BATTLE ARENA 4thに向けたALL環境考察(デュエプレ8弾)
※全文無料です。気兼ねなく。
こんばんははじめまして。海月です。
書いているのがたいてい夜なのでこんばんはとしておきます。
自己紹介はあまり意味を成さないと思うので省略します。
とりあえずデュエプレはサービス開始当初からプレイしていて、毎月マスター到達するくらいです。
さて、今回は8弾の環境デッキのレシピと簡単な解説、BATTLE ARENA 4thに向けた考察を記していきます。
多忙から書くのが遅くなってしまいましたが、アリーナおよび4月のランクマッチに役立てて頂ければ幸いです。
NEW環境の考察についてはこちらをご参照ください。
全体外観
開幕はNEWと同じように、8弾によって強化された『ドリームメイト』や新ギミックを手に入れた『クローシス除去コントロール』、それに対抗するように『赤白アポロ』の3トップで、そこに『天門』『ツヴァイ』『メカオー』などの7弾環境デッキが追随する形となりました。
その後誰もが知る『ゲオアガピ天門』が登場し、『ドリームメイト』と共に8弾環境の二枚看板となります。
そして生まれ変わった『カチュア』と『ドルバロム』、異才の『テクノロジー』、前環境の王『ツヴァイ』がメタゲームに参戦してきた、というのが環境の大まかな流れです。
NEWと大きく異なるのは「カチュア」が使用可能な点と、『ツヴァイ』がフルパワーで戦える点ですね。
NEWがほぼ二強環境を固めた一方で、ALLはこれらによってある程度バランスの取れた環境になっているところは絶妙に感じられます。
7弾環境はNEWが上位で拮抗し、ALLで『ツヴァイ』一強に近い状態であったため、この違いは面白いですね。
奇しくも7弾時のBATTLE ARENAがNEWで、今回の8弾のBATTLE ARENAはALLでの開催となります。
とりあえず圧倒的Tier1のデッキがある状況での開催とはならなそうです。
もしや、ここまで作り手の想定通りなのでしょうか…だとしたら相当な調整力だと賞賛します。
さて、こうして8弾の環境デッキと言えるカードは出揃ってきましたが、ここからはパーツ調整を行い、環境での流行度合いを見てデッキを使い分けることとなるでしょう。
以下で各個のデッキの特徴と最新傾向を見ていきますが、少しでもこの考察が読んでいるあなたの役に立てば幸いです。
-----------------------ここまでナーフ前に書いた内容です-----------------------
というわけで3/25のナーフによって半分ほど書いていたこの記事はお蔵入りとなっていました。
4月に入ってようやく環境も形を定めてきたため、追記して完成品とします。
さて、以下はtwitter上で公開されていたロマネスクカップTOP100の方のデッキデータをまとめたグラフです。
そこまで正確なデータとは言えませんが、ナーフの影響が大きく出ていることははっきりわかりますね。
ちなみに24名分と少ないですが、アポロヌスカップTOP100の方のデータは以下です。
極端だった2月の分布から、3月に入ってようやくある程度の均衡が取れていたALL環境ですが、環境TOPの一角であった『トリーヴァドリームメイト』が消滅したことでそれまでとまったく違った形となりました。
以下でも述べますが、グラフにも大きく表れている『黒緑速攻』を主体に、ここからアリーナまでの環境読みは過去最大に難しくなっていると考えられます。
ただ、この混迷とした状況でメタゲームを想定し、自分の答えを探すことがカードゲームの醍醐味だと感じて頂けると幸いです。
答えを示すことこそできませんが、この記事の内容が大会やランクマッチで戦うあなたのほんの少しでも一助となることを願います。
ゲオアガピ天門
7弾までの『5c天門』とは同じカラーでありながらもまったく別のデッキに感じますね。
基盤となるのは8弾の目玉となった「アガピトス」と「キングダム・ゲオルグ」ですが、役割の多さがこのデッキの強さの根幹となっています。
「アガピトス」の強みはざっと下記のものがあります。
・単体で3点を作れる
・「ウルコス」でブースト、「レモン」で耐久を使い分けられる
・タップ効果で盤面処理ができる
・「ヘンブズ・ゲート」がなくても素出ししやすい
