天然洗剤が詐欺だと言われる理由と、カンボジアでビジネスをする理由。後編

前回に引き続き後編になります。

今回お伝えしたいのは、カンボジアでビジネスをする理由です。

カンボジアという国は本当に最近、急に発展してきたアジアの途上国です。ほんの五年前まで、50年前の日本とか、30年前のベトナムと言われたりしてました。

しかしここ数年で、びっくりするくらいの経済発展を遂げています。国民の所得も大きく変化し、日本でもあまり見かけない高級車が走っていたり、コンドミニアムや商業施設なども次々に建設されてきています。

現在はインターネットの普及によって教育からファッション、ショッピングや生活様式まで、一気に最先端の情報やモノを手に入れる事が出来るため、人々は本当にすごい勢いで変化していってます。

まあそんなことはさておき、カンボジアでビジネスをする理由ですが、ビジネスと言っても色々あります。投資だってそうだし、飲食業だって農業だってそうです。ただ儲けるための事業なのか、自分がやりたいことをやる事業なのか、社会問題を解決するための事業なのかで大きく分かれます。

天然洗剤を心から作りたいかと言われたら、答えはNOです。やらなくてもいいなら自分の好きな事をして遊んで生きていきたいし、この世に環境汚染問題が無いのであれば無理してやる必要もありません。なのでこれは自分がしたい事をするビジネスでは無いです。

自分にとって天然洗剤の事業は社会問題を解決するためにするビジネスであるという事です。

ではなぜ、日本ではなくカンボジアというアジアの国でビジネスを立ち上げようとしているのか?というポイントですが、これにはいくつか理由があります。

先ずカンボジア産の環境に配慮した商品を作りたいという目標です。

メイドインカンボジアの製品を作る事は、カンボジアのイメージを作る事と同じ事だと思っています。私はカンボジアにもっとエコなイメージを持たせたいと考えていて、その一つとしてカンボジアの素材で作った手作りの天然洗剤を考えました。

そしてもう一つ、アジアから流れ出る下水のほとんどが、処理をされないまま海へと流れ出ているという現状を少しでも変えたいという目標があります。

とても大きな目標なのでよく馬鹿にされますが、現在人口が爆発的に増えているアジア圏で毎日どれだけの洗剤が使用されているか想像できますか?

人口が増えるにつれ洗剤のような日用品の消費は比例して増加します。そう考えたら日本の様に人口が減っている国よりも、アジアでやった方が地球規模で考えた時に環境への負荷を減らせるというのは少し考えればわかると思います。

あとは他の事業者と同じで、新しい雇用を創出したいとか、収穫期以外に収入が無い農家さんに安定した新しい収入先を作ってあげたいという気持ちです。こういう甘い事を言うと事業者として失格だと言われたりしますが、志としては私は全然良いと思っています。

よく人に自分がやりたい事は何だと聞かれるのですが、やりたいことが山ほどある為簡単には答えられません。またやりたい事なんて時代によって変化して当たり前だと思いますし、一つしかないなんてのはこの何でもできる時代にあまりにも閉鎖的だと思いますので、自分には理解できません。

ただこれだけは言えます。自分がやりたい事をする為には、先ずはそれができる環境を作ってからやるべきだという事です。

コロナウイルスのせいで経済がストップし、人々の活動が自粛モードになりました。そのせいで空気汚染や海の汚染が劇的に改善されてきているというニュースを良く見ます。つまり前みたいに経済をスタートさせるとまた環境汚染や環境破壊につながるという事に他なりません。

シンプルに言うと今の私たちの生活は経済発展=環境破壊の上に成り立っているという事です

経済が環境を、地球を破壊している事が明るみになっているこの時代に、前と同じように経済を回そうとして本当にいいのでしょうか?それって未来に対して、責任を押し付けているのと同じではないかと思うんです。

未来は自分がやりたいことが思う存分できる世界にしたい。そのために自分は先ず地球の環境問題に対してフォーカスしていきたいと思っています。

もちろん自分だけでは力が足りないのは解っていますし、洗剤だけで何とかなるとは思っていませんが、何でも小さなことから、自分から始めなければ求める時代なんてやってきません。失敗しても何を言われても、とにかく全力でやれる事をやるだけです。

環境問題は資本主義思想の中では、今まで綺麗事としてないがしろにされてきた事ですが、アフターコロナの新時代は人々の環境への考え方が大きく変わる事を信じたいと思います。

経済と環境のバランスがとれた明るい世界を、一緒に作っていきましょう。

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