めぞん一刻の思い出
めぞん一刻との出会いは、アニメだったろうか。漫画だっただろうか。もはや覚えていない。
アニメの方はそんなに見れていない。少なくともラストまでは見ていない。
でも、漫画の方は何度読んだことか、読み返したことか数知れない。
今でこそ、実家にあったそれらの単行本を処分されていたり、今のじぶんの手元にも何も残っていないけれど。
もちろん、おなじ高橋留美子先生の作品のらんま1/2も好きだ。うる星やつらも好きだ(アニメは少し世代がズレるが)。人魚シリーズも隠れファンだ。るーみっくワールドの作品にどっぷりハマった時期もあった。
(犬夜叉以降はとんと離れてしまっているのでほとんど知らない・・)
だけど、めぞん一刻にはそれらとはまた別の気持ちがある。
恋愛をメインにした漫画やアニメ(ドラマも映画も)なんて、今も昔もそれこそたくさんあるけれど、いまだに異彩を放っている(と思う)めぞん一刻。
その世界、そしてその世界の人々が今思い出しても愛おしくてたまらない。
まずはわれらが主人公、五代くん。お金持ちでもなく、イケメンでもない(でもかわいい顔立ちだとは思うぞ)。基本的には一途だけど、いろいろと優柔不断。妄想癖もある(とはいえ、多かれみんなそうさ)。唯一の取り柄は若いってことぐらい。
一方、美人だけど若くして未亡人となり、元夫への思いを吹っ切れないながらも、それでも五代くんが気になってしまったり、そんな自分の思いに悩んだりする、一刻館の管理人・響子さん。
そんな2人がちょっとずつ、ほんとにちょっとずつ心の距離を縮めて…っていう過程だったり、彼らをとりまく、一刻館の住人や友人、恋のライバルとの関係性ややりとりなどがとてもとても楽しくて、でもやきもきもしたりして。
そんな彼らが大好きでした。彼らにまた出会うために、何度も何度もマンガを読み返すぐらいに。
そんな風に語ったところで、めぞん一刻の良さをじゅうぶんに伝えきれるはずもないけれど、思わず好きがあふれて語ってしまいました。
きっかけは、林原めぐみさんの最近の著書「ぜんぶキャラから教わった」。
本の内容で言えば、まだまだ、まだまだ著書の序盤(というか1作品目でのエピソード)なので、読み進めていくたびにまた新たな思いがあふれていくのがなんだかこわい(笑)
それにしても、漫画、読み返したくなっちゃったな。もう持ってないから改めて買わなきゃいけないけど。
アニメも、ちゃんと最後まで見たくなったな。ネットでは配信してな・・いと思ったけど見れるのか!あらビックリ。HuluとU-NEXT、あとは途中から有料だけどアマプラでも。
でも、なかなか長いから(96話!)、見てもちょっとずつね。
いやあ、いい時代になったものだ・・・(しみじみ)
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