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犬夜叉が好きな理由

犬夜叉のアニメが放送開始した頃、まだ独身で北海道に居たので、毎日色んなアニメを観ていたなー。テレビ東京さんはたくさんアニメ放送してたし、ストリートファイター2Vとか、無責任艦長タイラーとか、ガンダムWとか、スレイヤーズとか、、、ポケモンの放送が始まったのもこれくらい。エヴァも。
その中でも、犬夜叉が一番好きだったと思う。
高橋留美子先生の漫画が好きってのもあるし、世界観もビジュアルもストーリーも面白い。色々理由はありますが、好きな理由の一つに、かごめのママの存在があります。

かごめのママといえば、現代と戦国時代を行き来するかごめを普通に見送り、帰ってきたら普通に出迎え、恋の悩みに寄り添い、最後には二度と戻らないとわかっていながら娘の人生を後押しする。

私はその頃、宮崎の人と遠距離恋愛してて(後の旦那)、結婚が決まり、9月に宮崎へ嫁ぐとなった時。
周りの反応といえば「おめでとう」と言ったあとに、「親が可哀想」とか「何もそこまで遠くに行かなくても」とか、「親不孝」とか「娘は親のそばにいるのが幸せ」、、
まあ色々言われていました。
ちなみに私の親は、絶対に結婚しないと思ってた娘が以外にも早く結婚相手が見つかった事にたいそう喜んでいて、どこに住んでも同じだからと言って、旦那とも仲良くなり、かなり幸せな空気でした(笑)

家族の幸せはそれぞれ、家族が選ぶ道はそれぞれだと思います。親子共々死ぬまでそばにいるのが幸せと思う家族もいると思うし、いろんな道に進んで離れていく子供もいるし、適度な距離感が幸せと感じる家族もいると思う。

我が家は、親離れ、子離れがちゃんとできていた家庭だと思う。私は物心つく前から甘えるな、と育てられた事を半分恨んでいるが、半分は感謝してる。変に執着しない関係が成り立ち、私という人間の人生を歩ませてもらってる。

親の面倒を見るのが束縛と言ってるわけではない。
そういう状況の人もいるし、それが幸せとか義務とか思っている人もいる。私は義母と同居している。それは私と旦那が選んだ人生。

話が長くなったけど、かごめのママを見たとき、私は親不孝者でもないし、私の親もかわいそうではないと思ったんです。
私にも娘ができた。娘ができて思ったことは、感謝されるために子育てをしているわけではないということ。
大人になったときに、自由に巣立てる様に育てている。だから娘が巣立って二度と会えなくなっても、自分で選んだ人生を歩んでくれればそれでいい。
親子で血がつながっていても、私は私の人生、娘は娘の人生があるから。

うちの娘も4月から高校生。

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