デジタル画家デビューから2ヶ月の感想とNFT販売やSNS活動について諸々…

こんにちは。

現在、NFTをメインにデジタル画家として活動しているクラカノコです。

今回はデビューから2ヶ月とちょっと経ったのでこれからの活動についてと、NFTについての所感を述べてみようと思います。

まずは、ざっくりと自己紹介。

いつも読んでくださる方は飛ばしちゃってオッケーです！

私は可愛い女の子を描くのを生き甲斐としています。もうそれが生きる喜びだし、生きる意味を見出しています。

それは、生まれてからずっと変わらないのだけれど、SNSを始めて、OpenSeaにNFT作品を出品して…感じ方が変わった事がたくさんありました。

まず、覚悟と期待で始めた絵の発信ですが、SNSのフォロワー数やOpenSeaのvolumeが可視化でき、誰でも比較できてしまう為、否が応でも数字が目に入ってくること。

私にとって絵を描くことは、唯一の”自分の世界”そのものでした。

だから、数字なんかでは計れない、測っちゃいけないと思いつつも、同じ場所で頑張っている人が沢山いる中での数字って、やっぱり時に残酷で、ちょっとだけ凹む。

市場調査、宣伝、価格設定、売れない、売れない、売れない…。

私は引きこもってるから余計にNFTしかなくて、数字の一喜一憂に振り回されちゃうんですよね。それに、蓋をあけてみたら返信が鬼速い人、情報収集がすごい人。宣伝上手な人にお喋りが素敵な人、気遣いが素晴らしい人。続々出るイベントと流行。そのスピード感といったら恐ろしいです。1日怠っただけで置いていかれた気分になって本当に焦る。

元々、絵を本物か見分けられるという部分と、私の世界観に共鳴してくれる人がいたら嬉しいな、と思って始めたのがNFTなのに”戦略”に脳を持っていかれてしまう。私は絵しか描けないから、NFTを始めたあと、主にこっちの壁にぶつかり続けました。

価格変更、前回出品より安くなる作品とコレクション価値。買ってくれた人への申し訳なさ…

NFTで世界へ飛び出す覚悟はできても、NFT絵を人に売る、という覚悟が私には圧倒的に足りなくて、自分の動き一つで、買ってくれた人にも影響するという事の重みとNFT特有のコレクションの在り方を自分に当てはめて、実感して、少し怖くなって。

とにかく私はブレブレで、どういう位置に自分のコレクションを落とし込んでいけばいいのかSNSでどういう振る舞いをすればいいのか分からないまま、とにかく必死で絵を描いていました。とりあえず生み出さなければ、動き続けているのを証明しなくては。次の作品が出来上がるまでの場繋ぎみたいに動く自分。楽しいのにどこか虚しい。忙しくてやることや学ぶとこが多くて頭の中がぐちゃぐちゃ。これでいいのか自問自答、時間がなくて、ゆっくりと心が溶けてなくなる感覚。

最終的には絵を描きたくないとさえ、思ってしまいました。自分かこんなこと思うなんて、びっくりして、ちょっと信じられなかったくらい。

毎日、楽しいと辛いの繰り返し。好きなのに、それが結構辛かった。

私が、自分の絵をいちばん大切にしなきゃいけないのに、出来なくなって行く事が恐ろしい。これじゃ自分史上最高の絵を生み出し続けられる訳が無い、と。

だから、思い切って方向転換しました。私がより良い作品を生み出す環境を基盤を整える為。もちろん、市場調査や傾向をある程度踏まえて…です。

今までの、NFT市場全体の流れに沿わなくては取り残される…！！という考えではなく、ざっくり逸れてきたらその都度しっかり軌道修正しよう、くらいの感覚で運営していく事にしました。

そもそも私は遅筆だし、1枚30時間以上かけちゃうし、そんなマメじゃないし、大雑把テキトー人間だし、ニートのくせに体調不良すぎて時間がないし、シンプルにストレスに弱い。それで第一線で活躍する人と時間的にも内容的にも密度的にも肩を並べられる訳がない。

だからこそ、原点回帰、というか”私のありのままの感覚＋ちょっと頑張る”くらいの気概で行こうと思いました。

ここら辺はTwitterの下記ツイートを追ってもらえると◎

色々悩んだので吐露させてください。
手探りでNFTをやってきて2ヶ月。
初めは1作品をカラバリ増やしてその分低価格で出品していましたが、最近は考え方が変わりました。
1点も売れていない時とオーナー様がいる今では価格の付け方が違うし、2次流通でオーナー様に還元したいという思いが強いです。
↓

— クラカノコ🎨KURAKANOCO (@kurakanoco) December 26, 2021

オーナー様にも応援していただき、感謝の気持ちでいっぱいでしたし、自分に合わない運営を続けていく方が、コレクションや心身共に危険だったな、と今では思います。NFTの戦略的運営より、クラカノコとしての運営を前提に、その一部がNFTの戦略なのだと考えるようにしました。絵を描き続けられない事や、嫌いになってしまうことは本末転倒なので。

無理にカラーバリエーションを増やして価格を下げるよりも、高くても絶対欲しいと思っている人に作品を買ってもらいたいし、そう思ってもらえる作品作を作り続けることに、私が絵を描きNFTを販売する意味があるのではないかと、本気で思っていますし、絵で、しっかりと世界を見据えて行きたい。

コレクション価格を徐々に理想形に近付けていけば、初期にオーナー様になっていただいた方には、二次流通でも還元出来ますし、私自身の絵の価値につながる。ちょっと遠回りしても、私は”クラカノコの世界観”を拡張し続けて行きます。

そして最後に。

NFTは本当に皆さん優しくてウェルカムな雰囲気が支えになっています。いつも話しかけてくれる皆さん、オーナー様、本当にありがとうございます。

noteの更新も楽しいし、ちょっと自分に余白を持たせて、自由にのびのびと絵を描いていきつつ、NFTを頑張る状態をゆるーく維持できればと思っています。いつも無理して頑張りすぎて息切れしてしまうので、バランス配分も上手くなれるといいな。

あと、Twitterも大好きなので気軽に話しかけてもらえると嬉しいです。（海外の人ももちろん、Google翻訳と一緒にお話ししましょう）それだけで今日1日頑張れるので、皆さんもクリエイターさんには作品が好きって伝えて欲しいなと思います。

あまりまとまりのない、口語を多様しちゃってる文章をここまで読んで下さり、ありがとうございます。

noteは、月1更新を目安に気が向いたら更新していきますので、また次回…もしくはTwitterあるいは作品の上で、またお会いしましょう！

あ、最後に宣伝↓

Twitter ▷ https://twitter.com/kurakanoco

OpenSea ▷ https://opensea.io/collection/kurakanoco

では！

2022.01.09