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盆提灯はいつからいつまで飾るの?


お盆に飾る盆提灯。
今回のコラムではその盆提灯についてご説明していきたいと思います。
そもそも、なぜ盆提灯を飾るのでしょうか。お盆の時期になるとご先祖様の魂が自宅のお仏壇に合わせて帰ってきます。その際に、「あなたのお家はここですよ」と導いてあげるための目印として飾ります。元来は門前で火を焚いて「迎え火」という形で目印としていましたが、住宅事情の変化から火を焚くことが難しくなっていったため、その火を提灯に移して魂を導く文化へと変わっていきました。これが、盆提灯の始まりといわれています。

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では、盆提灯はいつからいつまで飾るものなのでしょうか。
本来は迎え盆の13日から送り盆の翌日である17日まで飾り、17日中に片付けてしまうことが多いようです。盆提灯はご先祖様を敬い偲ぶ気持ちの表れなので、これより長い期間設置していても問題はありません。


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最近の盆提灯ですと、実際の火ではなく電球(もしくはLED)を点灯する形になっています。点灯をするタイミングとしては、迎え盆の13日と送り盆の16日の夜に点灯し、寝る時間には消してしまうという地域が多いです。

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お盆が終わった後

また、お盆が終わった後には盆提灯はお寺さんでお焚き上げをお願いし、しっかりとご供養する事が一般的です。お付き合いのあるお寺さんがない場合は、塩をふってお清めをして処分をしてしまうという方法でも問題ありません。ただし、地方自治体により分別が異なりますのでご確認頂いたのちに処分しましょう。




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