくれるのでは、
事態を心配してくれるのでは、
と必死に歯を食いしばり、ロシア国の方に攻めるのに使わないでねという制約付きの武器を寄付してもらって戦っているんです。
(もちろん、国民の中にも、もうギブアップしたいという人も増えて来て、国のなかでも、何がウクライナにとって最善かということはみな色々と意見が割れて大変なんです)

簡単に
ウクライナだけは、出られるんですね~と、あたかも不公平にえこひいきされているみたいに言わないで欲しいですね。はい。
TVのコメンテーターの発言って、けっこうイメージ植え付ける力がありますもんね。まぁ、どうしてもご本人がそういう理解であるという可能性があります。それは、、、、まぁ、人間個々の考え方があっていいと思います。実情を知っていて、あえてそう判断する頭脳できちんと発言されているのであれば、仕方ありません。ムネオさんのお友達ならそうなのかもですね。
親ロ派の人が一定数以上いるのも仕方ないです。
それならば。

とりあえず、自分の家と自分の家族が10年しいたげられて、自分の家の敷地の納屋とかに銃を持った知らない人がいる暮らしが好きだから。
他人にも我慢させるけれども、自分たちもいざとなれば、笑顔で受け入れるとおっしゃってください。きっと左の頬をぶたれたら、いそいそ右の頬を出してくれそうですよ。まさか、他人様だけにそれを強制しませんよ。

そんな奇特な人から、ぜひ教えを乞いたいものです。
自分は、すぐ熱くなるので、反省します。

ここにいらしてくれて、ありがとうございます。 『誰かの心に届くような言葉や記事が書けますように』 それが願いです。 まだまだ模索中です。 色々とやりたいのですが、時間もお金も足りません。 仕事に追われていますが、たまに書きにきます。 正直だけが取り柄です。頑張ります!