ミュージシャンで『MC不得意はもったいない!』
自分がメインのLIVEでしゃべらないの?
イベント司会をずっとしていた私は、たまに「MCの仕方を教えて」と言われる事がある。
特にミュージシャンの方で、
「自分メインのライブで話すのが自信が無い」
と、言う方から聞かれることが多い。
そんな方が、最終的に考えるのは
「音に自信があれば、MCなんていらない」
本当にそうだろうか?
ある程度名が知れて、そのキャラクターが確立されていれば、それで良いかもしれない。
でも、大多数の方は、その雰囲気のキャラクター作りは難しいのではと思う。
それならば、自分を知ってもらうようなMCを入れた方が、ファンが増えるのではないか。
寡黙な人で売り出すのでなければ、音楽だけでなく、ちゃんと自分を伝える事がLIVE内で必要とお話ししている。
じゃあ、何を話したら良いの?
MCの苦手な人が陥りがちなのは、ひたすら曲の案内をすること。
オリジナル曲ならばそれは必要だが、既存の曲、特にお客様も調べれば分かるような内容を、時間を使って話をする。
これは、本当にもったいない!
クラッシックのLIVEで、
「次の曲は~~~(曲名)です」
「この曲は~~~(作曲家)が~~~(エピソード)した曲です」
といった内容のMCが繰り返されるのを、私は
『中学校吹奏楽部定期演奏会MC』
と呼んでいる。
こういったMCを考えていたら、いちど自分が観客となったつもりで読んでもらいたい。
誰かに読んでもらい、聞くのも良いだろう。
これが、約2時間のLIVEで繰り返されるのだと思うと、いかがなものか…
『中学校吹奏楽部定期演奏会MC』の脱却
それならば、自分の音楽への想いや、このLIVEを開催までのエピソード、お客様へのメッセージを話した方が有意義ではないだろうか。
お客様はプレーヤーへの想いに触れて、奏でた音楽と共に、その音楽を奏でた人に興味を抱くきっかけとなり、応援をしていきたくなる。
せっかく、お客様が来てくださったのに、自分のアピールでは無く、曲のアピールをするなど、もったいないことはない。
今まで自分のMCが、曲紹介メインだったと思う人は、いちど自分のMC内容を見返してみるといいだろう。
MCが変わるだけで、お客さんの関心が変わる
実はMC指導をさせていただき、MC内容が変わったことで、LIVE評価が上がり、
「また、演奏してよ」
と、お店から声を掛けられるようになった人がいます。
もちろん、その他しゃべり方などの細かい指導をしているが、大きな改善点でもあった、MC内容を修正したことで、聞いている人も和やかな雰囲気で、過ごせたのではと評価している。
苦手と思うMC、実はそれほど難しくはない
苦手と思うのは、上手くしゃべろうとするから。
これは、何にでも言えることかもしれない。
まあ、これについては、また機会を見つけて書こうと思う。
まずは、しゃべろうと思う内容を見直してみる。
意外とそれだけで、「楽に話せる!」と感じるようになると思う。
試してみて欲しい。
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