・トリガー「ヘブンズ・ゲート」で出れば2面止められる
一方「ゲオルグ」の強みは以下です。
・単体で基盤の3色を生み出す
・盤面処理
・フィニッシャー
・環境のパワーラインを上回るパワー9000
早い話、この2枚でできることが多すぎるんですよね。
8弾は場面によって使い分けられる汎用性が売りのゴッドが登場しましたが、この2枚も負けず劣らずの性能を持っています。
特に強力なのがタップキルによる盤面制圧で、トリガー「ヘブンズ・ゲート」が決まれば、たとえ相手の盤面に上限までクリーチャーがいても処理可能となほどとなりました。
また、「ゲオルグ」のフィニッシュ性能も明確な強みで、「ゲオルグ」+2体さえいればどんな状況でもリーサルを組むことができます。
この二点を以て、今までの『天門』と最も違うところは?と聞かれれば、ズバリ攻撃性能の高さと言えるでしょう。
『天門』にもかかわらず、相手のリタイア以外で5,6ターンで勝ちうるのは何よりもそれを証明しています。
構築に関しては、近頃「ザーディア」の枚数が若干減り、「竜極神」「ガレック」あたりが増えているでしょうか。
ALLなので「ロスト・ソウル」を採用する選択肢がありますが、構築の固定化が進行しているため、自由枠はかなり限られています。
圧倒的Tier1だったが故にメタの対象にされており、NEWよりも多様な環境になっているALLでは、各自がどう環境を読むかで構築に色が出そうですね。
ほぼ間違いなくBATTLE ARENA 4thでも活躍されるデッキですが、その晴れ舞台に立つ際にはどんな姿となっているのか、まだまだ変革が期待されています。
※『ゲオアガピ天門』のみナーフ前に書いた内容となります。以下はサンプルについては必要に応じて更新していきますが、解説は簡易となりますのでご容赦ください。
5cカチュア
『ゲオアガピ天門』に続く8弾環境の発明と言えばこのデッキだったと思います。
2月末頃から少しずつ存在の噂は広まっていましたが、3月頭に瞬間1位を達成した構築・解説・動画が公開されたことで一挙に広まりました。
その後は早期に「ヘブンズ・ゲート」を加えた『5cカチュア天門』に分岐し、それぞれにチューニングを重ねて環境に存在します。
事故率や脆さなどの7弾までの『カチュア』の特性も引き継いでいますが、「カチュア」+「ゲオルグ」の即死コンボは犯罪級とも言えるレベルです。
不安定故にアリーナでの使用率はそこまで高くならないと考えますが、構築のカモフラージュも可能な初見殺し性能のあるデッキのため、ひっそりと新たな亜種を開発している人もいるかもしれません。
また、7弾まで主流だった『デアリ』も環境から激減したものの十分強力であるため、伏兵となり得るでしょう。
ツヴァイ
7弾までのALL環境の圧倒的王者でしたが、8弾の新規勢力によって”普通に”強いくらいの位置に落ち着いていました。
その後周知の通り「ストリーミング・ビジョン」が殿堂入りしてしまいますが、「エナジー・ライト」での代用で十分一線級の強さを保っています。
また、トップメタの『ゲオアガピ天門』との対面を考えた際、相手が6マナ圏に到達するまでにある程度勝負を決める流れに持っていく必要があるため、撃つ暇のない「ライト」不要論もあります。
サンプルはその形にしてみました。
このデッキは安定性と上振れを内包しているために極めて強力で、除去コン以外に極端に困る対面もいない上に、後述する『速攻』にも立ち回りやすいため、アリーナではトップを競る使用率になると考えられます。
これまではALLの『ツヴァイ』といえば青単が主流でしたが、ロマネスクカップ最終TOP100に残った『ツヴァイ』使用者9名中7名が白入りであったことを考えると、対面した際には「スパーク」類が入っていると考えて立ち回った方がよいでしょう。
青単テクノロジー
8弾環境が始まってから主にNEWで注目され、ALLでもその実力が認められたのが『青単テクノロジー』です。
露骨なコンボを狙う異色のデッキですが、ようやくその強さが本物であることが証明されました。
アポロヌスカップ末期ではまだ半々ほどだった「ツヴァイランサー」の採用はしっかり定着しており、対面した際には最低2枚、通常3~4枚は入っていると考える必要があります。
