何万分の何万のじぶん

どう生きなきゃとか

こうあるべきとか

さいきんそんなことばっかりが目についてくる。



逆に

「逃げていい」

とか

「ありのままでいい」

なんて言葉も、なんだかしっくりくるようでこない。

ひとの姿をみて、

それが逃げなのか、ありのままかなんて

そんなの不思議な気がする。

映画もいいけど、

自分の人生だってよっぽど劇的で

よっぽどつらくて

しんどくて

でも

自分が不幸せだなんて感じることなんてない。



それぐらいふつうなんだと思えるくらいの

日々を過ごす。

ふつうの生活

そのすぐそばにある物語に気付けるようになりたい。

欲張らないこと。

世の中便利になったけど、

知らず知らずのうちに

あれこれ

都合よくまわるように考えちゃってる。

うまくいかないときは、

欲張ってるだけかもと思えば合点がいく。

あれもしたいこれもしたいを捨てて、

できるだけシンプルにたった一つだけ



絞ってみること。

わたしは、

そんなバランス感でいいかな。

そんなことを考えてるわたしもまた

世の中に翻弄されているひとりなんだろうな。

……

そして

そんなことを考えながら、

今日もひとりぶんの夕飯を用意する。

慣れてるところが情けない。

面倒くさいと思いながらも、

こんな時間がわたしの心を家につれてきてくれる。

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