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レビュー「秋山竜次/CF#50 ダルタニアン(パリコレNO.1モデル)」

ロバート秋山さんプレゼンツ、クリエイターズ・ファイル。
秋山さんがいろんな職業の方になりきって演じているクリエイターズファイル。
(※この記事は、個人の妄想です。)


今パリコレ界から最も注目されるスーパーモデル、アルセーヌ・ダルタニアン。トップモデルも羨む神スタイルを持つ彼に会うため、取材班はパリへ向かった。

紹介ページより引用

”トップモデルも羨む神スタイルのダルタニアン”
その風格たるや、パリコレNo.1の名に相応しい。

パリコレの重鎮、老舗モード雑誌「avant」ルノア編集長も太鼓判を押す。
ビッグ4に君臨する3人の彼らをもってしても、ダルタニアンには太ち打ちできない。
それが、アルセーヌ・ダルタニアンだ。

彼の肉体は、完璧で奇跡的な造形美ともいうべきなほどに洗練されている。
自然界を超越しているかのような逆三角形の上半身。


このスタイルは生まれ持ったものじゃない。
僕は誰よりも努力したのさ。
でも自分だけの力じゃない。
この体型を維持するには、みんなの助けが必要なのさ。

常に謙虚な気持ちを忘れていない。
そこもまた彼の魅力の一つである。

一切の迷いも戸惑いもなく、金色(こんじき)のランウェイを歩く。
彼の目が真っ直ぐ見つめる先には、未来がある。
それは常に昨日の自分を超えていった先にある、光り輝く未来だ。

陰影さえも操る、モデル界の魔術師。
すっかり魅了されていて前のめりのルノア編集長。
確かなものに信頼を寄せる目だ。

「ダルタニアンはサイドを黒く塗っていないか?」

このようなやっかみや批判に対して、ルノア編集長はこう言う。
「トップモデルになると足を引っ張る人たちが出てくるのよ。ダルタニアンは正真正銘神スタイルの持ち主よ。」

ダルタニアン本人にいたっては、他人からの評価には目もくれない。

僕にとってはゴシップは大きな問題ではないのだ。
今日はどのカフェでエスプレッソを飲むか、そっちのほうが重要さ。

セーヌ川を駆ける春風のように爽やかに言ってのける。
彼の発する言葉の一つ一つがエレガントで香り高い。

黒は身に着けないけれど、周りが黒っていう状況が好きなのかもしれない。

ダルタニアンお得意の比喩表現で、取材陣とその先にいる視聴者へのメッセージだろう。

これを現地フランスの取材陣に確認したところ、

「どんなに暗い状況でも、私は進んでいける。
 むしろ、周りが暗ければ暗いほど、私は努力して輝けるの。」

という意味だそう。

どこまでもポジティブなダルタニアン。
モデルやファッションに関心のない若者からも強烈な支持を集めているのも納得だ。

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