味覚「甘味」を現代は鍛えすぎている.

 2019年に私と父(三芳野 店主)はセルフケアーの勉強、資格をとりました.

その時はコロナのニュースが出る前のタイミングでした、知人の案内もあり以前から健康オタクだった私と父は素直に知りたい、覚えたいという気持ちで参加しました。
座学と実技を朝から夕方まで2~3日間行うコースでした.
 覚えることが多すぎて全てを理解することは出来ません、主催者側もそのつもりで実践(自身で施術)で学ぶよう進めます.
 言葉で説明できる部分はファイルリングし必要な時に確認出来るよう資料をまとめてくれています。


 私は10代の頃からヨガや整体、アーユルベーダ、ビーガンなどについて本を読み漁っては実践を繰り返しています.
20代は約10年間ビーガンになろうと思って生活していたので、家族からはだいぶ心配してもらいました.
 セルフケアーの知識が増える事も私には自然な流れだったと思います.


 セルフケアーを始めて強く感じるのは「体は繋がっている」という事です.
 施術方法で教えてもらった内容にこんなのがありました.
 
 講師「肩が痛いときによく肩を揉んでいる人がいらっしゃいますが、それは改善しません、揉むと筋肉の繊維が壊れるので次の日に揉み返しがきてしまいます.」

と言われ、肩ではないところの施術を行っていました.
 肩の痛みを話す患者の姿勢を見たり、顔の左右のズレ、時には歯の並びを診ている様子がありました.
 姿勢でどこに委縮があるのか、
 顔で内臓のズレなどを語っていたり、
 歯並びでその人に合う食事を話していたり..
講師「犬歯が発達している人は肉食に適していて、日本人の大半は穀物に適した歯並びなんだ」
とか..
 ちょっと不思議ですし、面白い思考だし、体の様々な面を話してくれます.


どうやら体は絶妙なバランスで維持しているようです.
どんなに暴飲暴食しても数時間後には動けるように意識を働かせてくれています.
 内臓が疲弊していても痛みを感じさせないよう脳に届く物質を出してくれている気がします.
 自分の体なのにわからない事だらけなのでこれからも知る楽しみを増やしていこうと思っております.


前置きが長くなりましたが、私が体の事を20年以上勉強し続け、和菓子屋に20年以上携わり感じた仮説は、

「みんな甘味を鍛えすぎている」

という事です.

遺伝子組み換えで苦みを抑えた野菜、
糖度をどんどん追った果物、

日保ちするよう、添加物と砂糖を増やし、
噛まなくてもおいしいように油と砂糖を増やし..

「甘ければいいと思って」という20年前にボッソっ
と言った父の言葉を最近思い出します.

甘み以外のおいしさを考えて和菓子作りをしたいと感じます.

そんな父も最近がんを摘出し、仕事を続けています.
最近の好きなYouTuberは よしりん です.
興味のある方は検索してみてください.

そして私達が学んでいるセルフケアーは 錬堂塾 です.
こちらも様々な形で講習をしていますので検索してみて下さい.

この note は思ったままに投稿しましたので、読みにくくなりました.
後で文章を修正しようと思っています.

上野広報担当 (くにたち 三芳野)


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