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#15 流れ弾~2021年 さいたま31日

櫻坂46の1st TOURなのだが、30日だけでなく、実は31日もチケットが当たっちゃったんです。

この日は配信があったし、席も30日もほぼ同じようなブロックだったので、行くか行かないか迷ったんだけど、ツアー千秋楽となると話が違う。
もしかしたらサプライズがあるかも分からないしね。

まぁ、結局、行ったのだけども、セトリも演出も同じで(あたりまえか)、Wアンコールも無しだった。
(最後に少しだけ上下の観客に手を振りにくる挨拶があったが)
特報でアニラの発表があり、アンコールのMCで卒業するあかねんとぺーの挨拶もあったが、その他は30日と変わらずなので、この記事ではセトリは記載するだけに留め、別の事を書く。

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【セトリ】※カッコ内はセンター

~影ナレ~
菅井、土生、齋藤

1.OVERTURE
2.Dead end(森田)
3.Plastic regret(藤吉)
4.半信半疑(山﨑)
5.Microscope(藤吉)
6.君と僕の洗濯物(森田)
7.偶然の答え(藤吉)
8.ブルームーンキッス(森田)
9.最終の地下鉄に乗って(森田)
10.思ったよりも寂しくない(山﨑)
11.それが愛なのね(山﨑)
12.ソニア(小池)
13.Nobody's  fault(森田)
14.なぜ 恋をしてこなかったのだろう(藤吉)
15.Buddies(山﨑)
16.BAN(森田)
17.流れ弾(田村)

~アンコール~

18.無言の宇宙(理佐)
19.櫻坂の詩

※MC、VTR、ダンストラックは省きました。

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クニラは、今回の櫻坂の全国ツアーに3回、日向坂の全国ツアーに3回、計6公演観に行ったのだが、その中で、櫻坂の30日の公演が1番良かったと思った。

櫻坂と日向坂のライブを比べるのは良くないし、あまり意味が無い事でもあるのだが、同じアイドルグループのライブと言う事での比較としますので、そこはご容赦下さい。

まず、「ライブが良かった」と書いたが、あまりにも曖昧な表現なので、定義付けする。

なにをもってライブを観て「良い」と定義するのかは、人それぞれなので、ここは、あくまでクニラの主観である。
もちろんアイドルグループのライブに限ってだ。

クニラが定義するライブの「良さ」とは、即ち「満足感」だ。
そのライブを観て、どのくらい満足したかである。

ただし、「満足感」にも、トータル的な「満足感」と個別の「満足感」がある。
個別の満足感とは即ち「サプライズ」であったり、良い意味での「アクシデント」であったりする訳だが、クニラが言いたいのは、トータル的な「満足感」の方だ。

例えば、個別の「満足感」が満たされなかったとしても、ライブが終わった後に「満足感」を感じる事が稀にある。それこそが「良いライブ」なのだ。
言い換えれは「満腹感」とでも言おうか。

そのトータルとしての満足感を満たす要件は以下のとおりだ。

①セトリ。
とどのつまり、ライブの盛り上がりはセトリで決まる。
MCやVTRの入れ方も含めてだ。

故にサプライズ的なセトリではなく、オーソドックスなセトリであっても満足感は満たされる。

②座席。
ライブは観戦する座席にも左右される。
アリーナ最前列ばかりが良い席でもないが、それでも個別の満足感は高いし、会場全体を俯瞰で観れる座席もシンプルにライブを楽しめるので満足感は高い。

③背景。
そのライブにどのような道程があったのか等、所謂、バックボーン的なニュアンスなのだが、要は、そのライブの「地熱」と言っても良い。
なにより出演者の熱(気合い)が違う。
例えば「卒業ライブ」とか「初ライブ」とかになる。

もちろん全ての条件を観たさなくても、トータル的な満足感を得る事は出来るかが、全て満たしていれば確実に満足感は得られる。

出演者のパフォーマンスは要件に入らないのか?
パフォーマンスが良いと言うのは大前提であり、また、パフォーマンスの良し悪しを論じた場合、パフォーマンスが良い事に対しての定義付けも必要となる事から、敢えて省いた。
それに、今まで極端にパフォーマンスが悪いライブは観た事もない。
なぜなら観に行きたくて観に行っているのだから。
本来ならばライブに行けただけで満足なのだ。
(身も蓋もないない)

