No.115/信頼して任せて待って支える(2024.04.24)
こんにちは、くのてつです。
ここ1週間ほど、オンラインセッションをやっている中高生の子たちとアクティブラーニングにトライしています。
アクティブラーニングとは何ぞや、と自分もしっかり理解している訳ではありませんが、言葉だけ一人歩きさせているよりは自分もやってみた方がいいな・・・と思って絶賛挑戦中です。
手応えもあれば、逆に失敗だと感じる瞬間もあるし、これってどう進めるんだろう?と分からなくなることもあります。
でも、そうやってトライ&エラーを繰り返しながら、子どもたちと一緒に「より善い」を生み出していきけたら最高ですね。
今日はそんな挑戦の中で、何となく手応えを感じたことがあって、忘れないうちに整理しておこうと思います。
信頼して任せてみる
オンラインなので、なかなか呼吸を読む、合わせるのが難しかったりします。
それもあって、ついつい自分が主導、誘導することが多くなりがちで、毎回反省しています。
今日は思い切って丸投げしてみました。
テーマは毎回自由なので、今日だけ特別ではないのですが、どう進めるかまで自分が一切感知せずに任せてみました。
自分としてはそれなりに思い切ったつもりでしたが、子どもたちってすごいですね、何のこっちゃない、しっかり主導してくれました。
その子自身が設定したテーマをリサーチしたり、困ったら自分に相談してくれたり。
いつの間にか対話も弾み、終わってみれば5分オーバーで話し込んでいました。
待って支える
とは言え、全て順調に進むかという訳でもありません。
例えば今日は「留学」というテーマでリサーチを始め、最終的な対話では進路、進学に関する思考まで展開しました。
このプロセスで何度もつまづく訳です。
お互いの意思疎通がうまくいかなかったり、こうすればいいのにな・・・と思うところを我慢するので効率が悪くなったり。
テーマに合わせていたつもりがどんどん脱線して、目的から逸れてしまったり。
でも、その中でもグッと自分の考えを堪えて、彼らの声に耳を傾けてよく聞いって、アドバイスもグッと堪えます。
こうやってじっくり伴走していると、彼らが自然に大人では思いつかない発想を出してくれることもしばしばあります。
自分なりに考えて答えに辿り着く、これはなかなかすごいなと感じます。
アクティブラーニングは未だに何が正なのかよく分かっていません。
それでもこうして実践することで、イメージが形になり、理解が深まっていくのだと思います。
こうやって少しずつ、能力やスキルを高めていきます。
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