そのままでいさせてくれるありがたさ
先月、くらげ体操の先生の施術を受けた。
そのとき、膝の裏にふれてもらっていて、たまらなく泣きたくなった。
何というか、自分がいろんなことに遠慮しているというか、出したいけれど出さずにいる諸々があるなぁと感じて、自分に対しての申し訳なさが湧いたというか。
けど、何というか、泣きたくなったことって、それだけじゃないなとも何となく思っていて。
何で何だろうな?ってずっと思っていた。
今月に入って、その施術のエッセンスを学ぶ機会があったのだけど、
そこで、泣きたくなったのはこれか・・・ということを感じた。
それは、「どんな自分であったとしても、その時その時の自分をそのままでいさせてくれる」という感覚を感じたから。
そのエッセンスでは、相手に合わせるということに重きを置くのではなく、自分の感覚を感じながら、自分の心地よさを感じながら、それでいて相手も大切にすることで、自分も相手も大切にするということを感じていったように思っているのだけど
自分の心地よさを感じているからか、自分の中にとても満たされる感覚があって、それが循環している感覚で、結果、全てが心地よくなるというか・・・そんな感じだった。
どんな自分であったとしても、まず受け止めてくれる。
それがとてつもなく心地よくて、今の自分の状態を認識できたことで、自分で選んでやっていたことはこれなんだとはっきり見ることができた感じ。
だから、自分に申し訳なくなった。
今までは、何か気付きという手応えがあることで、泣けることはあったのだけど、
そのままでいさせてくれる、そのままの自分をただ見るという手応えのないことで泣けたのは初めて。
だからこそ、自分の自力の気付きや、自分で動き出すきっかけが見つけられるのかもしれない。
そのままでいさせてくれることのありがたさ。
今、この瞬間を感じることができるありがたさ。
今、この瞬間の自分を肯定できるありがたさ。
静かに自分の内側を感じることのできる時間。
ありがたいな。
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