最近の傾向としては、「コスモビュー」を1,2枚減らす、「マーキュリー」を2枚から3枚に増やすなどの構築も見られるようになってきました。
その特異性もあってTier1級の実力を持っても使用率が伸びにくいデッキですが、安定性も持っているため、アリーナで選択する理由も十分だと考えられます。
リースドリームメイト
3/25の「ジェネラル・クワガタン」のナーフを以てそれまで環境トップだった『トリーヴァ』型が環境落ちしましたが、『リース』はまだまだ強力なデッキの一つです。
ナーフ後の変化としては「アガピトス」の採用が一般的となり、同時に「フンヌー」も併せて使用されるようになりました。
これによってタップキルを活かした戦術も取りやすくなり、デッキの多様性を伸ばしています。
2枚目の画像のような「ヘブンズ・ゲート」を採用した型も存在し、こちらも上位環境で戦うだけの強さを持っています。
『メカオー』やトップメタの『ゲオアガピ天門』『ツヴァイ』への対策として「サージェント・クワガタン」を採用できるのも利点ですね。
ほか、黒を混ぜて「霊翼の宝アルバトロス」を入れる初見殺し性能を持った構築もあるため、油断できないデッキです。
安定したビートダウンで極端な苦手対面を持たないため、アリーナで中堅の地位につく使用率になると考えられます。
赤白アポロ
7弾から引き続き現役の強力な一撃必殺を武器としたデッキです。
8弾で迎えた数少ない新戦力の「ボルガウル」は非常に強力で、このカードによって突破口を開くことも多々発生するようになりました。
最近は『速攻』の増加もあって「スクラッパー」や「ダキテー・ドラグーン」を採用した型が増えています。
どちらもトリガーすること前提の採用カードですが、勝負に勝つためのキーカードが少ないデッキのため、むしろ最もこれらを採用しやすいデッキだと言えるでしょう。
極端な苦手対面を持たない上に環境の流れが追い風気味のため、前回同様アリーナでは中堅の使用率を獲得すると考えられます。
白青メカオー
ナーフ前から陰でこっそりと活躍していた、実力十分なデッキですが、ナーフ後に大手を振って活躍するようになりました。
3月末に公開された上位者の構築解説も影響がありそうですね。
ロマネスクカップ最終TOP100では『ツヴァイ』と並んで9名が『メカオー』を使用していたと公表しており、環境に変革を起こしています。
7弾で既に完成されていた構築のため、8弾での変化は「エル・カイオウ」をスタメンに迎える程度で、他は「アポカリプス・デイ」を採用する流れがあったほか、先の記事のように「ガニスター」などを採用した程度です。
「アポカリプス・デイ」についてもナーフ後に最大仮想敵であった『ドリームメイト』が勢いを落としたために減りましたが、直近は『リース』の復権と『黒緑速攻』の台頭があるため、再び入れ戻すようになっています。
その他の変化では2コストの採用枚数を9枚とする構築が微増している点でしょうか。
そうなってくると「ガニスター」「マンモンキャノン」の枠が難しいので、構築段階で頭を抱える点は相変わらずです。
安定性を持ちながらプレイがモノを言うデッキのため、環境の風向きが悪くならない限りはアリーナでも自信のある人を中心に使用率が高くなると考えられます。
速攻
4ターンキルが最大出力の時代で『速攻』について書くのはまだまだ先のことだと考えていました。
発端は『黒緑速攻』の登場です。
ナーフ後の3/27に行われたユーザー主導の大会「ELEMENT CHAMPIONSHIP 02」にて準優勝を果たしたのが『黒緑速攻』で、当時ドマイナーだったこのデッキの強さを知らしめることとなります。
準決勝からのアーカイブはこちらをどうぞ。
『黒緑』の強みはとにかく横展開が強力で、そこに大型の「レオパルド・ホーン」が加わると、場合によっては「ヘブンズ・ゲート」をトリガーしても返せないほどの押し付けとなります。
よく4枚積みの「ヘブンズ・ゲート」が盾に1枚以上入る確率は43%と言いますが、逆を言えば57%の確率で『速攻』が貫通できるわけです。
加えて都合よくブロッカーを引いてくる必要がある上に、対策の「ホーリーメール」も後攻では間に合わないため、そうやすやすと『天門』であっても有利を取れるとは言えません。
