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M3 MacBook Air 「ライブ変換」機能を1ヶ月程使用してみた感想

結論としましては、慣れると案外使いやすいけど問題点も分かりやすくある、そんな機能かなと思いました。
万人にはお勧めできないけど、一度使ってみても良いかも?な機能といった感じ。ハマる人にしかハマらない機能。

前提ですが、ライブ変換はタイピングした文字列を、自動的に適切な変換をしてくれるMacの標準機能という認識
デフォルトでオンになっていますが、Googleで検索すると「ライブ変換 うざい」とサジェストするような機能みたいです。

自分も久々にMacを触って、「こんな機能あったなー、邪魔だからオフ!」と速攻で機能を切りましたが、
ある程度時間が経ちMac自体に慣れたことで、Macのこのデフォルト機能を改めて試してみたくなったので、あえて使ってみました。大体1ヶ月ほど。


以下、良かった点とイマイチな点をまとめてみます。


○変換方法に慣れると快適、スペースでの変換を削減できる

最初に使用した際に思ったこと、「意味不明に漢字を変換して使い物にならない」といったものでした。

例えば、上記の鉤括弧内の「意味不明に漢字を変換して使い物にならない」を普通に単語ごとに変換すると、
「意味不明に 感じを 変換して 使い物にならない」といった風に誤爆がよく発生します。

ただ、これは文字変換の方法を少し変えると改善できて、単語ごとではなく文章で変換するイメージでタイピングすると誤爆がなくなりやすいです。

上記の文章の場合では、「意味不明に漢字を変換して使い物にならない」を一度もスペースを使わずにタイピングするといった感じ。

途中で漢字の変換がおかしくなったりしますが、ある程度文章が出来上がると補正してくれて漢字も狙ったものになってくれることが多くなります。

必然的にスペースを使う頻度が減って時短になるかも。
この変換の仕方に慣れたおかげで、だいぶライブ変換が使いやすくなりました。


▲漢字変換の精度が微妙

上記の文章をまとめてタイピングするような方法で変換すると、ある程度狙った漢字に変換してくれますが、それでも漢字変換の精度が微妙
全く使い物にならないレベルではなく、日常使用も問題ないのですが一定数変換間違いが必ずでてきてしまう…

それでも漢字の変換を学習してくれたら良いのですが、中々覚えてくれないし一度間違った覚え方をしたら矯正しづらい(できない?)。

間違いを正すためには、その都度変換学習をリセットしなければいけないので面倒。もちろん正しい変換学習もリセットされるので、さらに面倒。

システム設定の「変換学習:リセット」
微妙に見つけづらい位置にある


▲スペースで変換する時、Enterを2回押さないと確定できないことも地味にストレス

Macには「Windows風のキー操作」という設定項目があり、
これをオンにするとEnter1回で変換を確定できるのですが、ライブ変換がオンになっているとこれが機能しなくなります

正確には、スペースで変換の間違いを正してそのまま文章をタイピングすればEnter1回で確定になるのですが、正した単語をそのまま確定させようとすると2回のEnterが必要といった感じ。

…文章で表現すると訳がわからないと思いますが、とりあえず地味にストレスが溜まる仕様があるといったところです。


雑感

ライブ変換を使用し続けていますが、何だかんだいって快適に使用し続けています。

変換が微妙なのはデメリットなのですが、スペースを押さない変換(自動変換)が慣れると快適なんですよね

このライブ変換が他の日本語入力、例えばGoogle 日本語入力とかに採用されれば無敵な気がしますが、中々難しいのですかね?


少しだけ使用すると、こんなものまともに使えるか!となるかもしれないライブ変換ですが、ある程度長期間使用してみると案外快適になるかもしれません。



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