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心地よさ

近所の公園の桜も、今朝ベランダに出てみると、葉桜になってきていた。
季節が移ろうのもあっという間だなぁと思いながら、しばらく眺めていた。

昨日も今日も晴れ。暖かったので、窓を開けて過ごす。

部屋に掃除機をかける。
部屋の隅に追いやられた埃たちが掃除機に吸い込まれると、ちょっとした爽快感を感じる。
掃除機をかけ終わると、部屋の空気感が変わっていることに氣付く。
心地いいなぁ。

掃除を終えると、何となく暑い。
今までの自分なら、暑いなぁ・・っと思うだけで、そのままなのだけど、
暑いなぁと感じたので、着ていた長袖の上着を脱ぐ。
半袖になった腕に、外気が触れる。
「っ氣っ持ちいいぃぃぃぃ〜」
服と腕の間にあった熱気が、外気のひんやりした感触に変わる。
何とも言えない心地よさ。

ベランダに出るのは日が当たって暑かったので、ベランダのドアの前に寝転んで、そのまま春の空気を感じた。
外のいろんな音を聞きながら、ゴロゴロする。肌に触れる風を感じる。身体が緩んでいくことに氣付く。心もほぐれる感じがする。
段々と「無」になってくる。頭が空っぽみたいに。
自分の中が静かになる。静かになる心地よさを感じる。

最上級の心地よさを味わうことも大事だよって、身体のことを学んでいて、数ヶ月前に教えてもらったことがあって。
心地よさはわかるけど、「最上級の」って枕詞が付くと「はて?」となっていた。

わからなかったけど、今、ここで感じているのは、「最上級の」心地よさだなぁ
自分がそう感じたなら、それで良いことにして、そのまま、最上級の心地よさに委ねてみる。

今感じている最上級も、ひょっとしたら、こういう環境になったらどうだろう?もっと最上級になるのかな?と自分の中からいろいろな景色が湧いてくる。

やってみて味わう。どうだったか身体の反応をみる。シンプルにそれだけ。
やってみたから先が見えるんだろうなぁ。本当にシンプル。

いろんな心地よさ。
まだまだ探求したいもの。

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