今さら、始めてみようと思う。

今さら、本当に今さらだと思うけど、Noteを始めてみようと思います。

実のことを言うと、昔、ブログをやってました。本当に恥ずかしい文体で、批評交じりの偉そうな文章だったなぁと思い、あれは黒歴史としてインターネットのどこかに垂れ流し放置で行こうかなぁと思ってます。
…さかのぼらないでね。

今日、こんな挙に出た理由はまぁいくつかあります。
その中の一つであり、最も大きなキッカケになってるのが今回の演劇だなぁって思います。


僕自身の今までの舞台にまつわる経験・想い出がF.I.です(笑)。

僕は小学六年生のときから漫才やコントを書き始めました。当時はたしか和牛さんの漫才をみて、面白い、すごいという尊敬と同時に、自分も書けるのではという傲慢から始まったことだけは記憶しています。
さらに当時はたしか小説らしきものも書いていました。
中学生のときに文化祭でやった学年劇が印象に残りました。脚本と映像をやりました。楽しかった。だけど、どこかむずがゆくて、もっとできることあるんじゃないかなとも思いました。

高校一年生のときに、演劇部に入部しました。高校演劇では主に裏方をやってました。高校時代にやった演劇の中で僕は確かに役者もやってはいたんですけど、どちらかというと裏方がメインでした。弱小演劇部、堀川高校演劇部22期生。だから僕は音響と照明、どっちも勉強する必要がありました。

そこで、僕は恩師に出会いました。この先生と話すと、何か心の中にある思春期ならではの悩みが、靄がす~っと晴れていくような気がしました。

そこで、僕は変人に出会いました。21期生の先輩、芸名が「あるのパカヨシ」とかいう人と仲良くなりました。コイツ、変なんです。入部して1週間かそこらでできたグループLINEに仮面ライダーの変身セットみたいなので遊んでる動画を送り付けてきました。最初のうちは後輩パワーでみんなちゃんとリプ付けてました。2週間が経ちました。僕しか返信しなくなりました。

僕はこの先輩とお笑いコンビ「昨日から隙だらけ」を結成しました。2022年1月、冬劇祭が目前に迫る東山青少年活動センターのロビーで僕たちはコンビを組みました。
東山青少年活動センターは思い出の場所です。今はこの思い出の場所で、創活番というボランティアで中学生や高校生の演劇の大会のサポートをしたり、いろんな舞台の機材や裏方のことを学ばせていただいています。
同年3月、僕はこの先輩と単独ライブを主催します。
そして、僕は大学受験をします。

京都教育大学に無事合格。そして、1回生になって、京教大の演劇部「劇団ひなたぼっこ」に入部します。そしてややあって、お笑いサークルも設立しちゃいます。

6月、僕は、昨日から隙だらけの単独ライブをもう一度やろうと企画します。僕は入部したばかりの演劇部のグループLINEでスタッフ募集を出すことになりました。本当に変な奴だよなぁと今でもしみじみ思います。

2023年6月、中学生の演劇の大会が終わってから、僕は昨日から隙だらけの2度目の単独ライブをやりました。演劇部の同回生・先輩、お笑いサークルの副代表、僕の保育園のころからの大親友がスタッフで入ってくれました。

このライブの後、僕たちはお互いのすれ違いに気づくことになり、解散ということになりました。

そして、僕は大学の演劇部と、自身の設立したお笑いサークルを中心に舞台での活動を始めました。
お笑いサークルでは9月に自由バンドさん主催の24時間舞台に15分だけですが、出演させていただきました。11月には学園祭ライブで1時間ネタ披露をしました。
演劇部では10月に新人公演『泡の海に沈むドライフラワー』に出演させていただきました。どこか屈折した、自身と被る部分もあるブルーという役を演じました。普段は言えない感情があふれてしまう瞬間があり、そこを丁寧に演じました。
2024年2月の新人公演には広報という形でかかわらせてもらいました。
あと、ほんのちょっぴり、京都学生演劇祭の一日だけスタッフをさせてもらいました。本当に有り難うございました…。

そして、2024年3月、僕はとある舞台に出演します。
演劇企画schaft『カルチャ』にてアンサンブル役者をさせて頂くことになりました。僕は当時たしか役者になることないやろなぁと思って第1希望で役者、たぶんどこかほかの部署では拾ってもらえるだろうと思い、応募しました。ところがどっこい(使い方あってる?)、主催の方に「役者(アンサンブル)でお願いします」と言われてビックリ。
とにもかくにも、僕にとっては学びになった公演です。思うように動けない、けれど、動きたい―。そして、いろんな人の熱を感じた経験でした。

3月に、僕は劇ひなの夏季公演の役職募集で、何をやりたいだろうと思い、迷い、役者と照明の希望を出しました。
結果的に役者をやらせてもらえることになりました。

回想、F.O.です(笑)。

僕にとっては、音響照明の裏方で始まった、もっといえばお笑いから始まった舞台人生、と言ったらなんだか壮大でおこがましいけれど、そんな生活。
役者をやることは当時考えてもいなかったなぁって。けれど、僕は大好きな先輩、同回、後輩と一緒にあたためてきた、2024年度夏季公演『伏見のジュリエット』で役者をやる、ロミオをやります。

いつも、同じようにチャンスは巡ってこない。うん、わかってるよ。
今回、役者としてロミオに出会ったのも、一期一会とかいうダサダサのダサな言い方さえも似合ってしまうような、そんな運命なのかもしれないなぁってつい思っちゃいます。

僕が役者をこれからやることがあるのかどうか、正直分からない…。
たしかに新人公演も、本公演も立ちたい気持ちはあるんですよね。でも、僕はたいせつにしたいものがあまりにも多すぎるんです。
原点回帰、するなら僕は、ブレブレな軸をたどってきてはいるけれど、音響照明に戻ってきちゃうのかもしれないです。
実はやったことのない劇団ひなたぼっこでの音響と照明もやってみたい気持ちもあるし、実は大道具にも興味があったりする…。新人公演役職希望迷っちゃいますね…。

抱える思いがあふれてきつくなっちゃう、なんか全部背負っちゃう癖があるんですよね。中学生気分の抜けない不良漫画のカシラがやりがちな、全部背負おうと思っちゃう。だから、全部こうやって吐き出す場所が欲しかった。

そして、一期一会のロミオ、そして役者をする自分にもう出会えないかもしれない、そんなことを考えた時に、書きたい、そう思ったんです。


不定期に、次更新するのは公演後になるかも?いやそれは嫌かも…とか思いつつ、ぼちぼち更新していこうと思います。
今の僕に出会えるのは未来じゃここだけだ、って認知の歪み的なことはあるかもだけど、難しいことを考えるのをやめて、書き残していきたいなって思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?