仕事をする上で大事に思っていること

これは、自分が、株式会社の運営する小規模保育園で、施設長や主任をしていた経験からのことだと思う。株式会社の運営する保育園の施設長→一般の会社でいう現場監督とか、部長とか、そういう立場だと考えてもらえたらと思います。

私が大事にしたいなっていつも思うのは、会社や施設長が目指している物だとか、見ているところであったりとか、そういうところを共有したり、同じようにそこをみるということを大切にしたいと思っている。

これって、イエスマンになることが目的ではなくて、その視点を持った上で、自分にできることを最大限にしていきたいから。

自分の現場の現状の中でも、やって行けること、整えていくことを明確にして、やっていきたいから。

自分の行動がそこからずれていないか、きちんと確認したいから。

その方針という枠組みがあった上で、自由に、創造性を持ってできることをやっていきたいと思っていたから。

そこがバチっとハマっていた時って、いろんなことがあったけど、毎日「死にそう・・・」って思っていたけど、そう思えば思うほど、すごく楽しかったのも覚えている。追い込まれれば追い込まれるほどエネルギーも上がるとかいう、中毒性みたいなものもあったような・・・。

そうでない時や、何か苦しいときって、やっぱり、そういう歯車が崩れていたり、何も見えない中での手探りになってしまっていたり。

だからこそ、上司や関係各位とのやりとり、コミュニケーションって、自分の中ではとても大切だったし、その中から、必要な情報だけを後輩に流していたりもした。そこが決まった経緯を考えることに時間とエネルギーを費やすことよりも、そこを達成していくことに時間とエネルギーを費やすことの方が、明らかに無駄がないと思っていたし。

けど、やっぱり、「なぜそこが決まったのか?」ということにエネルギーを割きたい人もいることは確かで。納得できないことであればある程、達成していくことよりも、どういう経緯でそうなったか?ってことに力を注いでしまう方もいる。

けど、仕事だから、結果を残すことも大切で、こちらがいくら「納得できない」ことであったとしても、仕事としてやらなくてはならないこともあるのは確かなことで。だからこそ、「納得はできなくても、理解はする」ということが自分の中では大事にしていたことだったし、納得はできなかったとしても、上の考えや方針は、常に確認、理解しておきたかった。

けど、私のこういうところって、「上司の顔色をいつも伺っている」「上司に気に入られたがっている」という視点で見ていた人もいたっていうことも確か。「なんでそんなに確認とるの?」っていうふうに思われることもあったのだけど。

仕事をする、事を進めていくことで、本当に大事にしないといけないことって、相手の顔色を伺うことではない。個人として動いていることではないので、「その会社なり団体なりの目指したいところ」を見て「成果をあげる」ことが私にとっては重要。

だからこその、「今、あなたは何を見ているの?」「私はこういうことを思っているのだけど、それってどう思う?」「この看板を背負うにあたって、これってどういうふうに見えてる?」っていう確認作業でもあった。

もちろん、「それはダメです」「まずいです」「そこまでする必要はない」って言われることも多々あったし、逆に「全責任持つからやって」って言われることもあったし。

自分の中での、個人的な思いはある。

仕事を通して、自分がどういうふうになっていきたいかっていうことももちろんあるけれど、

会社全体として、所属している組織全体としての成果を上げることも、同じくらい大事。

だからこそ、同じ方向を見たい。理念や信念を、こう思っているを知りたい。

まだまだ自分の未熟さを感じたり、こういうところ、こういう思いが拾えてなかったなと気づいたこともたくさんある。

けど、その時からも、今も、これからも、やっぱり、大事にしたいところは同じかもしれないなと思ったのでした。




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