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FB 10枚レコード7枚目

今日はクラシック
コダーイ 無伴奏チェロソナタ by ヤーノシュ・シュタルケル

60年代にバッハの再評価、というのがあったらしい。個人的には swingle singers(ダバダバコーラス)や、ジャック・ルーシエ・トリオなんかでジャズっぽいバッハには親しみがあった。ロックでもプロコル・ハルムがバッハを流用していた。大学の頃、廉価版のレコードというのがあって古いSPから集めたLPが1000円だったかであった。チェロの音色が好きで、バッハの無伴奏チェロソナタを買ったのだが、一緒にあったこのコダーイの曲には驚いた。この録音は、「松ヤニの飛び散る音が聞こえる」という評があるほどの生々しい録音。録音エンジニアは作曲家バルトークの二男。SPだけど、多分電磁録音のハシリだったと思う。その暴力的とも思える音は、その頃聞いていたツェッペリンよりすごい、と感じたモノです。もう一度聴いてみたいが、何故かCD化はされなかったようで、マニアがSPからCD-Rに焼いたようなモノが裏で出回ってるみたい。


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