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Gift Economy

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ギフトエコノミーとは、自ら進んで与えることを前提に成立する経済のことです。需給関係で価格が決まり、貨幣の支払いと引き換えにモノやサービスが提供される市場経済とは異なり、ギフトエコ… もっと読む
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記事一覧

旅するお父さん - TabiPapa- を始めます!

47都道府県に“かぞく”をつくりたい! あなたの“お父さん”になります! いったい何を言ってるの? 気持ち悪い〜 そう思う人もいるでしょう。 きっかけは、前に参加していた「お父さんバンク」です。仕組みの立ち上げに関わり、得意なことを頼まれたり、足りない経験をさせてもらったり、複数の家族とつきあっているうちに、自分の中にある固定概念が、少しずつ変化していきました。 シングルマザーのお父さんとして、授業参観に参加したり、運動会の応援に出かけたりしました。また、旦那さんがい

「お金のいらない国」に向けて

小説『お金のいらない国』の著者・長島龍人さんが、コロナ騒ぎのあとで、お金のいらない国についての投稿をしています。今は、お金がないからみんな困っているわけですよね。だったらそのお金のやりとりを一気にやめてしまって、今のまま暮らせるようになったらいいと思いませんか? 食糧や資源はあるんですから。 気になった方は、以下の投稿を読んでみてください。 僕が取り組んできたことは、以下にまとめています。

ペイ・フォワード、贈った先にあるもの

『ペイ・フォワード』という映画を知ってますか? 社会科の先生が中学生たちに課題を与える。 「もしきみたちが世界を変えたいと思ったら、何をするか?」 母親のアル中を気に病み、近所にたむろするホームレスを気遣うトレバー少年は、そんな、自分の周りの決して幸せとは言えない人々に思いを馳せ、ある考えを思いつく。それは、受けた好意を他人に贈る“ペイ・フォワード”という行動だった。 2000年製作/123分/アメリカ 原題:Pay It Forward 配給:ワーナー・ブラザース映

経済活動から生存活動へ変化するチャンス!

ここ数年、「お金のいらない国」を理想と考えてきましたが、全員で一気にシフトしないと、実現は難しいと思っていました。ところが、新型コロナウイルスをきっかけに、実現する可能性が出てきました。 ロックダウンで経済がストップ! COVID-19(新型コロナウイルス)の影響で、ロックダウンによって世界中にゴーストタウンが出現しています。インドも全土封鎖が始まり、13億人が21日間、外出禁止となり、人や牛でひしめいていた街角もひっそりとしています。 必然的に経済活動もストップしていま

うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる

「わけ合えば」 うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる うばい合えばあらそい わけ合えばやすらぎ うばい合えばにくしみ わけ合えばよろこび うばい合えば不満 わけ合えば感謝 うばい合えば戦争 わけ合えば平和 うばい合えば地獄 わけ合えば極楽 相田みつを トイレットペーパー&ティッシュ品切れについて お店もハッキリ書くようになりましたね。

目覚めよ! わたしの内なるヒーラー!

本郷綜海さんの「Somi Life Art School」に通い始めました。 ヒーラーになりたい、魂の目的を生きたい、自分と深く繋がり、様々な才能を発揮して生きたい。自分と深く繋がり、魂の求めるものがわかる自分になる。エネルギーの使い方を体得できる。 2018年11月10日から、10か月間、全20回(2か月のホールド期間を含む)のコースです。 文章、写真、デザイン、大工、マッサージなど、自分でも何をしている人なのかわからないのに、さらに「ヒーリング(エネルギーワーク)」

プロジェクト「space 虚空蔵」

数年前から、自分の知識や技術を無償でシェアすることを始めましたが、次のステップとして大量にデッドストックしている自分のモノ(本、カメラ、CD、楽器、雑貨等)もシェアしたいと思い始めました。 以下のことを実現するために、大きな倉庫や廃屋を探しているところです。車高4m近い車が出入りできる大きな倉庫で、周辺に土がある(畑をやったり、浄化槽を埋めたりできる)、駐車スペースが広い(キャンパーが数台停められる)、ソーラー発電するので日当たりがいいなど、条件はかなり厳しいんですが⋯⋯。

