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M210という産業用ドローン

ども!佐々木です。

先日産業用機体のM210という機体を飛行させました。この機体は、おそらく市販されている機体でもっとも優秀な機体なのは間違いないです。※今日の話はマニアックですので、産業用ドローンに興味が無い人はスルーください。

何が優秀かというと、ポイントは以下です。

・ペイロード1.57kg
・飛行時間38分
・上向きカメラ装着
・下のカメラは二台同時に装着
・-20度から45度の環境でも飛行

さすが産業用です。個人的にやばいと思うのはやはり2台のカメラを装着できる点です。どんなカメラかというと一つはズームカメラ。もう一つは赤外線カメラです。この二つが同時に装着できるとなると可能性の幅がグンと広がります。

まずズームカメラはどういったものかというと、Zenmuse Z30というカメラです。このカメラは光学ズーム30倍、デジタルズームが6倍。総合倍率最大180倍というバケモノ級のカメラです。このカメラがあれば、ドローンを対象に近づけなくても遠くから撮影が可能です。

例えば風力発電の調査などはもってこいです。風力発電はドローンを近づけると危険です。大きなブレードもそうですし、何より近くは強風です。そういったことも踏まえて、遠くから撮影できると安全です。

また消防にも役立ちます。わざわざ火に近づかなくても遠くから状況を把握できます。

そしてもう一つのカメラはZENMUSE XT2こちらもものすごいカメラです。これは赤外線カメラと4Kカメラが一つになってます。赤外線カメラは熱を感知できますので、ソーラーパネルの点検や建物のひび割れ検査、農業の生育調査から遭難者の救出まで可能です。

上記の二つのカメラを搭載できると、180倍ズームができ、赤外線カメラで熱の検知も可能。当然4Kカメラで通常の映像も撮影できます。

個人的には一家に一台あれば本当に役立つドローンだなと思います。値段は圧倒的に高いですが、その分優秀なドローンです。

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