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No.104/高1の先生から学んだこと(2024.04.13)

こんにちは、くのてつです。
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▶️不覚にも昨日アップができていなかったため今日アップ

政治に関することは基本的に主張しないようにしています。

いろんな考え方やアプローチの方法があるし、公教育に近い立場にいるのでそこに政治色が出ることが望ましいと考えていないからです。

とは言え、俯瞰して見て考えるようにはしています。

新聞に出る程度ですが、これはいい政策なのか、それとも政治家本位になっていないか、といいう視点は持つようにしています。

そのきっかけをくれたのは、今日オンラインセッションで対話していた高1の少年です。

彼は岸田内閣へ批判的な姿勢を取っていて、政治に興味がありました。

かれこれ半年程、お付き合いしていますが、その中で政治に関する対話してきました。

「これは中途半端な考えで話していてはいけないな・・・」

と感じたことが考えるきっかけでしたね。

自分として近現代史は好きなので、そこに政治は大きく関与してきますし興味関心もあり面白くやらせてもらっているんですけどね。

そんな彼との今日の対話で気づいたことを2つ、整理しておきます。

偏りを生まないこと

まだ高校に上がったばかりですから、当然表面的な情報に振れていってもおかしくありません。

特に嫌いな人、分野についてはそれを決定づける理由を探してしまいますからね。

でも彼は出来るだけ表裏の情報を検索するようにしているようです。

随分立派だな・・・と感じならがらも、せっかくファクトチェックをやるならどうしたらいいか?ということを一緒に考えてみました。

この対話がまた面白いのですが、ああでもない、こうでもないと言いながら話して「二次情報、三次情報には気をつけよう」に辿り着きました。

もちろん、自分からは何も伝えていないので、彼自身が導き出しました。

大事なことですし、それを日々意識できるか、ってことがポイントだよね?なんて話しながら戒められる自分がいましたね。

良い面を認めること

例え嫌い、認められない考えや人であっても、良いことは正当に認めるべきだ、ということも同時に彼が考えていたことでした。

自分が高校の頃にはそんな思考できなかったな・・・と感心させられましたね。

例えば、対話の中で岸田さんのいい活動みたいなものが出てくると、批判する理由を探したくなるものですが、「それはいいこと」と認めます。

その上でやはり認める気にはなれないと判断しています。

これって大人の自分たちでも難しいですよね。

そんな彼の姿には改めて戒められている自分がいましたね。


政治に限ったことではなく、正しく情報収集して自身で判断できる力は子どもの頃から鍛えておく必要があると感じます。

昨今は当たり前のように情報を得ることができ、自分たちの頃より遥かに大衆化されています。

その分多くの情報に触れて、何正しい、何が誤っているという判断も問われることになります。

学校で学ぶ基礎学力に加えて、基礎処世術みたいなものも鍛える時代にあるように感じる今日この頃です。

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