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母の日のフラワーギフトは2週間前までに

早めに、花屋さんに予約しましょう!
そして、配送ではなく、引き取りに行って 直接、お母様へ手渡しが良いです。

2022年の母の日は、5/8ですが お花の状態を優先させるなら 当日は避けて、1週間前くらいにプレゼントなさってはいかがでしょう。
遠方などで やむを得ず配送依頼なさる方も母の日当日配達は避けましょう。

お花の生産というのは、工業製品のように単日に必要数を出荷するのは不可能でして、母の日の需要に合わせるために数週間前から高品質のお花が沢山出回っています。
沢山出回っているのですが、それでも母の日は「花が足りなくなる」のです!
そして、母の日は「配送の物量が多くなりトラブルの確率が高まる」という訳です。

しかも、母の日の前日と当日は、年に一度だけ花屋さんに来るお客様が多いです。
花屋さんは、毎年 万全の体制で臨んでいます…それでも、お花を買うことに慣れていないお客様が行列を成す、その結果、色々な意味で皆がイライラしています。

どうぞ、花屋の空気が穏やかな 今週から来週にかけて ご注文なさってくださいね。そして、お母様へ早めにお渡しくださいませ。

母の日は、アメリカ・ウェストヴァージニア州の少女「アンナ・ジャービス」さんが 亡き母親の好きだった白いカーネーションを追悼式で配ったこと(1905年)から始まり、母への感謝の気持ちを伝える日へと定着したと言われています。(諸説ありますが…)

だから、日本でも亡くなったお母さんへは 白いカーネーションなのですね。
今では、カーネーションも赤やピンクだけでなく、1000種類を超える品種の 様々な色が出回っています。
また、カーネーションだけでなく、アジサイやクレマチス、バラの鉢植えも人気です。選択肢が多く高品質のうちに予約しましょう。

お花の値段が釣り上がったり、品薄で花が揃わなかったり、物流がパンクしたり…良いことはありませんので、お花の業界では、30年以上前から「母の日ウィーク」や「母の月」等と 母の日単日に集中するのを避ける動きがありますが、定着していません。母の日問題は解決しないまま、花屋さんを苦しめています。
なので、母の日は営業しない花屋さんや 予約のお渡ししか受け付けない花屋さんも増えています。
賢い消費者の皆様は、条件の良い今のうちに花屋さんへ行ってくださいね。


…私は花屋ではありません、花卉業界を応援している「暮らしの花研究家」です。



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