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No.141/少子化対策をしないことが少子化対策かも知れない

2024.05.20

こんにちは、くのてつです。

昨晩アップする前に寝落ちしてしまいました。

これは幸せなことだよな・・・と思いつつ、体力が低下していることを痛感する今日この頃。

今日から今後の活動に向けた体づくりをスタートします。

今回はこの記事を読んで考えたことを整理します。

少子高齢化が進む日本。

4人に1人が生涯無子。

こんな提言もなされているそうです。

我が国にとって2030年までがラストチャンスである。全ての世代の国民一人ひとりの理解と協力を得ながら、次元の異なる少子化対策を推進する。これにより、若い世代が希望どおり結婚し、希望する誰もがこどもを持ち、安心して子育てができる社会、こどもたちがいかなる環境、家庭状況にあっても、分け隔てなく大切にされ、育まれ、笑顔で暮らせる社会の実現を図る。

https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/051300373/051600002/

今年は2024年で、この提言通りならばあと6年でリミットを迎えることになります。

大幅な人口減、少子化度合いも予測を超えるスピードで進んでいいる。

果たして本当にこの流れを断ち切ることができるのだろうかと思います。

一方で無理に断ち切る必要があるのだろうかとも思います。

その理由が「ウェルビーング」という言葉です。

これからの子どもたちに求められるのはウェルビーングだと特集する記事を目にしましたが、実に合点がいく内容でした。

子どもたちが幸せに生きられるために何が必要かを問うものです。

この「幸せ」を起点に考えるならば、少子化が進むこともまた結果論なのかも知れません。

成熟した日本社会においては、子どもが生まれて成人するまで亡くなってしまう確率はかなり低くなりました。

これは世界トップレベル。

それ故、子どもをたくさん産む必要がなくなったと言われています。

これは時代と価値観の違いですので是非の話ではありませんが、昔の人は家を継ぐ子どもが成人するまで子を産み続ける、そういう価値観だったそうです。

子どもを産み、親も自分自身の自己実現を目指せる幸せな時代になった訳です。

その中で、自分という個を優先することが悪だとは言い切れませんよね。

家庭を持つ必要があるとか子どもを産まなくてはいけないと、そんな議論がナンセンスなのかも知れません。

誰のための、何のための少子化対策なのでしょうね。

今自分が思うのは、子どもたちが大人になった時に毎日が幸せだと感じられる、そんな人生を過ごしてほしいということ。

きっとその次の世代を想うことにヒントや答えが詰まっているような気がします。

自分にはまだ答えがありませんが、考え続けていこうと思います。

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