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追記。レビュー「米津玄師/Lemon」 ”切り分けた果実の片方”

先日書いたLemonのレビュー記事。


他の方のレビューや米津さんのインタビュー記事などを拝見していて、これは恋の歌ではなく死別した悲しみを歌った曲だと分かった。
背景に、米津さんのご祖父様が亡くなったこと、ドラマ「アンナチュラル」の主題歌でもあったとのこと。
また、タイトルも当初はmemento(=思い出の品、形見、記念品という意味)だったらしい。


そうすると、私が抱いていた疑問について謎が解けたかもしれない。
「切り分けた果実の片方」なぜ、同じ語数の「レモン」と書かずに「果実」と書いたのか。

果実=実=み
片方=かた
とすると、かたみ=形見となる。
こういうことだろうか。

失恋ではなく死別だと読み方が異なってくる。
大切な人を亡くしてこの歌詞を書いた米津さんを想像して悲しくなった。

謹んでお悔やみ申し上げます。

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