クニラは今まで坂組のライブを何10回と観てきたが、トータルの満足感を満たしたライブは3回しかない。

1.「ひらがなけやき」の武道館3DAYS。
これは、座席も観易かったし、なによりライブの背景が凄く、メンバーの気合い乗りが段違いだった。

2.欅坂46の東京ドーム公演の初日。
座席はアリーナで、決して観易くはなかったが、とにかく背景もあり、セトリも良かった。
なによりアンコールの「不協和音」で完全スワションさせられた。

3.DASADAのファッションショー&ライブ。
これはセトリが抜群だった。
クニラが観たライブの中で1番だ。
懐かしい曲でもスワションしたが、最後の追い込みが凄い。
正直、「まだやるのか!」と嬉しいギブをしたぐらいだ。

一応、最後のセトリを書いておく。
10.ジョイフルラブ
11.誰よりも高く跳べ!
12.ノーオーインザフューチャー
MC
13.ドレミソラシド
14.キュン
15.キツネ
MC
16.ソンナコトナイヨ

確かMCも短めで、一気に披露した記憶がある。

ライブが終わった後の、ここまでの「満足感」は、今まで感じた事がなかった。
これで小坂が出ていたら相当ヤバかったと思う。
もう当分ライブに行かなくても良いやと思った。
まぁ、次の日も行ったのだけど(笑)

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本題に戻そう。
冒頭で、櫻坂と日向坂の全国ツアーで、30日の櫻坂のライブが1番良かったと書いた。
「良かった」とはトータルで「満足感」が高かったと言う事。

まず、櫻坂だけで比較すると、埼玉の30日と31日は、セトリも同じだし、席もほぼ同じ席だったので、初見の差で30日に軍配が上がる。

次に埼玉30日と小倉を比較すると、小倉は、あまりにもドブ席であり、また、シングルリリース前である事を考えれば断然埼玉の30日が上であった。

今度は日向坂3会場を比較すると、これは13日の東京初日が1番であった。
なんてったって神席だったもので。
セトリ的には3会場ともユニット曲に変化があったのだが、クニラの推しである渡邉美穂率いる(笑)カラーチャートの「あくびletter」や1期生楽曲の「どうする?どうする?どうする?」を聴けたので13日が1番だった。

さて、最後に櫻坂の埼玉30日と日向坂の東京13日の比較となる。
結果は櫻坂の埼玉30日に軍配が上がる。

理由は以下のとおりである。

①声援禁止のライブであった事。
櫻坂は今まで声援有りのライブをした事がない。
櫻坂の楽曲はコールすら決まってないのであり、今回のツアーでサイリウムの色が決まったばかり。
故に今回の声援禁止のライブがスタンダードであり、ひとまずの完成形なのだ。

それに対して日向坂は、今まで声援有りのライブをしてきたのだから、今回のライブが不完全であり、物足りなさを感じるのは当然なのだ。
もし、声援有りのライブだったのなら、結果は違ったものとなったであろう。

②楽曲の数。
楽曲の数の差は大きい。
櫻坂は3枚目シングルまでの曲を全て披露して、ようやくセトリが組める。

要するにセトリの当たり外れが無いのだ。
それに対して日向坂は、楽曲が多く、このようなツアーでは特に新しい曲を多めに披露するため、セトリの当たり外れが出る。
これは、今回の日向坂のセトリが悪かった訳ではなく、例えば「ホントの時間」を聴きたいが、今回のツアーでは披露する可能性が低くいと言う事。
櫻坂も楽曲が増えれば、そのうち披露しない曲も増えるのだ。

③演出。
2組のスタンスの違いとでも言おうか。
欅坂46から2組に別れてから、日向坂はエンターテイメント路線に、櫻坂はアーティスティック路線に方向性があるため、日向坂のライブは楽曲とは違う企画が多いのに対して、櫻坂はシンプルに楽曲だけを披露していた。
MCパートも少なめ、衣装替えも少なめだったし。櫻坂は、それだけシンプルなライブ構成になっており、純粋に披露楽曲に集中出来たのだ。

まとめると、櫻坂は現時点での完成形の披露したのであるが故、それだけ観る側(クニラの)の満足感も高かったと言う事だろう。

次の1周年アニラこそが櫻坂の試金石となる。
何故なら披露する楽曲は同じなのだから。

おわり。

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