理想の社会がそこに——世界でいちばん幸せな国フィジー

あるとき、世界各地の日本人を訪ねるテレビ番組で、フィジーが紹介されていて、そのときの「ケレケレ」という習慣が印象に残りました。例えば、バーでお酒を飲んでいるときに、隣の人のビールをかってに自分のグラスに注いでも、怒られないのです。また、洗濯して干してあるシャツも、誰かが勝手に着てしまいます。 自分のものはみんなのもの、みんなのものは自分のもの その番組で、日本人留学生が通う学校で働く日本人・永崎裕麻さんが紹介されていました。永崎さんは、日本以外に自分が暮らしたいと思える国

原価と定価を知って、自分の気持ちで値段を決める店

最近、ワークショップ、ライブ、飲食店などで、ユニークな料金の支払い方法が登場しています。従来のような「定価」が決められてなく、ドネーション(寄付)や最低料金+投げ銭というように、自分の気持ちに向き合い、納得できる金額を考えられる機会が増えています。 好きなものを注文して、払いたい金額を帰るときに賽銭箱に入れる「自由料金」を採用している喫茶店もあります。お金を入れずに帰っても気づかれないし、誰がいくら払っているのかさえ、店主はチェックしていません。このとき、お金が少なければ単

レターポットを始めてみました。(随時更新)

少し前に、レターポットを始めてみましたが、 いったいどうやって楽しめばいいのか、 まだよくわかっていません。 リリース時に換金の仕組みがなくなったので、 地域(仮想)通貨的な使い方ではなく、 単純に「文字による恩送り」なのかな? 店舗やサービス業との親和性はいいような気がします。 僕のレターはこちら。 https://letterpot.otogimachi.jp/users/2945 キングコング 西野 公式ブログ - レターポットの使い方【初級編】 - Pow

「ラムピリカ」物語ーー江ノ島近くにある幻の喫茶店

最近、江ノ島の近くにある「ラムピリカ」(アイヌ語で、美しい精神の意)という喫茶店に通っている。海から10分くらい歩いた住宅街のなかで、畳の部屋にソファが置かれていて、子連れのお母さんの姿もよく見かけるほど、のんびりとくつろげる空間だ。 数年間、熟成させてから焙煎した「オールドビーンズ」のコーヒー(各種ストレート)は、苦味が効いた深い味わい。人気メニューの「有機全粒粉のふわしゅわパンケーキ」は、表面はカリッ、中はふわふわの食感で、ちょっとした秘密の楽しみがあり、ちまたのパンケ

オリーブオイルを販売する会社の株主になりました!

昨年末、三宅洋平さんが紹介していたオリーブオイルの輸入会社「貊村(みゃくそん)」の経営方法に衝撃を受けて、僕もすぐに株主登録をして、500mlを6本注文しました。元旦に注文したのに、さっそくオリーブオイルが届きました。年末年始も休まず発送してるんですね。 スペインの有機認定を受けたエキストラ・バージンオリーブオイルは、ものすごくさっぱりしていて、香りがいいです。しばらくの間、ポッドラックのときに、このオリーブオイルとバゲット(と会社パンフレット)を持っていくことにします。

トラックハウスをつくって、アクティブなホームレスになりたい!

自分自身をみんなにシェアしてもらう「自分シェアリング」を始めるために、移動手段と寝場所を兼ねた「トラックハウス」をつくりたいと思っています。来春から、大工仕事、写真撮影、Webデザイン、マッサージなど、僕ができることを無償で提供し、ダーナ(寄付)によって成り立つ暮らしを始める予定です。 このプロジェクトで実現したいこと1)トラックハウスをつくる これまでの文章と写真の仕事に必要な機材のほか、大工・左官道具、ネジ類や電気・水道の部品などを積み込めて、快適に過ごせるように、1ト

アクティブ・ホームレス活動が『日経産業新聞』に取り上げられました!

風向計 川崎由香里(ジャーナリスト) 自分シェア 他者と時間共有、心豊かに 週末農業や、複数の仕事を持つパラレルキャリアなど、自分を消耗させない働き方や、人とのつながりに人の関心が向き始めている。注目されるのはお金に振り回されない「人肌」感覚のネットワークだ。  「誰かのために自分の時間をシェアするという温かい気持ちが必要です」。これは自分の時間を30分単位で他者と共有して報酬を得るサービス「タイムチケット」のユーザー登録に記された言葉だ。自分の好きなことを誰かにシェアして