CROSSGEAR 独断カード評価(後編)

こんにちは〜
ヤタガラスと申す者です。
カード評価の後編として、
残りの、シャロンとルシアのカードを評価していきます。
評価基準等については前編に載せているので、
前編、中編から順に読んでいただけると助かります。
それでは、行きましょう!

〈シャロン〉

シャロン① 英明たる豪剣                                   評価 8.5/10.0
「塵も積もれば死、蘇生効果も強力」
相手のアーツが破壊された時という条件で1点の直撃を与える効果は、1回のダメージ量こそ少ないものの、置物として効果の発動条件が異常に緩く、1ターンで複数回発動することも容易である。また、同キャラの他カードがどちらも除去効果を持っていることもこの効果の使いやすさを助長している。退場時のGEARLINKによる蘇生効果は、コストこそ通常に出すより重めだが、相手ターンにも発動できるタイミングで、蘇生対象に自身を選択できるため相手ターン中の防御力の向上が期待できる。また、破壊されたのがターンの最後であれば、次ターン用のアタッカーを蘇生するなど、応用力も高い。同キャラには、墓地を増やす効果もあり、噛み合わせも良いだろう。一方で、脳死で使えるようなコストではなく、同キャラでは、能動的に破壊する手段も無いため、この評価させていただく。

シャロン② 旺然とした火焔                               評価 9.0/10.0
「緩い発動条件で単体除去性能はゲーム中top」
登場時のGEARLINK能力は、捨札を4枚増やすもので、同キャラの他カードがどちらも捨札からの蘇生や、捨札の枚数を参照して強化されるカードなので、同キャラのサポート効果として優秀と言えるだろう。また、GEARLINKのため任意で発動するかを選べる点も評価できる。このカードのメインは、攻撃時の除去効果で、相手アーツしか対象に出来ないものの、3点というダメージ量は破壊できる範囲が広く、パワー③を1回で破壊できるため非常に強力である。発動条件もかなり緩く単体除去として使いやすい1枚になっている。また、先攻1ターン目に相手が出したパワー③を後攻1ターン目で確実に破壊できる(一部特殊な状況を除けば)唯一のカードとなっていることも加味するべきだろう。しかし、破壊効果を使いに行くと自身をブロッカーとして使えなくなってしまうこともあり、最強とは言えないと考えるのでこの評価とさせていただく。

シャロン③ 紫霧の引導                                       評価 9.0/10.0
「コントロール後の最強フィニッシャー、ロマンも◎」
自分の捨札の枚数によって効果が追加される能力を持ち、試合が長引けば自動的に効果が追加されるため、他カードで防御力の底上げや、除去、墓地肥やしができる同キャラにとって、かなり相性の良いフィニッシャーと言えるだろう。10枚以上というかなり緩い条件でACTIVEがつくため、序盤からパワー③のアタッカーとしても活躍出来る。15枚以上でつくDRIVE効果は、ゲーム中で唯一、対象の制限がなく問答無用で破壊できる効果となっていて、中盤以降には条件達成も無理なく行えるため強力と言えるだろう。20枚以上は、早期の達成はやや難しいものの、単体で9点のACTIVE持ちの強さは言わずもがなで、試合が長引けば狙いに行く価値が十分ある効果となっている。そして、25枚以上では、特殊勝利効果を得ることができ、条件達成はかなり難しいものの、ロマン溢れる効果となっている。もちろん、捨札の枚数が少ない場面では、ただの効果なしカードになってしまう弱点もあるが、条件が揃った場合は単体で圧倒的なフィニッシャーとなる点を評価し、この点数とさせていただく。

〈ルシア〉

ルシア① 衰退的破滅論                                       評価 8.5/10.0
「特徴的で強力な効果を2つも内蔵した狂気のカード」
撤退時にGEARLINKで、3つの内から1つを選択して発動できる。発動タイミングがプレイヤーによる撤退でも良い点は他のカードと比較して優れた点だろう。気持ち程度の3点回復は残りの効果と比べ使う場面は少ないものの、選択肢の1つとして十分強いものである。このゲーム中唯一の手札破壊効果は、相手の動きの妨害や、リソース破壊はもちろん、相手ターンにも発動できることと合わせて、相手のプレイングをぶらすのに十分な威力を発揮する。相手を除外する除去効果は、使い勝手の良い3点のダメージ量に加えて、対象の退却時、撤退時効果を止められたり、リーリア③の使い回しや、シャロン①での活用を妨害できらり性能は、妨害や応用力がかなり幅広く、強力と言えるだろう。一方で、他カードと比べて、除去や妨害の効果でコストがかかる点は少し気になるため、この評価とさせていただく。

ルシア② 虚無と英智の結合                               評価 10.0/10.0
「異質の結晶、ウルトラ1人回しマシン」
シャルロット③が順当な強さの最大値だとすれば、このカードは、異質な強さ、展開力の最大値と言えるだろう。ルシア③ 不実な威光 との組み合わせが前提ながら、自分の前アーツをアップする強力なフィニッシュ効果も強力だが、最も重要なのは、DRIVE効果の方だろう。自分の裏向きのGEARを表に戻せる効果だが、ダウンしている裏向きのGEARを対象とした場合、GEARを得る際はアップして置かれるため、実質的にDRIVEの為の1ギアで、裏向きから表にしながら、2ギアを産み出す効果のだ。しかも、DRIVE時は当然1ドローが入るため、そこから更に展開したり、DRIVEを重ねたり、手札を増やしたり、攻撃したり、1ターンで動ける幅を大きく広げるカードなのだ。もちろん、複数枚引かなければ真価を発揮出来なかったりする部分もあるが、自身の持つフィニッシュ能力もふくめて、満点にふさわしい1枚だろう。

ルシア③ 不実な威光                                           評価 8.5/10.0
「シナジーとパワーを兼ね備えた優秀なアタッカー」
登場時のGEARLINK効果は、通常では4回までしか行えないDRIVEをそれを超えてに行うことができるなど、DRIVE時効果持ちとのシナジーが高い。また、単純にパワーを上げることにも使えるため、コストは少し思いが使いやすい効果だろう。攻撃時のGEARLINKは、自身のパワーを自分の裏向きのGEARの枚数だけ上げるもので、GEARLINKのコストから最低でも2点は強化できる。最大で10点のパワーアップが狙える効果でプレイングの意識から効果を高めやすく、攻撃性能はかなり高いが、裏向きGEARを参照する点で、ルシア②との噛み合わせはあまり良くない。また、強化がエンドフェイズで終わってしまうため、他の高パワーアーツと比べて守りには使えない点は見劣りするだろう。とはいえ、他カードとのシナジーや、攻撃性能の高さは、高く評価できるため、この点数とさせていただく。

いかがだったでしょうか、
再三になりますが、自分の独断なのであしからず
ルシアの評価はかなり迷いましたが、今回はこの点数にしました。
さらに自分の練度や理解が高まったり、
大会での流行りなどが見え始めたら書き直すかもしれません。
ここまで読んでくれてありがとうございました!
一緒にCROSSGEARを盛り上げて行きましょう!

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