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ツルムラサキの思い出

夏。
夏バテをすることって、あまりないのですが、
それでも、この暑さでは、お米は食べたくなかったり
そのくせおにぎりは食べたいってなったり(笑)
暑いから汁物は…だけど、味噌汁は飲みたかったり…
そうめんやお蕎麦が食べたくなったり…と、
日によって食べたくなるものがバラバラだったりします。
そして、暑いから、ごはんを作るのも、なんだかなぁってなってしまったり😅

なのですが、今年は、「果物」「野菜」だけは別格。

朝からトマトをかじりたくなったり
きゅうりで漬物をつけたくなったり
桃が美味しそうでつい買ってしまったり
ガッツリ食べたくない時でも
なすやズッキーニなら、焼いて塩かけて食べようって思たり
とうもろこしならいくらでも食べれそうって思ったり・・・

野菜や果物に恩恵を感じています。

中でも、ツルムラサキは、この時期よく食べる野菜の一つ。
茹でて、お醤油、鰹節、マヨネーズをかけて食べるのが好き。


茹でたり、炒め物にしたりして食べます。

ツルムラサキは、子どもの頃、お盆前後に、埼玉県のおばあちゃんの家に行くと必ず食卓に並んだ野菜の一つ。
トマト、きゅうり、とうもろこし、オクラ、なすと一緒におばあちゃんの畑で育てていたので、
「食べたいものがあったら、畑から何でも取っておいで」というおばあちゃん。
小さい頃に苦手だったなすも、おばあちゃんが作ってくれたなす味噌炒めがきっかけで美味しさを知ったり、
とうもろこしは、夏場はおやつにいつも食べていた記憶があります。

岡山からお土産に桃を持っていくと、みんなで丸かじりして食べたり。

今思うと、おばあちゃんの家での食の体験って、すごく豊かだったなぁと。

おばあちゃんが亡くなってからも、スーパーでツルムラサキを見つけると、
「おばあちゃん家の野菜」と思って、つい買ってしまうくらい、ツルムラサキとおばあちゃんの家での思い出って繋がってる感じ。
うちの母もよく食卓に出してくれ「おばあちゃん所でよく食べたよねぇ」って、実家の思い出話になります。
食べると、思い出すんですよね。

お盆になると、おばあちゃんの家にはいとこがたくさん遊びにきていて、
おばあちゃんはガキ大将みたいに、たくさん遊んでくれました。
私の中では、絵本の「ばばばあちゃん」みたい人っていう印象で残っています。


栄養だけでなく、おばあちゃんのパワフルさもいただけるような、私の中ではとても大好きなお野菜です。


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