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普通自動車免許で乗れる三輪モーターサイクル
普通自動車免許で乗れる三輪バイク
2019年3月29日に、BRPジャパンは、三輪モーターサイクルの「Can-Am Ryker(カンナム・ライカー)」を発表し、同時に発売も開始しました。
カンナムシリーズというと、普通自動車免許で乗れる前輪が2輪、後輪が1輪のモーターサイクルであり、今までに1.3リッターエンジン搭載の「スパイダー」の3モデルのみ販売されています。
見た目は、バギー車かと見間違えるようなデザインをしており、筆者自身カッコいいと思うようなスタイルなのです。
そのうえ、普通自動車免許で乗れるというのが魅力的で、買って乗りたいという衝動を駆り立てられます。
BRPとはどんな会社なの?
あまり知られていないかもしれませんが、BRPとは、どんな会社なのでしょうか?
BRPは、水上バイクやスノーモービル、ATVなどを手掛けているカナダのメーカーなのです。
そんなメーカーが手掛ける三輪モーターサイクルということで、性能などにも信頼がおけます。
水上バイクやスノーモービルを手掛けているからこそ、デザインがバギー車風になっているのです。
三輪バイクの新たなモデルとは?
さて本題の新たなモデルを見ていきましょう。
この度、日本導入となったライカーというと、価格を抑えてカンナムシリーズでのエントリーモデルとなっています。
エンジンは、600㏄の並列2気筒と、900㏄の並列3気筒の2種類となっており、トランスミッションは、ともにリバースギア付きのCVTを採用しているのです。
シートポジションを下げることで、低重心構造にし、車両重量を270~285kg(乾燥重量・北米仕様)に抑えることができ、軽快な加速に加え、高いコーナリングを実現しました。
また、安全性能にも配慮し、スタビリティーコントロールやトラクションコントロールそして、ABSを標準装備させています。
そのうえ、適切なライディングポジションを考慮し、工具なしでの、フットペグやハンドルバーの位置を調整可能な「UFitシステム」を採用されているのです。
気になるグレードは、600ccの「600」、900ccの「900」「ラリーエディション」の3種類となっています。
その中のラリーエディションは、オフロード走行を考慮したモデルで、リアに4段階の減衰力調整機構を備えた専用サスペンションやラリータイヤ及び強化ホイール、そのほかにも、フロントグリルプロテクションモール、ハンドガードや「ラリー」モード付きライディングモードセレクターなど、装備が充実させているのです。
なお、実に7万5000通り以上のカスタマイズが可能となっていて、パネル、ホイールアクセントなどの装飾パーツに加え、積載性を高めるケースやサドルバッグなどのアクセサリーも豊富に用意されています。
気になる価格は、ライカー600:135万9000円、ライカー900:159万9000円、ライカー ラリーエディション:176万4000円と以上のようになっているのです。
はたして、高額となる三輪モーターサイクルですから、売れ行きが気になるところで、
どれだけの販売実績を生むことができるのか、注意深く見て行きたいと思います。
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