No.127/子どもたちへの愛情の注ぎ方とは
2024.05.06
こんにちは、くのてつです。
昨日は子ども日でしたね。
だから、とい訳ではないのですが、グリコの工場見学に行ってきました。
やはり歴史ある企業、創業者の熱き想いを実践してきた企業からは学ぶことが多いなと感じました。
一緒に行った家族でそんなことを考えていたのは自分だけだったようですが・・・(笑)
それにしても、最近は鯉のぼりを見かけなくなりました。
我が家でも兜を出すくらいで、鯉のぼりは持っていません。
自分が子どもの頃は、家に鯉のぼりを立てていたような記憶があるのですが、随分変わったなと痛感しますね。
これだけ社会構造が変わっている訳ですから、子どもたちへの愛情の注ぎ方も変わって然りかも知れませんね。
その愛情の注ぎ方で、自分が大いに学ばせてもらったお母さんがいます。
高校の同級生なのですが、三児のシングルママにしてフルタイムでバリバリ働くビジネスマン。
両親とも離れて暮らしているため、ワンオペでやっています。
大変そうだな、と感じてしまうところですが、これがまたとても楽しそうな家族なんですよね。
一度、食事に行ったことがあるのですが、子どもたちはいい意味で奔放です。
初めて会った自分にも子どもらしく素直に接してくれました。
その様子からは我慢させらているような側面を感じませんでしたし、お父さんがいないことをきちんと受け入れているようでしたね。
彼女の子どもへの愛情の注ぎ方は、周りからは非難もあったそうです。
お父さんがいないのに子どもたちを放ったらかしててフルタイムで仕事するなんてありえない・・・。
子どもたちだけで留守番をさせているなんておかしい・・・。
子どもたちが親のエゴの被害者になっている・・・。
などなど、直接言われたこともあれば、間接的に耳にしたこともあって当時はどうしたものか?と悩んだこともあったそうです。
自分は全くそうは思いません。
彼女は誰よりも何よりも子どもたちを「信頼」しています。
その上で「任せて」います。
ここをほとんど親ができません。
口ではいいことを言っていても、結局自分たちの体裁を気にして手を出してしまったりします。
彼女は「信頼して、任せて、待って、支える」を自然と実践しています。
周りに比べれば親のパワーが半減していて、かつ仕事のウエイトも大きい彼女がそれを体現している訳ですから、これは大いに学ぶべきだと感じますね。
何より子どもたちが本当に立派に健やかに育っている。
これが彼女の生き方が間違っていないという何よりの証明だと思います。
4月に彼女の長女が中学生になったようです。
思春期を迎える子どもたちと彼女がどう接していくのか。
これからも自分の先生としてスーパー母ちゃんから学んでいこうと思います。
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