嫌なのに泣きながらスポーツへ行ってた昔の話
最近ふと思い出した。
過去に書きましたが、私は昔サッカーを小中続けてやってたんですけど、
その時、私泣きながらサッカー行ってたよなって。
なんなら、"俺死んでくる…"て母親に言って泣きながら家出てったよなって。子供の頃どこかで見た軍隊ものの作品に軽い影響受けたか知らんが、
マジで特攻隊のように御国の為に死にに行くような、身を投げに行くような、行ったら身体朽ち果てて帰ってこれないと自己暗示かけていたくらい酷い様で。
親からしたらこんな情け無い子供に育ってほしくないと矯正するところ。なんとか私の気を持ち直させて、サッカーへ無理やり行かせてた(私としては上手く乗せられていたんだ)と認識しています。
私が小学生の頃所属していたサッカークラブはナイター(夜の練習)があって。どこでもそうですけど、スポーツクラブに所属すれば、参加の可否などなく、学校の授業と同じで、嫌でも強制参加させられるじゃないですか。18〜21時とかまで、学校の体育館やナイターの点いた校庭で練習してたんですよ。体力トレーニングのためだとインターバルで1時間ずっと走らされていたり、その後ボールタッチの練習や模擬試合、シュートの練習、と言った具合に。
特に、この1時間ずっと走らされるというのが、私はとにかく嫌だったんです。ずっと走り続けないといけない。基礎体力上昇のためとはいえ、スポーツを何かやれと先生と親に言われて無理やり入れられたサッカークラブで1時間走らされるだの、おまけにその後も技術を身につける為に練習されるだの、こちとら好きでやってないのに到底向き合えるわけないじゃないですか。(何ならトンボでグラウンドの整地をしたり、用具を片付けるときが一番私楽しかったですもん。そこしか楽しさ見出せないくらい。向いてなかったんだよ。)
毎回周回遅れで迷惑かけてたし、気遣ってくれた先輩や副キャプテンに励まされながら走ってました。これでもダウンや離脱は1回もしなかった。なんでか乗り越えてた。不思議。多分ダウンしたらなんか仲間外れにさせるというか、群れに馴染めない対象になるのが怖かったのか、晒されたりカイジみたいに地下労働させられると本気で思ってたのか。そういやあの頃排水溝の鉄の網見て映画版のカイジを連想してたな。
親も親で。私にスポーツを継続させたいからと、
平日ナイター開始ギリギリまでゲームやっていいから、"なんとかサッカーへ行かせるように仕向けていた"。飴を用意して、うまーく私をコントロールして行かせてたんですよね、今思えばだけど。
私からすれば、最後の晩餐みたいな感じよ。死ぬ最期に好きにゲームさせてやる、さぁ時間だ行くぞ。という感じ。ホント、ユニフォーム来ながらDKJBやってましたよ。思春期なのもあったのか、まだ幼稚で感情の整理がつかず、自分のやり出した事への責任の取り方も分からず、顔真っ赤にしてぐしゃぐしゃに泣きながらWiiリモコンとヌンチャク振ってたな。うわ〜思い出したくない過去出てきた!
そういやその頃ウチの親、ウイイレ買ってきて、私に触れさせようとしてたな。そうやってゲームを通じて私にサッカーに興味を待たせようとしてたんだろ!騙されなかったぞ!私はちゃんとDKJBやマリオギャラクシーやってたからな!
中学になっても、結局サッカーやってた。
自分の意思ではなく、中学で知り合った人に誘われたのがきっかけだったかな。で、親に相談したら"サッカー続けてみて、嫌なら辞めればいい"的な、そんなこと言われた覚えがある。私が望む回答は高校生になるまで一度も出てこなかった。
で、案の定続けられなくて。プラスいじめも受けてたから、親に"サッカー辞めたい"と相談した。この時、私の中で辞めたい7割だったな。それで、家族会議どころか、家全体で会議になるくらい揉めたけど、"結局私はサッカーを続けさせられた"。
私はサッカーやり続けた方がいいと思うけどな(母)
お前はサッカーをしなきゃだめだ(父)
だの、仕舞いには、
お前がサッカーしなくても大手企業へ行くためには高校・大学で○○を勉強して…(祖父)とか。もう……
そんなの知らねぇよ!!!!!
