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OM SYSTEM 90mmマクロ使用レポ!

そうそう、これこれこの感じ!

フィルム時代から200mmクラスの望遠マクロをメインに使っていた身としては、久々にあの頃のワクワク感が戻ってきて嬉しい!(´∀`)

そう、待ちに待った望遠マクロ、OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO発売!(名前長っ!)
ようやく少し時間が取れたので、玄関前の鉢植えでちょろっとテスト撮影(笑)


望遠マクロならではの大きくとろけるようなボケ感。めっちゃ気持ちいい~♪
この感覚は他のレンズでは味わえない楽しさだ(^^)

もちろん焦点距離としてはあくまで90mmなのでフルサイズの180mmマクロと全く同じではないけど、ミラーレス機を使うようになってからずっと物足りなく思っていた部分がようやく埋まりそう。


箱が黒い化粧箱じゃなくなった。。。


左から60mmマクロ、90mmマクロ、タムロン90mmマクロ(ニコンFマウント)

60mmマクロとフルサイズ用90mmマクロ(ニコンマウントのタムキュー)との大きさ比較。
ぱっと見、OMの90mmマクロでかっ!って思うけど、細身でスレンダーなのでそれほど大きさは感じない。
重さも453gなのでタムキューより軽くて、望遠マクロと考えたら驚異的なコンパクトさ!

撮影倍率はレンズ単体で4倍。
ただし2倍以上の倍率で撮るときは「S-MACRO」モードに切り替えが必要なのと、実効F値が大きくなって暗くなるのでシャッタースピードが遅くなるのは要注意。
ISO感度を上げ目にして対応しないと。


ミニー(?)ちゃんをクローズアップ撮影してみた。


左が通常のマクロ撮影(撮影倍率約2倍)、右が「S-MACRO」設定時(撮影倍率約4倍)

個人的には大きく写すこと自体にさほど重きを置いてないので、S-MACROを使う機会はそれほど多くないかも。
とは言え「もう少し大きく写したい」と感じる場面もあるので、そんな時にエクステンションチューブなしで単体で倍率を上げられるのは大きい。

今回は1.4倍のテレコンをセットで購入。
テレコンを併用することでさらに撮影倍率をアップさせることができるけど、個人的にはその用途で使うことはあまりないかな。
それより焦点距離を少し伸ばしてさらなる望遠マクロとして使用したい。


ちなみに今回の作品はすべて絞り開放にて撮影。

このレンズが発表されてから「被写界深度が浅いのでピントを合わせるためにどこまで絞るか?」という話題をよく見るようになったけど。。。
もちろん絞りは開放一択!(笑)
だって僕としては、「どこまでピントが合っているか」より、「どれだけボケるか」が大事だもん。

それから「開放F値3.5は暗い!なぜ2.8(あるいは2)じゃないんだ!」という話ももよく聞く。
でも、そもそも望遠マクロってF3.5やF4が普通だったから、何の違和感もなし。
ボケに関してもF3.5だからボケないなんてことはないし、特に近接撮影での大きなボケでは全く問題ない。

いよいよ暖かくなっていろんな花が咲き始める時期。
このマクロでの花撮影三昧が楽しみ!(^^)

マクロ大好き「クニさん」/足元の小さな世界で命を輝かせている花や虫たちの姿に心踊らせ、癒され、幸せを感じる日々/写真家/花マクロ/ブログ『マクロダイスキ!』/日本写真講師協会認定フォトインストラクター/「クニさんの花マクロ写真塾」主宰/https://kuni-hiro.com/