後悔、独白
テレビをつけて、携帯で音楽を流す。
雑音に紛れていないとどうも居心地が悪い。
私の思想が早足にならないように、ストッパーになってくれる音たち。静かになったらそこでおしまいだから、よろしくね。
今に始まった事ではないが、私は人付き合いが苦手だ。ずっとずっと中学生から進まないまま、いや、あの頃とは違ってインターネットですら人と話すのが億劫になった。
孤独は嫌いだけど、人と話すとぼろが出るからもっと嫌い。
手放しで信じていいよと言われると、怖い。それが何を言ってもいい免罪符でないこと、よく知っているしそれに傲るような事はしていないつもりだった。
それは大好きで、唯一の特別だと思っていてもそう。言われないと気付けない私だから、人一倍気を付けていたつもりだった。
でも、違った。それだけでは足りなかった。人の感情の機微を読み取れない私には、このうえなく甘い考えだった。
細かく褒められると身構えてしまう。自分から連絡はしないようにしている。常に味方でありたい。相手の悩みには深く、自分の悩みは聞かせずを努めていたい。
全部全部保険で、全部愛ゆえの行動だった。
怒られた子供のように、陰から覗いて様子を伺う。
この人なら大丈夫?
ストッパーを少しずつ、少しずつ外していく。全部外すにはまだ早くて、私から悩み事を相談する、頼る、だけはまだ怖くて。
しないで正解だったなと今なら思うし、自分で乗り越えるべきだと思う。
6年を共にしても、それが恋人でも難しいのだから、それはそうなのだけど。
人には知られたくない事があって、優先順位があって、これも当たり前で、それが理解できる位に育ってしまった。
傲慢で我が儘な私であれば良かったのに、中途半端に気持ち悪く成長したからもう出来ない。
携帯画面を覗かなくても安心できる恋愛をしたいし、見られても安心できる恋愛をしたいし。友達とお互い様でいられるようにしたいし、し、わからない。
最近文章も書けない、ここで終わり。
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