ロマネスクカップTOP100の使用率も高く、早期にこのデッキの強さを知っていた人がこぞって勝ち点を稼いでいたことが判明しました。(私のtwitterのTL上でも周知されたことを嘆く声が聞こえました)
そうなると『速攻』には『速攻』を、という流れが生まれ、月末・月初の回転率を上げたい時期も重なって、『赤白』『赤緑』を加えた3種の『速攻』が一挙に増加することとなります。
『黒緑』の展開力に対して『赤白』は「スパーク」をはじめとする豊富なトリガー、『赤緑』は『除去コン』殺しのパワーラインの高さが売りで、それぞれにはっきりと特性が分かれて対策する側を泣かせます。
過去4回のアリーナでは『天門』をはじめとするコントロール系のデッキが好まれる傾向にありますが、現環境で最大母数に匹敵するほどの使用率になっていることを考えると、今回のアリーナの台風の目は『速攻』と言って過言でないでしょう。
この流れを維持したまま高い使用率となるか、あるいは肩透かしとなって『速攻』対策をした人を泣かせるか、過去最大に読みが重要となる大会となりそうです。
除去コントロール
こちらも3月末になって使用が広まり始めたデッキタイプで、それまでの青を加えた『クローシス』から派生して誕生しました。
「飛行男」や「バジル」の自壊から得られるアドバンテージは絶大でトリガーも多めなことから広い範囲のデッキと渡り合うことができます。
このデッキの誕生には「竜極神」の強さがより認知されるようになったことも一因しているでしょう。
事前公開次点のカード評価記事では9.5点を付けたカードですが、下手をすれば10点に迫る強さですね。
コントロールからフィニッシャーまで幅広くこなす非常に強力なカードです。
環境で見かける機会も増えており、見かけ以上の強さを持っているデッキのため、『速攻』に次いでアリーナの流れを左右するカギを握っていると言えます。
登場間もないデッキであることもあって型が定まっておらず、どんなアレンジがされているかわかりかねるため、多くのデッキにとってあまり対面したくないデッキとなりそうです。
さらなる派生として『デアリ』型や、『除去サファイア』の成分を取り入れたものも存在します。
デイガグール
地味ながらも堅実なデッキの一つとして8弾を生き抜けてきました。
うまく「グールジェネレイド」を活用しながら攻め込むことができれば『天門』相手に「エリクシア」を置かれても突破可能です。
『速攻』系統に対しても多めのトリガーで耐えることができ、「竜極神」でデッキパワーも高まって広い範囲のデッキに対応ができます。
「グール」を使った立ち回りや、ミッドレンジの攻め方はプレイングを要求するため、見た目のほか使い甲斐のあるデッキです。
サンプルでは「グール」を3枚としていますがもちろん4枚でも良く、派生として「ドラゲリオン」を入れたり「のろいとテラーの贈り物」を入れたりと、アレンジの余地もあります。
そこまで高い使用率とはならないでしょうが、まったく可能性がないデッキでもないと言えるでしょう。
BATTLE ARENA4th 環境予想
予想にあたって相性表を作成してみました。
※デッキタイプが増えすぎるため、不本意ですが『5c天門』を『ゲオアガピ天門』に、クローシス系のコントロールを『除去コン』に、ドラゴン系のデッキを『グール』に、速攻各種を『速攻』にまとめています
※表が絶対ではないため、一見解と解釈してください
環境デッキ多すぎってのが本音です。
ここから大会予想をするのは非常に難しいのですが、大型大会の前提を考えると、ベターな思考は
・極端な不利対面を環境デッキに持たない
・事故率が低い
の二つでしょう。
この二点を踏まえつつデッキの総合力を考えると、おそらく『ゲオアガピ天門』と『ツヴァイ』が最大勢力になると考えられます。
これらをトップメタとして基準に考えていくこととなります。
両方に〇がつくのが唯一『除去コン』、片方に〇・もう片方に□がつくのが『5cカチュア』『白青メカオー』となります。
この3つについて考えてみましょう。
『除去コン』は受けるデッキでありながらデュエプレのトリガーカードの質が低くデッキパワーを落とすため、上位層が特に好まないデッキですが、前述の通りトップメタに対して相性よく立ち回れます。
一方で、他の対面に対しての相性が極端なためにマッチ運にも大きく左右され、多色事故問題も抱えて安定性に難はあると言えます。
