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No.130/スマホだけしか使えない子どもたち

2024.05.09

こんにちは、くのてつです。

昨日中3の男の子と話していて「このスマホゲームがめっちゃ面白いから一緒にやろうよ」と誘われました。

学生時代は徹夜で友人とゲームをしていたくらい、ゲーム大好きだったのですが、今は1秒もやりません。

やりたいとは思わないんですよね・・・。

せっかくの誘いに乗っかりたいものの、ここはやんわりお断りしました。
(※もちろんそれが必要なケースであれば「やる」選択をしますが)

そんな話をしたばかりで、今日見かけた記事これです。

こんな調査あるんだな、と思いながら興味深く読ませてもらいました。

自分が関わっている中高生は、確かに記事通りだなと感じますね。

オンラインセッションをやっていると、PCを持っているのにZoomはスマホから入ってくる子も多い印象です。

別にそれが悪い訳ではないのですが、PCからZoomに入った方が出来ることの幅や機能性が上がるので、その時間の質が明らかに変わってくるのですが・・・。

確かに有名な起業家さんたちもスマホ一つで仕事が完結すると言っているので、スマホが使いこなせれば十分という見え方もあるでしょう。

一方で自分はPCが絶対欠かせないですかね・・・。

やはりスマホより使い勝手がいいしスピード感を持ってやれる、というのが自分の感覚です。

もちろん、そんな「根拠、俺」を子どもたちに押し付けることはありませんが。

スマホ依存も問題になっていますし、「なぜスマホ偏重なのか」という視点で考えてみます。

村文化の名残がある?国民性?

いろんな研究や文献などで言われていることは一旦置いておいて、自分がその世代の子どもたちと話している中で考えた、というのが前提です。

中高生の子たちと話していると、やはりLINEやSNSのDMなどでよく友だちとやりとりをしていると聞きます。

他にも一緒にゲームをやったりするのだそうです。

このあたりでお察しかも知れませんが、その輪に入れないと困るという意見が大半です。

つまり、村八分になることを恐れている、というところでしょうか。

気持ちはよく分かりますし、自分もそんな経験あるな・・・と思いながら、いまだに変わっていないことに虚しさを感じる自分がいます。

そんなことにこだわらなければいけないので、そもそもPCを使うかどうかみたいな次元ではないということでしょう。

しかし、これだけ多様性、インクルーシブ、SDG`sという言葉が世に広まっているのに、それが言葉だけになっていることがよく分かります。

まあコロナ禍で変化できなかった大人を見ていると、これが日本の国民性であり、大人がそうなのだから子どもの社会も・・・と納得はできます。

果たして、本当にこれでいいのか。

大人である自分たちは向き合わないといけません。

これから世界は自律した個が集まり、繋がって、幸せになる未来が来ると言います。

しかし、今の日本の現状ではそのスタートラインにすら立っていない。

まずは大人はもちろん、子どもたちの属するコミュニティーにおいてフリーでフラットでファンな環境をつくることが重要です。

そんな有志たちで、ハチドリの精神で、この現状に向き合っていこうと思います。


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