なんでサッカー辞めたいから社会人になったときの話に飛躍するんだよ!!!俺のことなんだと思ってんだよ!!!!!今聞いたって覚えてねぇよそんなこと!!!
そういうゴネてゴネてゴネられまくって私は折れて、2回も家族相談したのに私が望む辞める方向へはならなかった。この頃からかな、親ともまともに会話しなくなったのも。ひょっとしたらこれが起因したのかもしれん。他に幻滅したところはあったけど、それはまた別の機会に。
いや分かるのよ。客観的に見れば、
スポーツやった経験が活きるというか、それだけで強者側に立てるから。少なくとも、スポーツやってない弱い奴にはならないし、社会でも求められるのはスポーツマン(度胸のある奴)だから、スポーツをやらせるのは無難というか、成功の道なんでしょう?それで、私が泣いててもなんとかしてでも行かせてたんでしょうけど。
でもさ。
目の前で顔赤くしてわんわん泣いている子がいるのに、それを心から救おうとしないのは親としてどうなんだと思うんですよ。子としては。
赤の他人なら心から救うではなく、軽い言葉での説得とか無責任に罵声を浴びせて躍起にさせるとか色々あると思う。無理に介入しすぎると、その子の親に面倒かけたり、場合によっては"お前あの子の親にこう言われたらしいな"って、虐待につながる可能性もあるから危険だけど。
でも、
少なくても自分の子なんだから、他所の子よりちゃんと心から救うように面倒みなきゃおかしいと思うし、それをスルーしている時点で到底許せないのよ。一生もんなんだよ。
仕舞いにはね?高校とかになってから、あの頃のサッカー部のやり方はおかしかったー、身体を痛めることしかしてないーだの、平気な顔して言ってくるんですよ。お前それ俺が苦しい思いしてる時に言えよと。なんで苦しませるんだ。泣いたんだぞ?死ぬ死ぬ言ってたんだぞ??スルーしてたのかと。
…こんなんだからさ。
私の家系はいわゆる本家というか、ザ・一族と言った家庭なんだけど、私一人っ子しかいないから、跡継ぎがどうとか、最近言われているんですよ。
でもこんな親の子だから、結婚して、子供ができた時に、私の親みたいな子にならないかが凄く不安で。加えて、一族の末裔的な重いモン背負わされた奥さんも迷惑かけてしまうだろうし。奥さんにも奥さんの家庭があって、あんな奴と結婚してよかったのかとかなると、そうなるなら他所と付き合った方がいいと本気で思えてしまう。
今許されるのなら、私は30までやはり自由でいたい。それから結婚や家庭について考えても、全然遅くないと思ってる。寧ろ、この一族みたいな子が早く産まれて安心させるより、絶望感与えてやった方がいいとさえ思ってる。
上京して、一人暮らしして、ホント新鮮な体験やいろんな考えの方と出会いましたが、それら全て、私にとっては感動をいただけるものばかりでした。今でも思うけど、上京は私にとってプラスでした。旅行の利便性とか含めても、非常に有意義だったと思います。
今は実家で過ごしていて、いい女は見つけたかだの、お前もっといい会社就職できただろとか、陰で言われてるんですけど。
こんな家庭なのよ。正直滅んだ方がいいと思うの。
もし兄弟がいたら、私絶対家から抜け出してたろうな。それで成功したかと思えば、順風満帆にはいかないだろうけどさ。
恵まれた家庭ではあったものの、悪い育ち方を経て大人になってしまった。
こんな奴の子は、きっと俺みたいな子に遺伝的にもどうしても似てしまうだろうし、俺が親になっても両親みたいな言動は遺伝的にどうしたって出てきてしまうし、親の顔色伺いながら親が死ぬまでそれを演じないといけない。果たしてそんな人生俺が望んでいるんか?もっと続きを見たくなるような物語じゃなきゃ、意味がないんだったろ??
親よ。お前らが気づかなかったから、俺はこんな子に育ったんだぞ。
はやくきづかないと、今後もより距離を置いた生活するぞー。
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