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以前、私が学びに行っていたもので、その学びの場で大事にされていたことの一つが、タイトルにある「現場で通用する」ということ。

現場というのは、自分のフィールドということ。家庭だったり、職場だったり、地域だったり。
その当時は、人の話を聞くということを学んでいたので、自分の身近な人の話を聞くということをとにかくやっていた。

身近になればなるほど、自分のいろいろな思いが入ってきて難しかったのだけど、そこを自分の思いは一旦脇に置いて、目の前の方の話をありのまま聞くということをしていた。
うまくいかない時は、同じ学びをしている仲間に練習させてもらいながら、現場で通用するということを目指してやっていた。

学びの場ではなくて、現場。自分のしていることなんて、全く求められていない場合もあるし、そういうものがあるということも知らない人ばかり。
それでも、自分がどれだけやれるかということに重きを置いていた。
通用するってどういうことなのか?は、話を聞くことで起こる現象を、都度見て行った感じ。
自分で本当の思いに気づいて動くことができる方も入れば、心に溜まっていたいろいろな思いを吐き出す人もいた。人に話したことのなかった話をしてくださる方もいた。

うまく行くことばかりじゃないし、なんなら、全くダメだったぁということの方が多かったのだけど

やり続けていたからこそ、自分と相手の意見が食い違った場合でも、思いの出所はどこか?そこを叶えるにはどうすればいいのか?という、間の意見を提示することもできるようになったし、感情を挟まず、冷静に意見を聞くことが少しずつできるようになってきている。これはゴールがないので、今でも、できたりできなかったり。

けど、できた時って、全く手応えがなかったりする。相手が勝手に気づいて、勝手に行動することができるから。

今は、身体のことを色々と学んでいる。
けど、学ぶことのベースって共通で、現場で通用することを大事にしている。
自分の身体が楽になったり、どんな場でも対応できる身体を作ったり、人との関わりが楽になったり。
もちろん、うまく行くことも行かないこともあるけれど、教えてもらったことをいかに現場に落としていくかっていうことも、大事な要素だなぁとも思っている。
職場で活かされることもあれば、趣味に活かされることも、休息に活かされることもある。

学ぶことって、特別なことではなくて、自分のしていることをより良くやっていくための仕入。
だから、うまく行かない時とか、自分にしっかり落とすために、仲間同士で練習させてもらうことも大事だけど
私は、やっぱり現場でしっかり使っていきたい。通用する自分になりたいと思っている。

いろんなことを通して、今日はそんなことを思い出した。

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