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No.160/今は幕末、日本の未来は明るい

2024.06.08

こんにちは、くのてつです。

今日は高1の男の子と週1回のオンラインセッション。

昨年までは学校の先生と合わず不登校生活でしたが、この春から高校に通学しています。

最近アルバイトも始めたようで、毎日楽しい時間を過ごせているそうです。

彼を見ていて感じるのは、学校に行かなければ子どもたちは勉強できない、成長できない、という見え方は間違っているということです。

そんな固定観念を持っている人は多いのではないでしょうか。

もちろん学校が不要だという訳ではありませんし、学校の存在はとても意味のあるものだと思います。

識字率など世界的に見ても、その土台は間違いなく学校にあると思うので。

一方で選択肢の一つであるとの捉え方もできるのではないか。

そんな捉え方も許容されるようになってきていると感じます。

例えば、この記事にあるようにフリースクールの補助を受けられる自治体が少しずつ出てきています。

30万人を超える不登校者数、予備軍を入れるともっといると言われるこの社会課題を受けて、その柔軟な判断が必要とされています。

自分たちが小中学校の頃はこんな選択肢はありませんでした。

学校に行けなくなると人生からドロップアウトしたように見えてた気がします。

今、その選択肢が出来つつあることは、いろんな可能性を秘めている証だと自分は感じます。

これは良くも悪くもです。

この選択をしてそれこそドロップアウトしてしまうこともあるでしょう。

逆に可能性を拡げまくって、考えられないような成長を見せることもあるでしょう。

この観点で落差がないのが学校であり、公教育を離れると何を選択するか、というハードルが上がる訳です。

つまり、優良な事業者を選ぶ必要があるし、それはまた事業者の哲学によって子どもたちの可能性を拡げることも閉じることもできるということです。

こう考えていくと、フリースクールは自分にとってとても魅力的で意義のあるものに見えます。

幕末の志士たちが松下村塾から生まれたように、日本の未来を明るくする存在が各地のフリースクールから生まれる、そんな絵を描いてもいいですよね。

ずっと私塾のような事業に取り組んで見たいと考えてきました。

事業性だけでなくある一定水準以上の経済力が親に求めらるという課題はあります。

これをどうにか誰も取りこぼさない、誰もに開かれた存在に出来ないだろうか、と思うのです。

答えはありませんが、これからの自分のライフワークになっていく、そんな気がする今日この頃です。

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