お店のOPENにあたり始めてノートを書いてみます。

まずは簡単な自己紹介から。

私は大阪で通信と不動産を経営する亘国嘉と言います。ポーカー界やハンドルネームはkuny（くに）で通ってますので、そちらで知ってくれている方の方が多いと思います。

不動産の世界に入ったのは１９歳の時でした。当時はまだ未上場だったエイブルで勤めていて、先輩社員の独立に一緒についていき、２１歳で雇われ役員になりました。当時はくそ生意気でした。というか、社員も全員年上だったので、頑張る＝イキルで間違ってました。若かったですしね(笑)

不動産業は既に２０年を超えるベテランと呼ばれるレベルにはなりましたが、まだまだ勉強の日々です。

私がポーカーと出会ったのは１０年程度前です。当時はどこのお店に行ってもほとんどタトゥーや和彫りの入ってる人たちが無言の圧力をかけているイメージでした。ドレスコード入れ墨かと思いました(笑)今思えば、ただ僕が初心者過ぎな為、アクションを謎すぎるのを見ていたのだと思いますが、当時の僕からすると、なんで「そんな喧嘩ごしやねん！」と思っていました。すんごい無言の圧力をかけられたのですが、負けず嫌いだった僕はもっと上手くなってプレイで倒したい。それと昔から対人ゲームが好きでした。パチンコや、競馬とかよりも麻雀やドンドン、オセロと言った頭脳を使ったり、駆け引きをするゲームの方が好きでした。

そこからポーカー（テキサスホールデム）の闇にはまっていきました。最初はプリフロップレイズが出来なかったです。AAもＫＫでもリンプインしてましたね(笑)

そんな時に、AJPC2013チャンプののんちゃんに出会いました。

そこからめっちゃポーカーとはなんぞやを教えてもらって、少しづつ小さいトーナメントでも優勝できるようになってきました。ちなみに優勝しても怒られてました。仕事上の取引先でもあったので敬語なんですけど、怒られてました。優勝したのに怒られるって僕にとってはすごい刺激でした。まだまだ強くなれるって思えたのが良かったです。（ドＭなんです）

関西では結構色んなお店に行って、年間チャンピオンとかにもならせてもらったりしていて、次は海外の本物のカジノへ行きたくなるのが普通です。

勿論行ってみました。僕はカジノは韓国しか行ったことないのですが、韓国のトーナメントでもそこそこのトーナメントで優勝出来たり、インマネできたり、初めてキャッシュゲームというものに出会いました。（リングゲーム）堂々とお金をかけてポーカーできることが楽しくて仕方なかったです。

韓国では1-3（100円-300円）2-5（200円-500円）がメインでした。初めて座ったのが1-3最初はちゃんとポーカーしてたので、順調に勝ってたので、次の2-5で遊ぶようになりました。2-5でも同じように勝っていたのですが、ここらへんから沼の始まりでした。大きいポッドや勝ってるハンドではfoldされて、ブラフはキャッチされて…( ﾉД`)ｼｸｼｸ…1-3で勝っても2-5で勝ち分を持ってういかれ、というか、勝ち分以上に持って行かれBRが減っていきました。

ちょうどその時、暗号通貨バブルで少し恩恵を受けたので元々無かったお金としてポーカーを勉強するためと思って300万円予算でずっとキャッシュゲームをやってました。カジノへ行ったときは、まずは1-3で増やして、その増やし勝ち分の倍額までを当日の予算と決めて2-5へ移動する方法でやっていきました。勝ち額は３倍になったら一旦テーブルから離れるを自分の中でルール化してやってました。（めちゃくちゃ美味しいフィッシュがいれば別）最初は負けてたのですが、負けた日も勝った日も全ハンドとは言いませんが、ホテルに帰ってから復習してを繰り返していると、なぜ負けたのか？なぜバリューを取れなかったのか？が理解できるようになってきました。そこから少しづつ安定して勝てるようになってきました。一瞬だけこれを専業にしようか？なんて事も頭をよぎりましたが、自分で会社を経営していること、僕の力量では食べては行けるでしょうけど、普通に仕事してる方が安定して稼げると思ったので、それはやめて趣味として今後も続けていこう。少しづつポーカーへの熱が冷めたというより、落ち着いた瞬間でした。

そんなこんなしてる時に、コロナで海外へも行けなくなり、ポーカーから離れていたのですが、友達がポーカー始めてみたいとなり付き添いで行くようになり、アミューズメントカジノへまた行く事も増えてきましたが、やはり昔のように真剣に長時間ポーカーする集中力はもう無かったです。

しかし仲間と笑顔になりながら、同卓して遊ぶと言った、プライスレスのバリューを貰えました。これはある意味、真剣にポーカーしてる時よりも価値があるように感じました。僕も結構な年になってきたので、若い子らがポーカーにかかわり、ポーカーに関係する仕事に就きたいと相談してくれる子やポーカー教えてくださいって子たちが周りに増えてきました。そんな子たちに何かできる事はないか？と考えていた所に今回僕のポーカーの師匠ののんちゃんがマネジメントするホステルの１Ｆカフェ部分の夜、何か使えないですかね？という話が舞い込んできて、それならそういうコミュニティーを作れればいいなと思い、アミューズメントバーを開店する運びとなりました。

来られた方皆様が笑顔になって、明日の活力になるお店。特に誰とも約束してないけど、あそこに行けば仲間がいるたまり場になってほしいと願っています。コロナ過で色んなストレスがあると思います。そんなストレスを少しでも発散できる場所にしたいです。そんな思いを形にします。

ただいま１１月２日ＯＰＥＮに向けて準備中です。

お楽しみにしておいてください。