『5cカチュア』も形を変えたとはいえ事故デッキの代表で、特段相性がいいというデッキも多くないため、手に取るには少々勇気が要ります。
ただし、個別の項でも書いたように押し付けや構築による初見殺し性能が高く、その点ではBO1(1回勝負)の大会向きです。
『除去コン』『5cカチュア』はメタ寄りのデッキであると言えます。
そして『メカオー』はと言えば先の二つとは違い、安定性が売りのデッキでありながら立ち位置も悪くなく、玄人が選択しやすいデッキだと考えられます。
相性表を見てもまだ△は多いですが、7弾の頃よりはるかに戦いやすい対面が増えた気はしますね。
他のデッキを見ていくと『リースドリームメイト』はトップメタに対して五分をつけることができ、他対面に対しても『赤白アポロ』を除いて明確に不利な対面は存在しません。
構築に「サージェント・クワガタン」を入れるかどうかで変わる部分も大きいですが、安定性と立ち位置の良さから推奨デッキの一つと言えるでしょう。
一方その『リースドリームメイト』に対抗しやすい『赤白アポロ』はトップメタに対してどちらも戦いやすいと言えないのが難点ですが、他を見ればこちらも極めて苦手な対面がいません。
7弾から続く人気デッキということもあって、選択に困った愛着のある人が選ぶ可能性があると考えられます。
そしてここまで話の出ていない『テクノロジー』は『ゲオアガピ天門』こそ戦いやすいものの『ツヴァイ』に不利がつく上に、中堅どころの『白青メカオー』や『リースドリームメイト』にも苦しい戦いを強いられるため、選択しづらいデッキと言えます。
『グール』は立ち位置こそ悪くないものの、目立った実績がないことやデッキ人気も高くない(信用を築けていない)ため、それほど率は伸びないと予想できます。(逆に伏兵ともなり得ます)
そして『速攻』は意外なほどに苦手対面が少なく、上振れ次第でプレイングを打ち消すこともできるため、3種類のタイプがあることと現環境での活躍からも一定の活躍が見込まれます。
これらを踏まえ、アリーナのデッキ分布図を作ってみました。
たぶんこんなに綺麗に分かれたグラフにはならないですが、考えに考えた結果こうなりました。
『除去コン』と『速攻』がこの環境末期に台頭してきたことがネックなのもありますが、もう一つの要因は定員です。
1stが1024名だったのに対して2ndと3rdが2048名、今回の4thが2912名の参加となるのは決して見逃せない点だと考えます。
定員が増える=門戸が広くなる=カジュアルプレイヤーも多くなると考えられるからです。
そうしたプレイヤーはテクニカルなデッキを避ける傾向にあるため、『赤白アポロ』『速攻』、メタ要素の強い『除去コン』や環境外のデッキをを選択する可能性は上位層よりも高いでしょう。
ナーフ、新デッキの登場、そして定員と、様々な角度から今回の大会環境は混迷を極めると考えられます。
※誤解のないように述べておくと、カジュアルプレイヤーや経験の浅いプレイヤーを侮辱する意図は微塵もございません。むしろ大会という場をぜひ全力で楽しみ尽くしてほしいと心より応援してます。
最後に決勝トーナメントの予想は以下とします。
『ゲオアガピ天門』…2名 『ツヴァイ』…1名 『メカオー』…2名
『速攻』…1名 『リースドリームメイト』…1名 その他…1名
宝くじ感覚です。
この予想が大きく裏切られるような、波乱のゲームとなることを楽しみにしています。
おわりに
何度か触れてきたようにこの大会に至るまでの流れにはずいぶんと振り回されたため、難産な割に十分な出来と言えない内容の記事となりました。
ですが、最低限必要なことをまとめ、大会に関係のない人たちに対しても役立つよう仕立てられたとは思います。
ここまで読んで下さった方はありがとうございました。
最後に投げ銭方式で、内容とは関係ない文章を残します。
無理をする必要はありませんが、この記事や過去記事も含め、見合う価値があったと思ったらご購入いただけるととても嬉しいです。
いただけなくても、少しでもこの記事があなたの日々の楽しみにつながれば幸いです。
それではまた。
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